「さあ、年賀状を印刷しよう」「仕事の資料を急いで出さなきゃ」と意気込んでEPSON プリンターのセットアップを始めた矢先、パソコンの画面に無慈悲に表示される「PINコードを入力してください」の文字。
「えっ、暗証番号なんて設定した覚えがないんだけど……」と、プリンターの前でフリーズしてしまった経験はありませんか?実はこれ、エプソン製に限らず、Wi-Fi接続(WPS方式)でよくぶつかる「最初で最大の壁」なんです。
今回は、私が実際にカラリオの接続で格闘した体験をベースに、PINコードがどこにあるのか、どうすればこの画面を突破できるのかを、機械が苦手な方でもわかるように噛み砕いて解説します。
そもそも「PINコード」って何を入力すればいいの?
結論から言うと、求められているPINコードには**「ルーター側にある数字」と「プリンターが発行する数字」**の2パターンがあります。
パターンA:ルーターの裏側に貼ってある8桁の数字
パソコンの画面に「ルーターのPINを入力してください」といったニュアンスの指示が出ている場合、それはプリンターではなく、ご自宅のWi-Fiルーターの本体を確認してください。
多くの場合、ルーターの背面や底面にある銀色や白のラベルに「PIN」や「WPS PIN」という項目で8桁の数字が印字されています。
私の失敗談:
初めて設定した時、ルーターの裏の文字が小さすぎて「8」を「0」と見間違え、3回連続でエラーに。「このプリンター不良品じゃないの?」と疑ってしまいましたが、スマホのカメラでズームして確認したら、ただの私の視力不足でした。老眼気味の方は、ぜひLEDルーペやスマホ撮影で拡大して確認することをおすすめします!
パターンB:プリンターの液晶画面に表示される一時的な数字
逆に、ルーターの設定画面をパソコンで開いている時に「デバイスのPINを入力してください」と出た場合は、エプソン プリンター 本体の液晶画面を見てください。設定メニューの「無線LAN設定」→「WPS(PINコード)」と進むと、その場で発行された使い捨ての数字が表示されます。
PINコードを入力しても繋がらない!そんな時のチェックリスト
「番号は合っているはずなのに、なぜかエラーになる」
そんな時は、以下の3つの落とし穴にハマっている可能性が高いです。
- タイムアウト(時間切れ):PINコードはセキュリティ上、発行されてから2分程度で無効になります。ルーターの場所が遠くて移動している間に期限が切れてしまった、なんてこともあるので、なるべく迅速に入力しましょう。
- 2.4GHzと5GHzの壁:最近のWi-Fi 6 ルーターは非常に高性能ですが、プリンター側が古い2.4GHz帯にしか対応していないケースがあります。パソコンが5GHzに繋がっていると、うまくPINが通らないことがあるので注意が必要です。
- 大文字・小文字・数字の混同:管理画面のパスワード(PIN)の場合、英字が含まれることがあります。「I(アイ)」と「1(いち)」、「O(オー)」と「0(ゼロ)」は、疑ってかかるのが正解です。
PIN入力が面倒なら「プッシュボタン方式」が一番楽!
ぶっちゃけた話をすると、PINコードの入力は非常に面倒です。もしお使いのルーターに「WPSボタン」や「らくらくスタートボタン」がついているなら、そちらを使うのが一番の近道です。
プリンター側で「プッシュボタン(WPS)」を選択し、ルーターのボタンをポチッと数秒長押しするだけ。これならPINコードを探す手間も、打ち間違いのイライラもありません。
また、最近のモデルならスマホアプリのEpson Smart Panelを使うのが最もスマートです。Bluetooth経由で勝手にWi-Fi設定を引き継いでくれるので、PINコードという言葉すら見ずに設定が完了しますよ。
まとめ:PINコードは「ルーターの裏」か「プリンターの画面」にある
「PINコードを入力してください」という表示は、決して故障のサインではありません。
- まずはルーターのラベルを確認する。
- ダメならプリンターの液晶パネルで発行する。
- それでもダメならWPSボタンで物理的に解決する。
この3ステップを試せば、きっと今頃あなたのエプソン 純正インクが動き出し、ウィーンという小気味いい印刷音が部屋に響いているはずです。
もしどうしても繋がらない場合は、一旦パソコンとプリンターの両方を再起動してみてください。意外とそんなアナログな方法が、デジタルの悩みには一番効いたりするものです。
次は、スマホから直接写真を印刷する便利な機能を試してみませんか?


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