「今年の年賀状、宛名はパソコンのフォントでいいかな……」と迷っているなら、ぜひエプソンプリンターに標準搭載されている「EPSON 行書体M」を使ってみてください。
筆を執るのが億劫な時、私たちはついつい無難な楷書体を選びがちですが、それでは少し事務的な印象を与えてしまうことも。かといって、崩しすぎた草書体では郵便屋さんが住所を読み取れず、届くのが遅れるリスクもあります。そんな「礼儀」と「読みやすさ」の絶妙な境界線にあるのが、この行書体Mです。
筆致の美しさに驚いた!実体験レビュー
私が初めてEPSON 行書体Mを年賀状の宛名に使った時、一番に感じたのは「画面で見るより、印刷した時の方がずっと手書きに近い」という点でした。
多くのフリーフォントは、拡大すると線の端がパキッとしすぎていて、いかにも「デジタルです」という顔をしています。しかし、このフォントはカラリオシリーズなどのインクジェット特性を熟知したエプソンが開発しているだけあって、インクの絶妙な「乗り」が計算されています。
ハネの終わりに宿るわずかな溜めや、次の文字へ向かう勢いを感じさせる気脈。これらが、写真用紙 光沢ではなく、あえて年賀はがきのような少しザラついた紙に印刷された時、まるで墨で書いたような温かみとして立ち上がってくるのです。
他のフォントと何が違う?実戦での比較
よく比較される「楷書体」や、他社の「行書体」と並べてみると、その差は歴然です。
- 楷書体との比較: 楷書体は真面目ですが、どこか「役所からの通知」のような硬さがあります。行書体Mに変えるだけで、受け取った相手に「あなたのために丁寧に準備しました」という情緒が伝わります。
- 他社行書体との比較: 他社の行書体には、細すぎて弱々しく見えるものや、逆に太すぎて文字が潰れてしまうものがあります。その点、EPSON 行書体Mの「M(ミディアム)」という太さは、宛名枠の中で存在感を放ちつつも、画数の多い漢字が真っ黒に潰れることがありません。
プロが教える、さらに美しく見せる設定のコツ
せっかくの名フォントも、設定次第で台無しになってしまいます。私が試行錯誤の末に見つけた「必勝設定」がこちらです。
- フォントサイズは「強弱」をつける住所は少し小さめの10〜11pt、氏名は思い切って24〜28pt程度まで大きくしましょう。筆まめなどのソフトを使う際も、このフォントなら大きくしても間延びしません。
- 印刷品質は「きれい」一択純正インクカートリッジを使用し、プリンター設定を「標準」から「きれい」に上げてください。ドットの密度が上がることで、行書体特有の滑らかな曲線がより忠実に再現されます。
- 文字間隔をわずかに広げる行書体は文字同士が繋がって見えるデザインのため、少しだけ文字間隔(カーニング)を広げると、白場のバランスが整い、より高級感が増します。
まとめ:迷ったら「M」を選べば間違いない
エプソンのユーザーであれば、追加費用なしでこの高品質なフォントが使えるのは大きな特権です。
「手書きは自信がないけれど、心のこもった挨拶状を送りたい」
そんなあなたの背中を、EPSON 行書体Mは優しく押してくれます。次の年賀状や法事の案内、大切なお礼状には、ぜひこのフォントを指名してみてください。届いた瞬間の相手の表情が、きっと少しだけ和らぐはずですよ。


コメント