「galaxy & nu beauty」で検索すると、だいたい辿り着くのがこの一枚。名前からして宇宙と美容の合わせ技みたいで、最初は何のことやら…なんだけど、実態は“当時の日本の地下シーンをギュッと瓶詰めしたコンピ”という感じで、知れば知るほどズブズブ沼に沈みやすいタイプ。
自分はこれを「名刺代わりのサンプラー」というより、「入口のドアノブ」みたいに捉えてる。ひねって開けたら、部屋の奥に別のドアが何枚も見えてくるやつ。で、その最初のドアノブが Galaxy & Nū Beauty (V.A.)(表記ゆれで探すなら Galaxy & Nu Beauty (V.A.) でも検索が効く)。
そもそも何が“入口”っぽいのか(主観)
このコンピの面白さって、ジャンルでスパッと説明しにくいところにあると思う。ロックっぽい“ざらつき”と、実験っぽい“悪だくみ”と、テクノっぽい“機械のノリ”が、同じ棚に並んでる感覚。
たとえば、ある人は「バンドのうねり」に引っかかるかもしれないし、別の人は「音の変さ」に引っかかるかもしれない。さらに別の人は「これ、後に有名になる人が混ざってない?」って路線で、芋づる式に掘り始めるかもしれない。
そういう“入口の数”が多いコンピって、意外と珍しい。
まずはこの聴き方がラク(自分ならこうする)
いきなり全曲を理解しようとしない。むしろ逆で、**「引っかかった10秒だけ覚える」**のが楽しい。
- 1周目:テンションが上がった場所だけメモ(曲名じゃなくてもOK)
- 2周目:その場所の前後を“空気ごと”聴く
- 3周目:似た空気の曲を勝手にグルーピング(「湿度」「金属」「闇」「笑い」みたいな雑分類)
これをやると、この盤が「バラバラの寄せ集め」じゃなくて、「当時の現場の匂いが同居してるもの」みたいに感じられてくる…気がする(完全に主観)。
次に何を聴く? 自分の沼ルート案(製品名多め)
ここから先は“どこに刺さったか”で分岐が作れる。自分なら、だいたい次のどれかに進む。
1) 「揺れるギターの塊」が刺さったルート
この手の音が好きな人は、盤を聴きながら並行して検索欄にこれを打ち込みがち。
同じバンドでも、タイトルが違うだけで“距離感”が変わることがあるから怖い。自分はこういうの、同じ店でまとめて見つけると「今日は帰れない日だ…」って気分になるタイプ。
2) 「物語っぽい闇」が刺さったルート
曲の良し悪しというより、“世界観の濃度”にやられるやつ。これ系にハマると、夜の散歩が長くなる(気がする)。
この辺は「刺さる人には即効性」みたいな感じがあって、合わない人は合わない。でも合う人は、たぶん“音”だけじゃなくて“背景”まで集めたくなる。
3) 「実験・異物感」が刺さったルート
変な音は、変な音同士で繋がる。勝手にそう思ってる。
- YBO2 Greatest Hits 1
- YBO2 GREATEST HITS vol.2
- YBO2 Whole Lotta Live Bootleg
- UFO or Die Cassettetape Superstar
「なんでこの音が成立してるの?」って感じたら、もう勝ち。理解より先に“体に残る”タイプのやつ。
4) 「機械のうねり」が刺さったルート(テクノ側)
この盤をきっかけに、テクノ周辺を掘る人もいると思う。個人的には“ビートの硬さ”に反応したら、ここに寄り道したくなる。
いきなり全部を追いかける必要はなくて、「この質感が好き」を見つけたら、そこから連想ゲームみたいに広げるのが楽。
“もう一枚の入口”が欲しくなったら
同じ時代の空気をもう少し別角度で浴びたいなら、コンピをもう一枚足すのが手っ取り早い。自分なら次は GALAX 3 (V.A.) を検索する。
理由は単純で、コンピは“知らない名前”に出会える確率が高いから。知らない名前=未来の推し、みたいなことが普通に起きる。
聴く環境で印象が変わる(ここから急に機材オタクの話)
この手の音源って、再生環境でキャラが変わる。低音が出ると“重量感”が増すし、解像度が上がると“細かい悪さ”が見えてくる。
自分が「もし買い足すなら」で妄想してる道具を、ついでに並べておく(完全に趣味)。
ヘッドホン・イヤホンで“密室”を作る
この手の盤は、外で流すより部屋で聴いた方が「音の陰影」に気づきやすい気がする。
ちょい足しで“輪郭”を出す(DAC/アンプ)
音の好き嫌いは本当に人それぞれだけど、「なんかモヤっとするな」と感じたら、こういう道具で輪郭が出ることもある。
“持ち歩き沼”に入るなら(プレーヤー系)
この盤、夜の移動中に聴くと“場面”が勝手に変わっていく感じがあって、持ち歩きが似合う気もする(これも主観)。
逆に「自分も作りたい」ってなった時の玩具(妄想セクション)
たまに、こういう盤を聴いてると「自分も変なビートを鳴らしたい」って気分になる。で、機材沼の入口はだいたい安い玩具から始まる。
さらに“伝説”の名前だけ眺めたくなる瞬間がある(買う買わないは別問題、眺めるだけで楽しい)。
ギター側に寄るならエフェクターも気になる。音色って、結局こういう“回路の癖”で人格が出ると思ってる。
“調べ物”が楽しくなる周辺アイテム(本・雑誌・保管)
こういう盤って、音だけじゃなくて「当時どういうテンションだったの?」が気になってくる。そこで、雑誌バックナンバーを覗くのも一つの遊び。
さらに“沼の地図”が欲しくなる人向けに、タイトルだけで惹かれる系も置いておく(検索用のメモみたいなもの)。
そして現実問題として、増える。物理メディアは増える。だから先に箱を買う派もいる。
探し方のコツ(表記ゆれと“中古あるある”)
この盤の面倒くさいところは、表記が揺れがちで、検索が一発で決まらないこと。だから自分なら、
- まず Galaxy & Nū Beauty (V.A.) で探す
- 出なかったら Galaxy & Nu Beauty (V.A.) に切り替える
- それでも薄いなら、関連作として GALAX 3 (V.A.) まで広げる
みたいに、検索語句を微調整しながら“棚の奥”を探す感じでやる。中古って、検索が“狩り”に近い。
最後に:この盤を好きになる瞬間って、たぶん理屈じゃない
音楽って「わかる」より先に「残る」ことがある。このコンピはまさにそれで、説明しきれないのに、なぜかもう一回再生したくなる瞬間がある(気がする)。
もし検索でここに辿り着いたなら、まずは Galaxy & Nū Beauty (V.A.) を“理解しないまま”流してみて、引っかかったところだけ拾っていくのが一番いいと思う。
で、引っかかったら次の扉へ。自分なら、上に並べたどれかをまた検索して、勝手に地図を広げていく。

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