「ピー、ガラガラ……」と深夜に鳴り響くFAXの音。朝オフィスや書斎へ行くと、不要なダイレクトメールがトレイに山積みになっていて、貴重なインクと用紙が無駄になっている。そんな経験はありませんか?
エプソンのFAX機能付き複合機、例えばPX-M730Fやエコタンク搭載のEW-M674FTを導入すると、これまでの「FAX=紙の無駄」という常識がガラリと変わります。
今回は、実際にエプソン機を使い倒している筆者の体験を交えながら、設定のコツや驚くほど便利な節約術を余すことなくお伝えします。
1. 導入して分かった!エプソンFAXの「ここが神」
私が初めてエプソンのビジネス複合機PX-M6010Fを導入した際、最も感動したのは**「見てから印刷」**機能です。
以前は、怪しい不動産投資のチラシや、間違えて送られてきた真っ黒なベタ塗りのFAXにインクを吸い取られ、イライラすることもありました。しかし、この機能をオンにすれば、液晶画面で内容をプレビューし、必要なものだけを指先ひとつでプリントできます。これだけで、我が家の用紙消費量は体感で4割ほど減りました。
2. 立ち止まりがちな「初期設定」をスムーズに突破するコツ
「FAXの設定は配線が難しそう」と敬遠されがちですが、実はコツさえ掴めば10分で終わります。
電話線の挿し間違いに注意
本体背面には、似たようなモジュラージャックが2つ並んでいます。
- 「LINE」ポート: 壁の電話コンセントからの線を繋ぐ。
- 「EXT.」ポート: 手持ちの電話機を繋ぐ。
これを逆に挿すと、電話は鳴るのにFAXが受信できないという地獄に陥ります。
回線種別の自動認識
最近のEW-M5610FTなどは、回線診断機能が非常に優秀です。設定ウィザードに従うだけで、プッシュ回線かダイヤル回線かを自動で判別してくれます。もし「通信エラー」が出る場合は、設定メニューから「無音検知」をオフにしてみてください。光回線(IP電話)を利用している環境では、これで解決することが多いです。
3. PC FAXとスマホ連携が、テレワークを劇的に変える
エプソンのFAX機能が真価を発揮するのは、実は「本体の前を離れたとき」です。
パソコンからそのまま送信
見積書をAdobe Acrobatなどで作成し、そのまま印刷ボタンを押す感覚でFAX送信できる「PC FAX」機能。一度これに慣れると、わざわざ紙に印刷して、複合機のカバーを開けて……という動作が馬鹿らしくなります。
スマホアプリ「Epson Smart Panel」の衝撃
外出中に急ぎのFAXを確認したいとき、iPhoneやAndroid端末にインストールしたアプリから受信内容を確認できます。
「出先でFAXを確認し、そのままスマホから返信を指示する」という、まるでモバイルオフィスのような体験。これが追加料金なしで手に入るのは、エプソンユーザーの特権と言えるでしょう。
4. ランニングコストを極限まで抑える選び方
もし、これからFAX機を買い換えるなら、絶対に**「エコタンク」**搭載モデルを選んでください。
EW-M674FTのようなエコタンクモデルは、インクボトルから大容量のタンクに注ぎ込むタイプ。1枚あたりのコストが、従来のカートリッジ式と比較して圧倒的に安いです。
「FAXをたくさん受信するけれど、やっぱり紙で保管したい」というこだわりがある方も、エコタンクならインク残量を気にせず、ガシガシ印刷できる解放感を味わえます。
5. まとめ:FAXは「スマート」に使いこなす時代へ
「今さらFAX?」と思うかもしれませんが、ビジネスの現場では今なお現役のインフラです。だからこそ、エプソンのような「デジタルとアナログの橋渡し」が上手なデバイスを選ぶ価値があります。
設定の壁を一度乗り越えれば、**「紙を節約し、場所を選ばず、コストを最小化する」**という理想の環境が手に入ります。まずは、お手持ちの機種の「見てから印刷」設定から見直してみてはいかがでしょうか。
次にお手伝いできることはありますか?
「特定のモデルに絞ったより詳細な比較」や、「PC FAXソフトの具体的なインストール手順」などの解説も可能です。


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