MiniTool Partition Wizardは、ディスク構成の確認や領域の管理に使えるパーティションソフトウェアです。無料版13.9の新規作成・拡張・内蔵ベンチマークに加え、Pro Platinum 13.9のデータ復元を外付けSSDとNAS上のiSCSI領域で実機検証しました。さらに、NAS上の別の検証領域でパーティション復元も実施し、復元後のファイル内容と領域情報を照合しました。
PR:本記事はMiniToolからの依頼を受け、検証用ライセンスの提供により制作しています。以下は実測結果と、出典を示した製品情報です。
2026年10月3日の追加検証:UGREEN NASync DXP2800 GTとWD Red Plus WD20EFPX上に作成した4 GiBのiSCSI領域(NTFS)で、Pro Platinum 13.9を使って削除ファイルを復元。TXT・PNG・ZIP各3個、計9個すべてが、元データと容量・SHA-256・全バイト一致しました。PNGの表示、ZIPの展開と内容一致も確認できました。実画面と照合レポート計8枚を追加しています。
同日のパーティション復元も追加検証:別の4 GiB iSCSI領域でNTFSパーティションを削除し、MiniToolで復元。中の9ファイルは容量・SHA-256・全バイト一致し、PNG表示・ZIP展開も正常でした。ただし、復元後のパーティション領域は元より512バイト短く、GUIDも変わっています。検証条件・実画面8枚・領域の比較結果を掲載しました。
| 検証対象 | 実測で確認した結果 |
|---|---|
| 無料版13.9の領域作成・拡張 | 1 GiBの領域を約59.11 GiBへ拡張し、保存済み2ファイルのSHA-256一致を確認 |
| 10月1日:USB接続SSDでのデータ復元 | TXT・PNG・ZIPを保存後に照合。完全一致は0件/3件 |
| 10月3日:NASのiSCSI領域でのデータ復元 | TXT・PNG・ZIPを保存後に照合。完全一致は9件/9件 |
| 10月3日:NASのiSCSI領域でのパーティション復元 | ファイル内容は9件/9件一致。パーティション領域は元より512バイト短く、GUIDも変更 |
検証環境と容量表示
SSD検証の対象はUSB接続で「JMicron Tech」と表示される128,035,676,160バイトのSSD。WindowsとMiniToolの双方で、内蔵SSDがディスク0、外付けSSDがディスク1でした。13.9は2026年9月28日の公式更新履歴でも最新バージョンです。
| 検証日 | ソフト・PC | 検証領域 |
|---|---|---|
| 9月23日 | Pro Platinum 13.9/Windows 11 Pro/Core i5-8265U/約8GB RAM | F:・2GiB |
| 9月28日 | 無料版13.9/Windows 11 Pro/Core i5-8365U/約8GB RAM | D:・2GiB、追加作成したE: |
| 10月1日 | Pro Platinum 13.9/Windows 11 Pro Build 26200/Core i5-8265U/約8GB RAM | E:・約59.11GiB、NTFS、割り当て単位1,024バイト |
| 10月3日 | Pro Platinum 13.9/Windows 11 Pro Build 26200/UGREEN NASync DXP2800 GT/WD Red Plus WD20EFPX 2TB | N:・4 GiBのiSCSI仮想ディスク、NTFS、割り当て単位4,096バイト |
| 10月3日(パーティション復元) | Pro Platinum 13.9/Windows 11 Pro/同じNAS・HDD | 別に用意したP:・4 GiBのThick iSCSI仮想ディスク、GPT・NTFS、割り当て単位4,096バイト |

メーカーの容量表記は1GB=1,000MB、1MB=1,000KB、1KB=1,000バイト。Windowsは1,024ごとの換算で、画面のGBはGiB相当です。1TBは約931.32GiB、今回のSSDは約119.24GiBになります。

注意:以下の初期化・領域作成は、検証環境を準備するために実施した操作です。消えたデータを救出したいSSDでは、初期化・新規パーティション作成・フォーマットを先に行わないでください。
ドライブ文字がない初期状態でも、MiniToolにはディスク1・全域未割り当てとして表示されました。初回のGPT初期化と2GiBのNTFS領域「MINITOOL_REVIEW」(F:)の作成はWindowsのディスク管理で行い、その後の構成をMiniToolで確認しています。

RAWは、ファイルシステム欄ではWindowsが認識できる形式として扱えていない状態。MBR/GPTはディスクのパーティション形式、未割り当ては領域の配置状態です。Windowsのディスク形式にもRAWという値があるため、確認対象を区別します。形式は対象ディスクのプロパティの「ボリューム」タブで確認できます。
無料版で1GiBのパーティションを新規作成
9月28日は、既存D:の6,161ファイル(1,291,458,740バイト)をC:へバックアップし、全件のSHA-256一致を確認してから操作しました。
ディスク1の未割り当てを右クリックして「新規作成」を開き、ラベルPW_RECOVERY_TEST、E:、NTFS、サイズ1.00GBを設定。「OK」では操作が保留され、左下の「適用」で実行されます。公式の作成手順もこの流れです。


適用後の容量は1,073,741,824バイト(1GiB)。E:へ64MiBのバイナリと148バイトの説明テキストを保存し、両方のSHA-256がC:の原本と一致しました。
保存済みファイルを残して約59.11GiBへ拡張
E:を右クリックして「拡張」を開き、取得元に同じSSDの「116.23 GB 未割り当て」を選択。初期のスライダー位置では58.11GBを取得し、新しいサイズは59.11GBと表示されました。「OK」後にE:の拡張1件を確認して「適用」しました。公式の拡張手順も参照できます。


| 照合項目 | 拡張前 | 拡張後 |
|---|---|---|
| E:の容量 | 1,073,741,824バイト(1GiB) | 63,472,402,432バイト(約59.11GiB) |
| 64MiBファイル | 原本のSHA-256と一致 | 原本のSHA-256と一致 |
| 148バイトのテキスト | 原本のSHA-256と一致 | 原本のSHA-256と一致 |
拡張後もNTFSで、保存済みファイル2点の内容が一致しました。E:の開始位置と既存D:の位置・容量にも変更はありません。未割り当て領域を使い、ファイルを保存した領域を広げられた実測結果です。
Pro Platinumのデータ復元を内容まで照合
2026年10月3日:NASのiSCSI領域で9ファイルすべて完全復元
Pro Platinum 13.9の有料機能「データ復元」で、削除したTXT・PNG・ZIP計9個をPC内C:へ保存し、すべて元データと完全一致しました。合計容量は4,203,760バイト。復元後の照合は2026年10月3日10時53分49秒(日本時間)に記録し、掲載前にも原本と復元ファイルを読み直して確認しています。
| 項目 | 今回の検証条件 |
|---|---|
| NAS/HDD | UGREEN NASync DXP2800 GT/WD Red Plus WD20EFPX(2TB、実機表示WDC WD20EFPX-68C4TN0) |
| NAS側の構成 | Basicプール、Btrfsボリューム。UGOS Pro 1.20.0.0142、SAN Manager 1.12.0.0030 |
| PCとの接続 | PCとNASをEthernetで直接接続。リンク速度1 Gbps、iSCSIで検証領域を接続 |
| 検証専用の領域 | Thick LUN。実容量4,294,967,296バイト(4 GiB)。WindowsではN: NAS_TEST、GPT・NTFS、4,096バイトクラスタ |
| 使用ソフト | MiniTool Partition Wizard Pro Platinum 13.9/Windows 11 Pro Build 26200 |
| ファイル/復元先 | TXT・PNG・ZIP各3個、計9個。原本の控えと復元後の実ファイルはPC内C:に保管 |
今回ファイルを保存・削除した対象は、Windowsにディスクとして接続したiSCSI仮想ディスク内のNTFS領域です。NAS側の保存用ボリュームはBtrfsですが、今回はその共有フォルダーから削除したファイルの復元実験ではありません。HDDをPCへ直接接続した条件とも区別します。



PC内に検証用TXT・人工PNG・ZIPを各3個用意し、N:\TestDataへ保存しました。削除前に、9個すべての容量・SHA-256・全バイトが控えと一致することを確認しました。

2026年10月3日10時28分33秒(日本時間)、System.IO.File.Deleteで指定した検証用9ファイルだけをごみ箱を経由せず削除しました。削除後の対象フォルダーは0件。追加書き込みを抑えるため、Windows側で検証用ディスクを読み取り専用に設定してから、MiniToolの「データ復元」でN:をスキャンしました。
スキャン結果には44件が表示され、その中のTestDataに今回の9ファイルを確認できました。画面の検出44件を、今回の復元成功件数とは数えていません。対象9個を選択し、MiniTool公式のデータ復元手順も参照して、保存先にはPC内の別ドライブC:を指定しました。



MiniToolの「回復完了」表示は9ファイル(4.0 MB)。続いてC:の実ファイルを原本の控えと比較し、ファイル名・容量・SHA-256・全バイトが9個すべて一致することを確認しました。TXT3個はUTF-8で読み取れ、PNG3個は実際に表示できました。ZIP3個はCRC検査を通過して展開でき、中の計9ファイルも控えと一致しました。
| 検証ファイル | 原本/復元後の容量 | 照合結果 | 原本・復元後に共通のSHA-256 |
|---|---|---|---|
| NAS_TEST_ | 230,763/230,763バイト | 容量・SHA-256・全バイト一致 | d781fd07f1ce0681 |
| NAS_TEST_ | 691,718/691,718バイト | 容量・SHA-256・全バイト一致 | 77a46a41d3724d7c |
| NAS_TEST_ | 1,080,633/1,080,633バイト | 容量・SHA-256・全バイト一致 | acc5e69d577a31fd |
| NAS_TEST_ | 4,096/4,096バイト | 容量・SHA-256・全バイト一致 | 26aa772d62e2079b |
| NAS_TEST_ | 16,384/16,384バイト | 容量・SHA-256・全バイト一致 | d83f185786abad1b |
| NAS_TEST_ | 65,536/65,536バイト | 容量・SHA-256・全バイト一致 | 183c60d4615267d4 |
| NAS_TEST_ | 239,263/239,263バイト | 容量・SHA-256・全バイト一致 | bb47a3c96c1c0d1b |
| NAS_TEST_ | 716,602/716,602バイト | 容量・SHA-256・全バイト一致 | 9f771dcccd65d262 |
| NAS_TEST_ | 1,158,765/1,158,765バイト | 容量・SHA-256・全バイト一致 | 26e8d7e13a5d9928 |

追加した8枚は、NAS実画面2枚、MiniTool実画面3枚、実測ログを表示する自作レポート3枚です。各キャプションに画面の種別を記載しています。保存先入力中の画面は撮影していないため、C:に保存された実ファイル一覧を掲載しました。
この条件では、検証用9ファイルを内容まで復元できました。今回の結果は、上記のNAS・HDD・iSCSI・NTFS構成で実施した1回の検証です。HDD直結やNAS共有フォルダーの削除復元、製品全体の成功率を示すものではありません。
2026年9月23日:77,884バイトのTXTは全バイトゼロ
9月23日、F:に77,884バイトの検証テキストを作成し、控えをC:へ保存してSHA-256を照合。F:側だけをShift+Deleteで削除し、Pro Platinum 13.9の「データ復元」でスキャンしました。検証ファイルは76.06KBの項目として見つかりました。
検出したファイルをC:へ保存して原本と比較すると、名前と容量は同じでも77,884バイトすべてがゼロでした。SHA-256は不一致です。今回の条件では、検出と保存はできましたが、中身の復元には失敗しました。
| 照合項目 | SHA-256 |
|---|---|
| 原本 | 5A85CAB470684CAB |
| 保存後 | EFCF423720BE5A04 |
公式の復元手順に沿って、保存先は元のSSDとは別の内蔵ドライブにしました。ファイルが見つかった表示に加え、保存後の内容とハッシュを確認することが重要です。
2026年10月1日追試:TXT・PNG・ZIPの3ファイルを照合
今回はPro Platinum 13.9で、削除したTXT・PNG・ZIPの3件を検出し、別ドライブC:へ保存するところまで実行できました。ただし、SHA-256と全バイトが元データに一致したファイルは0件/3件です。TXTとPNGには一部の内容が残り、ZIPは全バイトがゼロでした。9月23日の1ファイルの結果とは別の実測です。
対象SSD本体は、使用者が確認したVerbatim Vi550 128GB(49350-J)。USBケース経由でWindowsには「JMicron Tech」と表示されています。既存のE: PW_RECOVERY_TEST(NTFS、63,472,402,432バイト、約59.11GiB、割り当て単位1,024バイト)を使用しました。今回は新規パーティション作成・拡張・初期化・フォーマットは行っていません。
既存SSDデータのバックアップを確認したうえで、C:に新しく生成した検証用TXT・512×512ピクセルのPNG・ZIPをE:の専用フォルダーへコピー。3件ともコピー前後のサイズとSHA-256が一致しました。2026年10月1日15時58分29秒(日本時間)、PowerShellのRemove-Item -LiteralPathで、この3件だけをごみ箱を経由せず削除しました。上書き消去やセキュアイレースは実行していません。
削除後は実験者によるSSDへの新規データ書き込みを避け、MiniToolの「データ復元」でE:をスキャンしました。ただしOSやアプリの背景書き込みは完全には追跡していません。スキャン中の最初の記録は16時19分22秒の8%時点で、開始操作の正確な時刻は未記録です。削除直後にスキャンした実験とは扱いません。16時30分08秒に完了を確認しました。


スキャン後、専用フォルダー内の3件を選択し、元SSDとは別の内蔵ドライブC:へ保存。MiniToolは「回復完了」「回復済み3ファイル(2.8MB)」と表示し、C:にも3件の実ファイルがありました。今回は保存時にライセンス認証を求める画面は出ませんでした。この実行結果を、独立したライセンス認証試験として扱うものではありません。


| ファイル | 元データ/保存後の容量 | 内容の照合結果 | 完全一致 |
|---|---|---|---|
| TXT | 77,884/77,884バイト | 先頭1,024バイトは原本と一致。残る76,860バイトは0x00。 | なし |
| PNG(512×512) | 787,252/787,252バイト | 先頭785,408バイトが0x00。末尾1,844バイトは原本と一致したが、PNGシグネチャは失われていた。 | なし |
| ZIP | 2,097,448/2,097,448バイト | 全2,097,448バイトが0x00。ZIPとして読み込めなかった。 | なし |
3件ともファイル名と容量は原本に一致しましたが、SHA-256は不一致でした。TXTは元の文章全体を保持せず、PNGは正しい画像形式を維持せず、ZIPは利用できるアーカイブではありませんでした。保存完了の表示と、使えるデータとして戻ることは別です。なお、バイト比較では原本にもある0x00が偶然同じ位置に一致する場合があるため、それを有効なデータが戻った量とは数えていません。
| 検証ファイル | 原本のSHA-256 | 保存後のSHA-256 |
|---|---|---|
| PW1001_text_77884.txt | 2AB1D6D1B3554D3D | B56BDFFA8DBCF402 |
| PW1001_image_512.png | 0DDB9C2F05F16580 | 556C94E3EDA9719E |
| PW1001_archive_2MiB.zip | 7A58C13994FFD93B | 6C8E64ADBBF211C5 |
10月1日の追試は、1台のSSD・USB接続環境で検証用3ファイルを使った結果です。各検証日の条件と結果を個別に記録しています。
2026年10月3日:パーティション復元後の9ファイルを内容まで照合
Pro Platinum 13.9の「パーティション復元」で、削除した検証専用NTFS領域を復元し、中のTXT・PNG・ZIP計9個が元データと容量・SHA-256・全バイト一致しました。PNGの表示とZIPの展開も確認できました。ただし、復元後のパーティション領域は元より512バイト短く、データパーティションのGUIDも変わっています。9ファイルの内容一致と、パーティション情報全体の完全一致は分けて記録します。
前述の「データ復元」は削除ファイルを別ドライブC:へ保存した実験です。ここでは別に用意した4 GiBのiSCSI仮想ディスクで、ファイルを残したままNTFSパーティション1個を削除し、MiniToolでパーティション情報を同じ検証ディスクへ書き戻しました。NAS側のBtrfsボリュームや前回のN:を削除した実験ではありません。
専用の4 GiB領域を用意し、削除前に9個を照合
| 項目 | パーティション復元実験の条件 |
|---|---|
| 実験日/ソフト | 2026年10月3日/MiniTool Partition Wizard Pro Platinum 13.9。起動時の有料版表示を確認。製品概要で確認したライセンス期限は2027年9月24日 |
| NAS/HDD/PC | UGREEN NASync DXP2800 GT/WD Red Plus WD20EFPX 2TB/Windows 11 Pro |
| 接続/NAS構成 | PCとNASをLANで直接接続、リンク1 Gbps。UGOS Pro 1.20.0.0142、SAN Manager 1.12.0.0030。Basicプール上のBtrfsボリューム1 |
| 新しい検証LUN | NAS_PARTITION_TEST_20261003_4G、Thick。4,294,967,296バイト(4 GiB)。Windowsではディスク2 |
| Windowsの領域 | P: NAS_PART_TEST、GPT・NTFS、クラスタ4,096バイト。Windowsの予約領域は保持 |
| 検証ファイル/控え | TXT・人工PNG・ZIP各3個、計9個・4,203,760バイト。前回と同じ検証データをPC内C:の別フォルダーへ控えとして複製 |
| 復元先と内容確認 | パーティション復元の書き戻し先は同じ検証LUN。控え・記録・画像・ZIPの展開先はPC内C: |

P:\TestDataに9個を保存し、削除前にPC内の控えとファイル名・容量・SHA-256・全バイトが9/9一致することを確認しました。WindowsとMiniToolが新しい専用ディスク2を認識することも実画面で確認しています。

MiniToolでパーティションを削除し、全体をクイックスキャン
MiniToolでディスク2のNTFSデータパーティション1個だけを削除し、「適用」で反映しました。WindowsでP:とNTFSパーティションがなくなり、予約領域の開始位置・容量が保たれていることを確認。削除後は追加のファイルコピー、フォーマット、再初期化、抹消を行っていません。

「パーティション復元」ウィザードで、対象をディスク2、スキャン範囲をディスク全体(LBA 0~8,388,607)、方式をクイックスキャンにしました。正確なスキャン所要時間は計測していません。

結果には既存の予約領域と、紛失/削除として検出されたNTFS「NAS_PART_TEST」が表示されました。既存予約領域と紛失NTFSの両方を選択して完了し、ディスク2でのパーティション復元の保留操作を確認してから「適用」を実行しました。検出時点でNTFSの終了LBAが元より1セクター短かったため、この差も復元後に実測しました。


P:を再割り当てし、ファイル内容とPNG・ZIPを確認
MiniToolの復元適用後はドライブ文字がなく、WindowsでP:を再割り当てしました。この割り当て操作では、復元済みパーティションの開始位置・容量・GUIDを変更していません。WindowsがNTFS・NAS_PART_TESTとして認識した後、検証ディスクを読み取り専用にしてP:\TestDataの実ファイルを控えと照合しました。パーティション情報の再構築はMiniToolが実施し、別のツールで作り直した結果は使っていません。
| 確認した項目 | 復元後の実測結果 |
|---|---|
| ファイル名・容量・SHA-256・全バイト | TXT・PNG・ZIP計9個すべて一致(9/9)。合計4,203,760バイト |
| TXT | 3個ともUTF-8で読み取り可能 |
| PNG | 3個ともCRC・データ展開の確認を通過し、実際に表示可能 |
| ZIP | 3個ともCRC検査を通過し、C:へ実際に展開。内部の計9ファイルも容量・SHA-256一致 |
| 照合記録 | 2026年10月3日14時24分40秒(日本時間)に結果を記録 |


この節の8枚はNAS・MiniToolの実画面6枚と、実測ログを表示した自作レポート2枚です。最後の2枚をMiniToolの画面としては扱っていません。全ファイルのハッシュは前述のファイル復元実験と同じ原本に対して照合し、今回の照合CSVと操作ログを別途保存しました。
ファイル内容は一致、パーティション領域には512バイト差
| 測定項目 | 削除前 | 復元後 |
|---|---|---|
| NTFSパーティション開始位置 | 16,777,216バイト | 16,777,216バイト |
| NTFSパーティション領域の容量 | 4,277,141,504バイト | 4,277,140,992バイト(512バイト短い) |
| NTFS終了LBA | 8,386,559 | 8,386,558(1セクター短い) |
| NTFSボリューム容量 | 4,277,137,408バイト | 4,277,137,408バイト |
| データパーティションGUID | 削除前の識別子 | 別の識別子に変更 |
| 既存予約領域 | 15.98 MiB表示 | 開始位置・容量・GUIDを保持 |
この条件では、削除したNTFS領域に再びアクセスでき、検証用9ファイルの内容は完全一致しました。一方、パーティション領域の容量と識別子には差があり、領域全体のバイト比較も行っていません。そのため「パーティション全体が元と完全に同じ状態へ戻った」とは結論づけていません。
保護の確認では、MiniToolの削除適用後と復元適用後に、前回の検証ディスクの読み取り専用がFalseになっている状態を2回観測し、その都度Trueへ戻しました。変更された経路や原因、OS側の保留I/Oは未測定です。終了時は今回と前回の両検証ディスクが読み取り専用Trueで、NASの両LUN・Basicプール・Btrfsボリュームは「正常」。既存のNAS保存確認.txtも74バイトで存在しましたが、その既存ファイルの全バイト再照合は行っていません。
今回は、新規4 GiBのThick LUNと小容量の合成ファイル9個による1回のNAS経由の仮想ディスク検証です。物理HDDをPCへ直結した復元、NASのBtrfs領域の復元、SSDとの同条件比較は実施していません。512バイト差などの原因不明の点から、SSD・HDD・NAS・MiniToolの不具合を断定しません。操作の参照先はMiniTool公式のパーティション復元手順です。
公式価格とデータ復元機能
以下は2026年9月28日に公式ストアと公式の機能案内で確認した一般販売の情報です。
| 版 | 税込価格・契約 | データ復元の保存 |
|---|---|---|
| 無料版 | 無料 | スキャン・プレビューまで |
| Pro | 9,680円・年次 | 非対応 |
| Pro Platinum | 17,578円・年次 | 対応 |
| Pro Ultimate | 26,180円・生涯使用可能 | 対応 |
年次契約は解除しなければ更新されます。購入時は公式の決済画面でも条件を確認してください。
内蔵ディスクベンチマーク:無料版と10月1日の追加測定
2026年9月28日:無料版13.9でD:を測定
9月28日、D:を選び、転送4~32KB、全長100MB、キュー1、スレッド1、クールダウン5秒で「順番」と「ランダム」を実行しました。両方で「すべてが完了しました。」を確認。測定はMiniTool内蔵のディスクベンチマークによるものです。


| モード | 転送サイズ | 読み取り | 書き込み |
|---|---|---|---|
| 順番 | 16KB | 151.943 MB/s | 125.435 MB/s |
| 順番 | 32KB | 188.053 MB/s | 141.402 MB/s |
| ランダム | 4KB | 18.4971 MB/s | 34.9775 MB/s |
| ランダム | 8KB | 21.6172 MB/s | 64.1475 MB/s |
| ランダム | 16KB | 33.6309 MB/s | 122.41 MB/s |
| ランダム | 32KB | 57.3047 MB/s | 140.384 MB/s |
単位は画面のMB/Sをそのまま転記しています。表は順番16・32KB、ランダム4・8・16・32KBの結果で、USB接続のSSDと上記のPC・設定で測定した値です。
2026年10月1日:Pro Platinum 13.9でE:を追加測定
10月1日はCore i5-8265UのPCで、E: PW_RECOVERY_TESTを内蔵ディスクベンチマークにかけました。転送4~32KB、全長100MB、キュー1、スレッド1、クールダウン5秒で、順番とランダムを各1回実行。測定は復元用ファイルの削除前に行いました。内蔵ベンチマークは無料版でも利用できるため、Pro Platinumだけの有料機能の検証とは数えません。



| モード | 転送サイズ | 読み取り(画面表記MB/S) | 書き込み(画面表記MB/S) |
|---|---|---|---|
| 順番 | 4KB | 27.085 | 29.144 |
| 順番 | 8KB | 62.192 | 55.932 |
| 順番 | 16KB | 101.702 | 98.373 |
| 順番 | 32KB | 175.095 | 123.467 |
| ランダム | 4KB | 16.626 | 14.493 |
| ランダム | 8KB | 19.212 | 26.366 |
| ランダム | 16KB | 33.683 | 48.929 |
| ランダム | 32KB | 55.294 | 87.243 |
表は小数第3位に丸めています。単位はMiniTool画面の「MB/S」をそのまま用い、10進のMB/sと2進のMiB/sの換算は行っていません。DiskSpdの結果とも区別します。小さい転送サイズとUSBケースを含む単発測定で、SSD本体の最大連続速度や一般的な平均性能を示す数値ではありません。OSキャッシュやバックグラウンド処理を完全には制御していません。9月28日とはPC・対象領域が異なるため、版の違いによる速度比較には使えません。
SSDをAI作業の保存先として使う
MiniToolで状態を確認したSSDを、別ソフトによるAI作業にも使用しました。これはSSD上のファイル利用の確認です。
SmolLM2-135M-Instructの105,454,144バイトの量子化モデルをF:へ保存し、llama.cppで英語の質問への回答を生成。内蔵ドライブへコピーしたモデルも原本のSHA-256と一致しました。
all-MiniLM-L6-v2で英語の説明14件をベクトル化し、F:の40,960バイトのSQLite索引で検索。用意した6問すべてで期待した説明が1位となり、索引の整合性チェックも「ok」でした。生成した回答はSSDへ保存して再読込できました。
まとめ
無料版13.9では領域の新規作成、1 GiBから約59.11 GiBへの拡張、内蔵ベンチマークを実行し、拡張後の2ファイルのSHA-256一致を確認しました。Pro Platinum 13.9のデータ復元では、10月3日のNAS上のiSCSI領域でTXT・PNG・ZIP計9個を保存し、容量・SHA-256・全バイト一致と内容の利用を確認できました。9月23日・10月1日のUSB接続SSDでの結果も、それぞれの条件とともに記録しています。復元完了後に実ファイルの内容を原本と照合することが、各実験で共通して行った確認です。各結果は使用した機材・接続方式・ファイル・削除条件に限定した実測です。
追加のパーティション復元実験では、NASの別のiSCSI領域をMiniToolで復元し、9ファイルすべての容量・SHA-256・全バイト一致と、PNG表示・ZIP展開を確認しました。ただし、パーティション領域には512バイト差とGUID変更があり、ファイル内容の一致と領域情報の完全一致は区別しています。
ディスク構成や保存領域を管理したい方は、パーティションマネージャーとしてのMiniTool Partition Wizardの公式機能一覧も確認できます。


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