「印刷ボタンを押して、ホッとしたのも束の間。トレイに溜まった書類を手に取ったら、一番上が最後のページだった……」
そんな経験はありませんか?エプソン プリンターを使っていると、なぜか1ページ目からではなく、最後から遡るように印刷されてしまうことがあります。急いでいる時に限って、わざわざ手作業で全ページを並べ替えるのは、本当に地味でストレスが溜まる作業ですよね。
今回は、私自身が事務仕事で何百枚もの資料を印刷してきた中で編み出した、逆順印刷の「一発解決設定」と、逆にこの機能を「時短テクニック」として使いこなす方法を詳しく解説します。
なぜエプソンのプリンターは「逆」から出てくるのか?
実はこれ、故障ではありません。エプソン インクジェット複合機の多くは、印刷された面が「上」を向いて排紙される構造になっています。
もし1ページ目から普通に印刷してしまうと、2ページ目がその上に重なり、3ページ目がさらにその上……という具合に、最終的に重なった束は「1ページ目が一番下」になってしまいます。これでは不便ですよね。そのため、エプソンの標準設定(デフォルト)では、あらかじめ最後から印刷して、重なった時に1ページ目が一番上に来るよう親切心で設定されているケースが多いのです。
しかし、使用するソフト(WordやPDFなど)の設定と干渉すると、逆に使いづらくなってしまうのが厄介なところです。
Windowsで逆順印刷を解除・設定する手順
Windowsユーザーの方は、プリンター本体ではなく「パソコン側の印刷設定」を上書きするのが一番確実です。
- コントロールパネルから「デバイスとプリンター」を開く。
- お使いのエプソン プリンターを右クリックして「印刷設定」を選択。
- 「基本設定」または「ページ設定」タブを確認。
- 「逆順印刷」というチェックボックスを探してください。
- 1ページ目から出したい場合: チェックを外す。
- 最後から出したい場合: チェックを入れる。
私の体験ですが、Excelなどで「ページ設定」を個別にいじっていると、ここのチェックを外しても勝手に戻ることがあります。その場合は、印刷プレビュー画面の「詳細設定」からも二重でチェックを外すと安定します。
Macで「最後から印刷」を切り替える方法
Macの場合、設定画面が少しスタイリッシュ(?)すぎて、どこに項目があるか迷いがちです。
- 印刷画面(Command + P)を表示。
- 詳細を表示し、中央のドロップダウンメニューから**「用紙処理」**を選択。
- **「ページの順序」**という項目を見つけます。
- 「自動」または「逆送り」になっているのを「普通」に変更すれば、1ページ目から順に印刷されます。
Macの場合、この設定が「今回のみ」適用されることが多いので、頻繁に使うなら「プリセット」として保存しておくのが、私の経験上最も効率的です。
【体験談】逆順印刷は「あえてON」にすると最強の時短になる?
以前の私は「逆順印刷なんてややこしい!」と全否定していました。しかし、会議用にコピー用紙 A4を50枚、100枚と大量に印刷するようになり、考えが変わりました。
トレイが小さいプリンターだと、順送りで印刷すると最後にはページがバラバラに散らばってしまうことがあります。あえて「逆順印刷」をONにしておけば、印刷が終わった瞬間に、そのままホチキスで留められる状態で束が完成しています。
「1枚ずつ手で並べ替える時間」をゼロにできるので、大量印刷のときだけは意図的に設定を切り替えるのが、プロの事務職(?)としての私のこだわりです。
設定が勝手に戻ってしまう時の対処法
「設定したはずなのに、翌日にはまた逆順に戻っている」という怪奇現象に悩まされることがあります。これは、特定のアプリ(Microsoft Officeなど)が独自の印刷命令を持っているためです。
対策として、以下の2点を試してみてください。
- デフォルト設定の固定: アプリ内の「印刷」からではなく、Windowsの「デバイスとプリンター」から設定を保存する。
- ドライバーの更新: 古いドライバーだと設定の同期がうまくいかないことがあります。エプソンの公式サイトから最新版をダウンロードしましょう。
まとめ:自分のスタイルに合わせた「順番」を
エプソンの逆順印刷は、仕組みさえ分かれば怖いものではありません。
「1ページ目から順番に見ながら印刷を確認したい」なら解除を。「印刷後はそのまま束ねてすぐに配布したい」なら逆順をフル活用しましょう。
一度設定をマスターしてしまえば、あの「イライラする並べ替え作業」から完全に解放されますよ!
いかがでしたか?次はあなたの環境に合わせて、実際にテスト印刷をして最適な設定を見つけてみてくださいね。設定画面の場所がどうしても見当たらない場合は、お手持ちの機種の型番を教えていただければ、より詳細なメニュー名をお調べすることも可能です。


コメント