ASRock BIOSでセキュアブートをUser Modeに有効化する具体的手順と体験解説

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1. はじめに

セキュアブートは、PCを起動する際に不正なソフトウェアが起動するのを防ぐための重要なセキュリティ機能です。特にWindows 11では、セキュアブートが必須の要件となっています。この記事では、ASRockのマザーボードでセキュアブートを有効化し、User Modeに設定する具体的な手順を、体験を交えて解説します。

2. 事前準備:対応環境の確認

セキュアブートを有効にする前に、いくつかの前提条件を確認しておきましょう。

2-1. BIOS/UEFI の確認と更新

ASRockのマザーボードが最新のBIOSを使用しているかどうかを確認します。古いバージョンでは、セキュアブートを設定できない場合があります。もし古い場合は、ASRockの公式サイトから最新のBIOSをダウンロードして更新してください。

2-2. TPM 2.0の有効化

セキュアブートは、TPM(Trusted Platform Module)2.0とともに動作します。これが無効だと、セキュアブートを有効にすることはできません。BIOS設定でTPM 2.0が有効になっているかを確認しましょう。

2-3. システムディスクがGPT形式か確認

セキュアブートはUEFIモードで動作しますが、システムディスクがGPT(GUID Partition Table)形式である必要があります。既存のディスクがMBR(Master Boot Record)形式の場合は、GPT形式に変換する必要があります。

3. ASRock BIOS での Secure Boot 有効化の基本手順

実際にASRockマザーボードでセキュアブートを有効化する手順を見ていきましょう。

3-1. BIOSに入る

PCを起動し、ASRockのロゴが表示されたらすぐにF2またはDELキーを押して、BIOS設定画面に入ります。初めてBIOSに入る場合は、Advanced Mode(詳細設定モード)に切り替えます。

3-2. CSM(互換性サポートモジュール)の無効化

BIOS画面に入ったら、次に「Boot」タブに移動し、CSM(Compatibility Support Module)をDisabledに設定します。これを行うことで、UEFIモードに切り替わります。CSMが無効のままでないと、セキュアブートの項目が選択できない場合があるため、この設定が重要です。

3-3. Secure Boot の設定

次に「Security」タブに移動し、Secure Bootオプションを探します。ここで、Secure Boot ModeCustomに変更します。Customモードにすることで、プラットフォームキー(PK)を登録することができます。

3-4. Platform Key(PK)の登録

Secure Bootを有効にするために、Install default Secure Boot keysオプションを選択します。これにより、セキュアブート用のデフォルトキーがインストールされます。キーがインストールされると、セキュアブートが有効になり、Enabledに設定できます。

3-5. 設定の保存と終了

設定が完了したら、F10キーを押して変更を保存し、BIOSから退出します。これで、セキュアブートが有効化され、次回起動時からはセキュアブートが適用されるようになります。

4. 有効化後の確認

セキュアブートが有効になったかどうかを確認するには、Windowsを起動し、「msinfo32」を実行します。システム情報が表示されたら、「Secure Boot State: On」と記載されていることを確認しましょう。これが確認できれば、セキュアブートが正常に有効化されていることが分かります。

5. よくあるトラブルと解決策

セキュアブートを有効にする過程でよくあるトラブルとその解決策をいくつか紹介します。

5-1. 「System in User Mode」という警告が出る場合

セキュアブートを有効化する際、BIOS画面で「System in User Mode…」という警告が表示されることがあります。これは、プラットフォームキー(PK)がインストールされていないためです。この場合、再度Install default Secure Boot keysを選択し、PKをインストールする必要があります。

5-2. 起動ドライブが表示されない場合

CSMを無効化した後に、OSが起動しなくなることがあります。この場合、BIOSで起動優先順位を確認し、正しいドライブを選択して優先順位を変更しましょう。

6. まとめ

ASRockマザーボードでセキュアブートをUser Modeに有効化する手順は、基本的にはBIOS設定を変更するだけで完了します。上記の手順を踏むことで、Windows 11に必要なセキュリティ機能を有効化できます。また、もしエラーが発生した場合でも、対処法を知っておけばスムーズに解決できるでしょう。セキュアブートを有効化することで、PCのセキュリティを強化し、安全な環境で作業を行うことができます。

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