格安スマホやタブレットのスペック表で、もはや「定番中の定番」として君臨しているSoCがHelio G99です。しかし、2026年という最新のアプリ環境において、数年前からあるこのチップがどこまで通用するのか不安に思う方も多いでしょう。
結論から言えば、Helio G99は「日常使いでは今なお最高クラスのコスパ、ただし重いゲームは割り切りが必要」という、非常に分かりやすい実力を持っています。今回は、実機を用いたAntutu V10の計測結果と、実際に使い倒して分かった生の声をお届けします。
Antutuスコア実測:40万点の壁と、数値に表れない「快適さ」
実際にHelio G99搭載機でAntutuベンチマーク(V10)を回したところ、総合スコアは約42万点を記録しました。
- CPUスコア: 約13万点
- GPUスコア: 約7万点
- MEMスコア: 約10万点
- UXスコア: 約12万点
驚いたのは、UXスコアの高さです。数値上のGPU性能は決して高くありませんが、ブラウザのスクロールやアプリの切り替えといった日常動作は、驚くほど軽快です。例えば、[amazon_link product=”Redmi Pad SE”]のようなエントリーモデルでも、動画視聴や電子書籍の閲覧でストレスを感じることはまずありません。
一方で、GPUスコアが10万点を切っている点は見逃せません。これは、3Dグラフィックを多用する最新ゲームにおいては、明確な限界があることを示唆しています。
【ゲーム体験】原神や最新アプリはどこまで「遊べる」か?
多くの人が気になる「原神」を、実際にプレイしてみました。
・原神:画質「低」なら30fpsで安定
画質設定を「低」に落とせば、フィールドの探索やデイリー任務は比較的スムーズにこなせます。ただ、スメールやナタといったオブジェクトの多いエリアでは、視点移動時に若干の引っかかりを感じます。本格的な螺旋攻略や高難易度コンテンツをこのSoCで挑むのは、正直おすすめしません。
・プロセカ / モンスト:非常に快適
2Dメインのゲームや、リズムゲーム、パズルゲームに関しては全く問題ありません。[amazon_link product=”ALLDOCUBE iPlay50 Pro Max”]のようなメモリ増量モデルであれば、バックグラウンドでSNSを開きながらでも安定して動作します。
・学マス / ゼンレスゾーンゼロ:設定次第で動くが発熱に注意
2024年以降に登場した重量級タイトルは、最低画質が必須です。1時間ほど連続プレイすると本体が温かくなり、サーマルスロットリング(性能制限)によるカクつきが発生し始めました。
2026年にHelio G99をあえて選ぶ「実利」
「最新のSoCじゃないとダメなのでは?」と思われがちですが、Helio G99には最新チップにはない大きなメリットが2つあります。
1つ目は、**「圧倒的な低発熱とバッテリー持ち」**です。
最新のハイエンドSoCは、性能が高い分だけ熱を持ちやすく、バッテリーを激しく消費します。しかし、Helio G99は6nmプロセスで製造されており、電力効率が非常に優秀です。丸一日YouTubeを流しっぱなしにしても、本体が熱くならない安心感は、サブ機として非常に優秀です。
2つ目は、**「枯れた技術ゆえの安定性」**です。
多くのメーカーがこのチップを採用してきたため、ソフトウェアの最適化が進んでいます。[amazon_link product=”Blackview Tab 18″]などの格安タブレットでも、システムが不安定になることが少なく、長期間安心して使い続けられる「安定の安牌」となっています。
まとめ:あなたはHelio G99を買うべきか?
実際に使い込んでみて分かった、このSoCが向いている人は以下の通りです。
- おすすめする人
- 3万円以下で、動画や電子書籍がサクサク動くタブレットが欲しい
- ゲームはサブ垢のログインや、軽いパズルゲームが中心
- モバイルバッテリーを持ち歩きたくない、電池持ち重視派
- おすすめしない人
- 原神を最高画質でヌルヌル動かしたい
- 5G通信を利用したい(Helio G99は4G専用です)
2026年現在、Helio G99は「最強」ではありませんが、間違いなく「最良の妥協点」です。もしあなたが[amazon_link product=”POCO M5″]のような格安スマホやタブレットを検討しているなら、そのAntutuスコア40万点が示す「安定した日常」に、きっと満足できるはずです。


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