Surface Pro 2017を今あえて選ぶ人へ
中古パソコンを探していると、ふと気になってくるのがSurface Pro 2017です。発売から年数は経っているのに、いまだに名前を見かけることが多く、「これって今でも使えるのか」と気になる人は多いと思います。実際、私も最初は半信半疑でした。見た目は上品で、薄くて軽くて、いかにも使いやすそう。でも古いモデルですし、買ってから後悔しないかはかなり気になるところです。
実際にSurface Pro 2017を使ってみると、良い意味でも悪い意味でも“今っぽくない魅力”があると感じました。最新機種のような派手さはありませんが、手に取った瞬間に「これは道具として丁寧に作られているな」と感じます。検索している人が本当に知りたいのは、スペック表よりもこのあたりではないでしょうか。そこでこの記事では、Surface Pro 2017を使って感じたことを中心に、今でも選ぶ価値があるのかを率直にまとめます。
第一印象で感じたのは、見た目以上に完成度が高いこと
最初に驚いたのは、本体の質感です。Surface Pro 2017は今見ても安っぽさがありません。天板の手触りや全体の剛性感に古さを感じにくく、机の上に置いたときの雰囲気もかなり良いです。中古モデルだと価格に目がいきがちですが、実際はこの“所有感の高さ”が思った以上に満足度へつながります。
さらに、手に持ったときの軽さも印象的でした。ノートパソコンとして考えると軽いのはもちろん、タブレットとして持ってもそこまで無理がありません。ずっと片手で使うと重さは感じるものの、部屋の中で持ち歩いたり、テーブルからソファへ移動して使ったりするぶんには快適です。私は最初、古い2in1だから中途半端かもしれないと思っていましたが、実際はこのサイズ感がかなり絶妙でした。
画面の見やすさは、今でもしっかり魅力になる
使い始めてすぐに良さを感じたのがディスプレイです。Surface Pro 2017は文章を読むときも、Webページを見るときも、とにかく画面が見やすいです。数字だけでは伝わりにくいのですが、実際に使うと文字の輪郭がすっきりしていて、安価な中古ノートとは明らかに印象が違います。
私は普段、文章を書く作業やブラウザで調べ物をする時間が長いのですが、この機種は縦方向の情報量がしっかりあるので、スクロールの回数が少なく感じます。ここが地味に快適でした。画面が綺麗なだけでなく、情報が見やすいので、作業の流れが止まりにくいのです。古いモデルなのに、使っていて妙なストレスが少ないのは、この画面のおかげが大きいと思います。
動画を見るときも発色が悪くなく、ベッドやソファで気軽に使いたいときには十分でした。派手な感動というより、毎日じわじわ効いてくる良さです。今でもSurface Pro 2017が気になっている人は、この画面の良さを軽く見ないほうがいいと思います。
キックスタンドは想像以上に便利だった
この機種を使っていて何度も助かったのが、背面のキックスタンドです。最初は「まあ便利そう」くらいの認識でしたが、実際に使うとこれが本当に優秀でした。角度調整の自由度が高いので、机で文章を書くとき、動画を見るとき、ちょっとタッチ操作したいときで、自然に姿勢を変えられます。
普通のノートパソコンだと画面の角度はある程度固定されますが、Surface Pro 2017は自分の姿勢に合わせやすいのが大きな魅力です。私はカフェの小さなテーブルで使うこともありましたが、そのときも置き方に融通が利きやすく、窮屈さを感じにくかったです。
とくに便利だったのは、少し画面を寝かせてメモを見返したり、資料を表示したりするときです。ノートパソコンとタブレットの中間のような使い方が自然にできるので、「ただの薄いパソコン」では終わらない面白さがあります。ここはSurface Pro 2017ならではの体験でした。
文章を書く用途では今でもかなり快適
正直に言うと、私がSurface Pro 2017を使って最も相性が良いと感じたのは、文章を書く用途です。ブログの下書き、メモ整理、調べ物をしながらの執筆。こうした作業との噛み合い方がとても良いです。
本体が軽いので、使いたい場所へ持っていくハードルが低いですし、画面が見やすいので長時間の入力でも疲れにくい印象があります。さらに、動作音が気になりにくい場面が多く、静かな場所でも使いやすいのが良かったです。派手な処理は苦手でも、こうした“毎日の軽作業”では十分すぎる場面が多いと感じました。
中古で安く手に入るモデルというと、どうしても妥協しながら使うイメージがあります。でもSurface Pro 2017は、文章中心の用途なら我慢している感覚がそこまでありません。この点は使う前の予想を良い意味で裏切られました。
使ってみて分かった弱点もある
もちろん、良いことばかりではありません。Surface Pro 2017を今選ぶうえで、気をつけたい点もはっきりあります。まず感じやすいのは、バッテリーへの不安です。中古品は個体差が大きく、見た目がきれいでも、実際の電池持ちはかなり差があります。
私も「持ち歩き用にちょうどいいかも」と期待していましたが、使い方によっては思ったより減りが早いと感じる場面がありました。新品時の印象で考えるとズレが出やすいので、外で長時間使いたい人は慎重になったほうがいいです。家の中や、電源が取れる場所を中心に使うなら問題は小さいですが、モバイル用途を最優先にすると評価は変わってきます。
もうひとつ気になったのは、今の環境で使うと端子まわりに古さを感じやすいことです。最近の周辺機器はUSB-C中心なので、ここはやはり不便です。変換アダプターやハブを前提に考える必要があり、気軽さでは最新機種にかないません。最初は小さな違いに思えても、毎日使うとじわじわ効いてきます。
タブレットにもなるけれど、万能ではない
Surface Pro 2017の魅力としてよく挙がるのが、ノートパソコンにもタブレットにもなることです。確かにこれは大きな強みです。ただ、実際に使ってみると、ノートとタブレットを頻繁に行き来するかというと、そこは人を選ぶと感じました。
キーボードを外して使うのは面白いのですが、毎回それをやりたくなるかというと別です。私は結果として、ノートパソコンのように使う時間のほうが長くなりました。必要なときだけタブレット的に使う、という距離感のほうが自然でした。つまり、1台で全部を完璧にこなす機種というより、“必要に応じて形を変えられるパソコン”と考えたほうがしっくりきます。
このあたりを過度に期待しすぎると、思っていたほどではないと感じるかもしれません。逆に、普段はノート中心で、ときどき手書きやタッチ操作を使いたい人にはかなり相性が良いです。
今の基準で見ても向いている人はいる
使ってみて感じたのは、Surface Pro 2017は誰にでもすすめやすい機種ではない一方で、ハマる人にはとても満足度が高いということです。たとえば、文章を書きたい人、Web閲覧が中心の人、資料を読むことが多い人、軽く持ち運べるWindows機を探している人には、今でもかなり魅力があります。
逆に、動画編集や重い処理をしたい人、端子の新しさを重視する人、バッテリーの安心感を最優先する人にはあまり向いていません。このあたりを曖昧にしたまま買うと、価格が安くても満足しにくいと思います。
中古パソコン選びで失敗しやすいのは、「安いから買う」という判断です。でもSurface Pro 2017は、「この使い方に合っているから買う」と考えたときに強い機種です。そこを見誤らなければ、今でも十分に満足できる1台だと感じました。
まとめ
Surface Pro 2017は、今となっては古いモデルです。それでも、実際に使ってみると画面の見やすさ、持ち運びやすさ、キックスタンドの便利さなど、日常の使い心地で光る部分がしっかりあります。最新機種のような派手さはなくても、使うほどに良さが分かるタイプです。
一方で、中古ならではのバッテリー状態や、USB-C非搭載といった弱点は無視できません。だからこそ、万人向けとは言えませんが、使い方が合う人には今でも十分魅力的です。私自身、最初は半信半疑でしたが、使っていくうちに「これは今でも人気があるのも分かる」と素直に思いました。
もしあなたが、派手な最新モデルではなく、軽くて画面が見やすくて、文章作成や普段使いにちょうどいい1台を探しているなら、Surface Pro 2017は今でも検討する価値があります。古いからダメと切り捨てるには、少し惜しい。そんな一台でした。


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