はじめに:Minisforum ベアボーンとは
MinisforumのベアボーンPCは、OS・メモリ・ストレージが未搭載のミニPCキットです。自分で必要なパーツを揃えて組み立て、OSをインストールすることができるタイプの製品です。これにより、より自由にカスタマイズできるだけでなく、パーツを自分で選べるため、より低価格で自作PCの魅力を享受できます。
特に、手軽にミニPCを手に入れたくて、パソコンを自分で作りたいという方にぴったりです。完成品がすでにOSがインストールされているものと異なり、ベアボーンは自分でインストール作業を行うため、少し挑戦的ですが、その分やりがいも大きいです。
ベアボーンPCに必要な準備物
まず、MinisforumのベアボーンPCにOSをインストールするためには、以下の準備物を揃える必要があります。
- インストールするOS
Windows 10や11、またはLinux(UbuntuやManjaroなど)のISOファイルを準備します。 - USBメモリ(8GB以上)
OSのインストールメディアを作成するために使用します。 - メモリ(DDR4/DDR5)
MiniforumのベアボーンPCにはメモリスロットがあり、購入時に必要なサイズとタイプのメモリを購入する必要があります。 - ストレージ(SSDまたはHDD)
こちらもサイズや容量を自分の用途に合わせて選びます。一般的にはSSDの方が高速でおすすめです。 - キーボード・マウス
インストール時に使用します。 - 別PC
インストールメディア(USB)を作成するために使用する別のPC。
OSインストール手順(Windows編)
次に、Windowsのインストール手順を説明します。今回はWindows 11をインストールする流れを紹介しますが、Windows 10でも基本的な流れは同じです。
1. USBインストールメディアの作成
まず、別PCを使ってWindowsインストール用のUSBメディアを作成します。Microsoft公式の「Media Creation Tool」を使って、インストール用のISOファイルをUSBに書き込みます。
私が初めてこれを行ったとき、ツールが自動でOSのバージョンやエディションを選択してくれるので、非常に簡単でした。ただ、USBメモリを選ぶ際には、容量が8GB以上必要です。
2. インストールの準備
インストールメディアが作成できたら、MinisforumのベアボーンPCに接続します。PCの電源を入れ、DELやF7キーを押してBIOS設定画面に進みます。ここでは、USBメモリから起動できるようにブート順序を設定します。
最初にこれを試みた際、うまくUSBから起動できず、数回手動でブートデバイスを選択しました。しかし、この操作を学んだ後はすぐにUSBブートができるようになりました。
3. インストール開始
設定が完了したら、PCを再起動してインストールが始まります。インストール画面で言語やエディションを選択し、インストール先のドライブとしてSSDを選びます。その後、インストールが自動で進みます。
インストール中に何度か再起動が入りますが、これも特に問題なく進んでいきました。インストールが完了した後、初回起動時にはWindowsのセットアップ画面が表示され、Wi-Fi接続やユーザー設定を行います。
Linuxをインストールする場合のポイント
Linuxをインストールする場合は、手順はほぼ同じですが、Secure Bootをオフにする必要があることがあります。特に、UbuntuやManjaroなどのディストリビューションをインストールする場合には、UEFIブート設定を確認する必要があります。
私がUbuntuをインストールしようとした際、最初はSecure Bootが有効だったため、インストールが途中で止まってしまいました。後から設定を変更して再度インストールを試みたところ、無事にインストールが完了しました。
BIOS/UEFI設定で押さえておくべきこと
BIOS設定は、特に自作やカスタマイズを行う際に重要な役割を果たします。以下は私が実際に設定した内容です。
- ブート順序の変更
初めて起動した際、USBメモリを優先的にブートできるよう設定しました。 - UEFIとLegacyモード
インストール時、UEFIモードを選んでインストールしました。これにより、SSDのパフォーマンスが向上しました。 - Secure Bootのオフ
Linuxをインストールする際に、Secure Bootが有効だとうまくインストールできなかったので、これをオフにしました。
これらの設定は、実際にBIOSを見ながら操作することで、特に迷うことなく進めることができました。
体験談:私がインストール時に困ったことと解決
私がインストール時に困った最大のポイントは、USBからのブート設定でした。最初にインストールしようとしたとき、USBメモリを差し込んでも全く反応せず、焦ってしまいました。調べてみると、BIOS設定のブート順序を変更していなかったことが原因でした。
また、Windowsのライセンス認証で迷った部分もありました。最初にインストール後、プロダクトキーを持っていなかったため、後からデジタルライセンスを購入して認証を完了しました。これもオンラインで簡単にできましたが、最初は不安でした。
よくあるトラブルと対処法
| トラブル | 対処法 |
|---|---|
| USBから起動しない | BIOS設定で手動でUSBを選択 |
| SSDが認識されない | SSDの接続端子やスロット確認 |
| インストールが途中で止まる | USBメディアの再作成 |
| ライセンス認証エラー | デジタルライセンス購入 |
まとめ:ベアボーンでOS自作インストールのコツ
MinisforumのベアボーンPCは、自作PCを楽しむ上で非常に魅力的な製品です。Windows、Linuxのインストール方法も比較的簡単で、特にUSBからのブートが基本です。
何より、最初の設定とトラブル解決をしっかり押さえておけば、スムーズに自分だけのPCが完成します。自作感があり、自由度の高い作業が楽しめますので、挑戦してみる価値は十分にあります。


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