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2026年10月31日追記:2160p(4K)・30fpsを新しく実再生。前日の1080p試験は記事後半に測定日を分けて残した。
Rakuten WiFi Pocket 5GでYouTubeは見られるのか。10月30日の1080pでは約180秒で再生位置が178.54秒まで進んだ。一方、10月31日の4K追試では180.10秒の観測で再生位置が87.98秒にとどまり、複数の記録点で進行が止まっていた。今回は、4Kを滑らかに視聴できたとは評価しない。
同じNASAの動画を使ったが、日時、先読み量、コーデックが違う。これを解像度だけの比較や、楽天回線全体の性能差と結論することはできない。以下の4K追試は、このWindows PCと2.4GHz接続で新しく測定した結果だ。
2026年10月31日:YouTubeの4K・30fpsを約3分観測
観測窓:11:33:43〜11:36:43(日本時間)/楽天最強プラン/Rakuten WiFi Pocket 5G/Chrome/2.4GHz
NASA Goddardの「Tour of the Moon in 4K」を、画質メニューで2160pに指定し、先頭へ戻して1倍速で再生した。動画の題名だけでなく、詳細統計情報のCurrent / Optimal Resと動画要素の解像度を照合した。16記録すべてが3840×2160・30fpsだった。
| 確認項目 | 10月31日の4K追試 |
|---|---|
| 観測窓/記録数 | 180.10秒/16点 |
| 3840×2160・30fpsの記録 | 16/16点 |
| 開始前の先読み表示 | 9.57秒 |
| 終了時の再生位置 | 87.98秒 |
| バッファー表示0秒の記録 | 8/16点 |
| バッファー表示の最小〜最大 | 0.00〜9.57秒 |
| 終了時のバッファー表示 | 0.55秒 |
| ドロップ数/Frames表示の増分 | 275/2637 |
観測中の記録はすべて、動画要素のpausedがfalseで、endedもfalseだった。途中で一時停止や早送りはしていない。終了時の再生位置は観測窓の約半分だったが、その差の約92秒をすべて通信停止時間とする計測ではない。操作から再生開始までの時間、フレーム処理、記録時刻等も関わる。
再生位置が同じままの記録と、読み込み余裕の低下
| 観測開始から | 再生位置 | バッファー表示 | readyState | ドロップ累計 |
|---|---|---|---|---|
| 0.95秒 | 0.24秒 | 9.57秒 | 4 | 0フレーム |
| 45.15秒 | 39.40秒 | 0.00秒 | 2 | 4フレーム |
| 53.23秒 | 39.40秒 | 0.00秒 | 2 | 4フレーム |
| 101.94秒 | 57.84秒 | 0.00秒 | 2 | 91フレーム |
| 134.35秒 | 69.42秒 | 0.00秒 | 2 | 168フレーム |
| 180.10秒 | 87.98秒 | 0.55秒 | 4 | 275フレーム |
例えば45.15秒と53.23秒の記録では、再生位置がどちらも39.40秒だった。118.21秒、126.29秒、134.36秒の記録でも再生位置が69.42秒のままだった。バッファー0秒の8記録はいずれもreadyStateが2で、現在位置のデータはあるものの、先へ再生するためのデータが十分でない状態に相当する。MDN:動画要素のreadyState
これは約6.9〜30.7秒間隔の標本記録で、waitingやplayingイベントを連続取得したログではない。停止の発生回数や正確な停止時間を数え切ったものではなく、記録点の間で何が起きたかには限界がある。
解像度が4Kでも、快適に流れたとは限らない
今回、3840×2160の受信映像は確認できたが、再生の進行に大きな遅れとデータ不足の記録があった。ドロップフレームも増えている。ただし、ドロップ数をWi-Fiの切断回数やパケット損失率に換算せず、回線、配信経路、ブラウザー、PCのデコード処理のどれがどの程度影響したかは特定していない。
YouTubeの公式ヘルプは、4Kに持続的な20Mbps、1080pに5Mbpsをおおよその推奨値として示す。今回のConnection Speed表示は5782〜14734Kbpsだったが、これはプレーヤーに表示された推定値で、別サーバーへの速度テストとは条件が違う。この表示だけで原因を断定しない。YouTube公式:解像度別の目安と再生トラブル
4K追試の条件と、測っていない通信量
Windows 11 Pro、Intel Dual Band Wireless-AC 8265、2.4GHz・802.11n・チャネル6で実施した。開始前のリンク速度は144.4Mbps、信号表示98%、RSSIは−32dBm。開始前と終了後に同じ楽天ルーターへの接続と、IPv4・IPv6の既定経路がWi-Fiであることを確認した。携帯回線側の4G・5Gは未確認だ。
準備中は自動の480pで約8秒再生されてから一時停止し、2160pを選択して先頭へ戻した。キャッシュは消去していない。開始前には9.57秒分の先読みがあり、初回アクセス直後の起動時間を評価した試験ではない。音声はミュート、映像はVP9・音声はOpusで、表示領域は853×480だった。4Kの映像を受信したことと、4Kディスプレイへ等倍表示したことも区別する。
再生中の16記録の最後は180.10秒時点で採取し、その後に動画を一時停止した。動画本体の取得byte数や総回線使用量は分離計測していない。詳細統計のNetwork Activityは累積通信量として扱わず、表示の合計や先読み秒数からMBへ換算していない。
単一動画・単回で、長時間視聴、4K60、HDR、ライブ、他のコーデック、他のPC、5GHzやUSB接続は未検証。背景通信や他端末は統制していない。前日の1080pはAV1・開始時20秒先読みだったため、今回のVP9・9.57秒先読みの結果との違いを、解像度だけに帰属させることもできない。
4K追試でよくある質問
4Kの画質を選べたら視聴できたと言ってよい?
画質の指定と、滑らかに再生できたことは別に確認したい。今回は実際の3840×2160を16記録で確認したが、再生位置が進まない記録やバッファー0秒の記録があり、滑らかだったとは評価しない。
87.98秒しか進まなかった原因は楽天回線?
原因を回線だけに特定していない。データ不足とドロップ表示を記録したが、配信経路、PCの処理、ブラウザー等を切り分ける比較試験は実施していない。
2026年10月30日:1080p・30fpsの実測記録
以下は前日に行った1080p試験の記録だ。「今回」と書かれた条件や未検証の範囲は10月30日の試験についての説明として読み分けてほしい。4Kの新しい結果は上の追試節に掲載した。

新規実測:2026年10月30日 17:14〜17:17(日本時間)/楽天最強プラン/Rakuten WiFi Pocket 5G/Windows PC・2.4GHz/YouTube実再生
Rakuten WiFi Pocket 5GでYouTubeの1080p動画は見られるのか。今回は回線速度から推測するだけでなく、Chromeの動画プレーヤーで1080pを指定し、180秒の観測窓で実際に再生した。再生中の27記録はすべて1920×1080・30fpsを維持し、180.14秒時点の再生位置は178.54秒、バッファー表示は83.23秒だった。
ただし、開始時に20秒分を先読みした条件で、単一動画・単回の観測だ。記録点の間隔は一定ではなく、短い停止をすべて数えた試験ではない。4Kや1080p60、ライブ配信が同様に視聴できると保証する結果でもない。
ネット上の疑問:楽天Wi-FiでYouTubeが見られないことはある?
Yahoo!知恵袋には、楽天モバイルのポケットWi-Fiで接続が不安定になり、YouTubeをまともに視聴できないという相談がある。2023年の投稿で、今回のRakuten WiFi Pocket 5Gと同じ機種の不具合として扱うことはできない。本記事は「動画を実際に再生するとどうなるか」という疑問を、現在のこのPCと接続で確かめるものだ。相談の原文(Yahoo!知恵袋)
投稿者の障害を再現・解決した試験ではない。速度テスト、動画プレーヤーの画質表示、先読みの余裕を区別して記録した。
YouTube公式の1080p推奨速度は5Mbpsが目安
YouTubeの公式ヘルプは、1080pに持続的な5Mbps、720pに2.5Mbps、4Kに20Mbpsをおおよその目安として示している。ただし、これは今回の回線の測定値でも、快適さを必ず保証する境界でもない。公式ヘルプは、再生状況の確認に統計情報を使う方法も案内している。YouTube公式ヘルプ
今回は動画の画質を手動で1080pに指定し、プレーヤーの詳細統計情報と再生位置を確認した。画質設定の名前だけでなく、実際の「Current / Optimal Res」と動画の解像度が1920×1080になっていることを27記録すべてで確かめた。
180秒の観測で確認できたこと
| 確認項目 | 今回の実測 |
|---|---|
| 観測窓 | 180.14秒 |
| 再生中の記録 | 27点 |
| 1920×1080・30fpsの記録 | 27/27点 |
| 開始時の先読み表示 | 20.00秒 |
| 終了時の再生位置 | 178.54秒 |
| バッファー表示の最小〜最大 | 15.22〜83.63秒 |
| 終了時のバッファー表示 | 83.23秒 |
| ドロップ数/Frames表示の増分 | 10/5358(約0.19%) |
観測点では再生位置が前進し、バッファー表示が0秒になる記録はなかった。映像の読み込みに余裕がある記録が続いた一方、ドロップフレームの増分は10だった。これをWi-Fiのパケット損失率に換算したり、回線だけが原因だと判断したりはしていない。
観測窓180.14秒と再生位置178.54秒の差には、再生操作から進行開始までの時間や記録タイミングが含まれる。この差をすべてバッファリングによる停止時間として扱うことはできない。
再生位置とバッファーの推移
27記録から代表的な6点を抜粋した。時刻は目標の30秒刻みに丸めず、実際に記録した経過時間を示している。
| 観測開始から | 再生位置 | バッファー表示 | ドロップ累計 |
|---|---|---|---|
| 0.96秒 | 0.03秒 | 20.00秒 | 0フレーム |
| 26.07秒 | 25.03秒 | 37.49秒 | 0フレーム |
| 58.99秒 | 57.84秒 | 79.27秒 | 2フレーム |
| 90.51秒 | 89.23秒 | 81.01秒 | 2フレーム |
| 120.93秒 | 119.53秒 | 76.83秒 | 3フレーム |
| 180.14秒 | 178.54秒 | 83.23秒 | 10フレーム |
記録間隔は約4.6〜26.4秒で、連続したイベント記録ではない。記録点の間で起きた短い読み込み停止や画質変化を完全に捕捉したものではなく、「一度も停止しなかった」とまでは結論しない。
開始時の先読みとコーデックも結果の条件
測定動画はNASA Goddardの「Tour of the Moon in 4K」。題名には4Kとあるが、今回選択した画質は1080pで、4K再生の試験ではない。準備中に画質を指定して先頭へ戻し、開始時点では20秒分が先読みされていた。キャッシュの消去は行っておらず、初めて開いてすぐ再生できるまでの起動時間は評価していない。
表示された映像コーデックはAV1、音声はOpus。再生速度は標準の1倍で、音声はミュートしたため音質や音切れを評価していない。開始時のプレーヤー表示領域は853×480で、受信映像の1920×1080とは別だ。別の動画、コーデック、PCの処理能力でも同じ挙動になるとは限らない。
「Connection Speed」の記録値は2763〜5946Kbpsだったが、ここではYouTubeプレーヤーに表示された値として記録した。別サーバーへの速度テストのMbpsと同じ試験条件ではなく、この数値だけを1080pが必ず再生できる最低速度とすることはできない。
自分のPCで画質と詳細統計情報を確認する方法
PC版YouTubeで設定を開き、画質から1080pを選択する。次に動画プレーヤーを右クリックし、「詳細統計情報」を選ぶと、現在の解像度やフレームの表示を確認できる。画質の指定と実際の受信映像が一致しているかを確かめるのがポイントだ。詳細統計情報のYouTube公式手順
今回のように、開始時の先読み量、観測した長さ、動画名、指定した画質を一緒に記録すると比較しやすい。自動設定では画質が変わる場合があるため、単に動画が流れたことと1080pで流れたことを区別したい。
今回の測定環境と検証していないこと
Windows 11 ProとChrome、Intel Dual Band Wireless-AC 8265を使用。Wi-Fiは2.4GHz・802.11n・チャネル6、リンク速度144.4Mbps。開始時の電波表示は97%、RSSIは-34dBmだった。開始・終了時に同じルーターへの接続と、IPv4・IPv6の既定経路がWi-Fiであることを確認した。携帯回線側の4G・5Gの利用状態は未確認だ。
動画1本に対して約180秒を1回観測した。一定MBのダウンロード試験ではなく、動画本体の取得byte数や回線使用量は分離計測していない。先読みされた時間から通信量をMB換算することもしていない。PCの他の通信、同じルーターに接続する他端末、ブラウザー拡張機能の有無は統制していない。
この結果から分かるのは、この条件で1080p・30fpsの再生が進んだことだ。10月30日の試験時点では、4K、1080p60、ライブ、広告を含む起動時間、1時間以上の連続視聴、複数台での同時視聴、USB・5GHzとの比較は未検証だった。4Kについては10月31日に追加試験を行い、本記事の前半へ追記した。以前の記事の速度値を今回の新しい実測として使用していない。
YouTube視聴に関するよくある質問
Rakuten WiFi Pocket 5Gで1080pは見られた?
今回のWindows PCと2.4GHz接続では、再生中の27記録すべてが1920×1080・30fpsだった。開始時20秒の先読みがある単回の試験で、全環境への保証ではない。
4K動画の題名なら4K再生を確認したことになる?
ならない。今回は設定と実際の解像度を1080pで確認した。10月30日の試験では4Kは未検証だった。10月31日の4K追試は記事前半に掲載した。
ドロップフレームが10ならWi-Fiが10回切れた?
そうは判断していない。記録したのはプレーヤーのフレーム表示で、通信切断回数やパケット損失回数とは別に扱っている。
関連する実測レビュー
受信・送信速度と負荷時PingはRakuten WiFi Pocket 5G実測レビュー、名前解決はDNS比較実測、分割禁止パケットはMTUのサイズ別実測に掲載した。日時と測定対象が異なるため、単純な数値比較はしていない。


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