「図面を大きく印刷したいけれど、複合機を入れるスペースも予算もない……」そんな悩みを抱える小規模オフィスの救世主とも言えるのが、EPSON LP-S7160です。
実際にこのプリンターを1年以上使い倒して見えてきた、カタログスペックだけでは分からない「現場のリアルな使用感」を余すことなくお伝えします。
導入して驚いた!LP-S7160が選ばれる3つの理由
1. 「1枚目」がとにかく早い
多くのA3プリンターは、スリープからの復帰に時間がかかり、最初の一枚が出るまでデスクで指をくわえて待つこともしばしば。しかしLP-S7160は違います。ファーストプリントは約12秒。席を立ってプリンターへ向かう頃には、すでにトレイに用紙が滑り込んでいる感覚です。
2. 文字の視認性が「プロ仕様」
1200dpiの高画質は伊達ではありません。特に、0.5mm程度の細い線が密集するCAD図面や、注釈だらけのExcelシートをA3で出力した際の「読みやすさ」は圧倒的。インクジェットのような「にじみ」がないため、蛍光ペンでガシガシ線を引いても汚れないのがレーザー方式の強みです。
3. デスクサイドに収まるサイズ感
A3対応機といえば「巨大な箱」を想像しますが、本機は驚くほどコンパクト。一般的な事務デスクの横に置いても圧迫感が少なく、専用の大きな台を用意しなくても、しっかりとした棚があれば十分に設置可能です。
【実体験】現場で感じたメリットと「ここが惜しい」欠点
メリット:事務スタッフに優しい設計
LP-S7160を使っていて一番助かるのは、メンテナンスのしやすさです。トナー交換は前面のパネルを開けるだけで完了します。奥まった場所をいじる必要がないので、機械が苦手なスタッフでも「手が汚れた」「トナーがうまく入らない」とイライラすることがなくなりました。
また、手差しトレイの給紙が非常に安定しています。賞状や厚手の封筒、店舗用のPOPなど、少し特殊な紙を流しても紙詰まりを起こす頻度が極めて低いです。
デメリット:静かな部屋では「存在感」が強め
正直に言うと、印刷時の駆動音はそれなりに大きいです。電話応対がメインの静かなデスクのすぐ隣に置くと、連続印刷中は少し会話が聞き取りづらく感じるかもしれません。
また、スリープ状態から完全に立ち上がる際は、内部で何かが力強く回転するような音が響きます。もし「究極の静音性」を求めるなら、少し気になるポイントかもしれません。
気になるコスト問題:純正トナーとどう向き合うか
LP-S7160の本体価格は性能のわりに抑えられていますが、やはり「純正トナーの価格」はそれなりにします。
コストを抑えるコツとしては、社内確認用の資料は徹底的に「節電・節約モード」を活用することです。カラーの発色を少し抑えるだけで、トナーの持ちが格段に変わります。また、このモデルは標準で「自動両面印刷」に対応しているため、積極的に両面を使うことで用紙代も半分に抑えることができます。
総評:LP-S7160を導入すべきはこんな人
実際に使い倒した結論として、以下のような環境には「間違いなく買い」の一台です。
- 建設・設計事務所: A3図面を毎日何枚も、かつ繊細な線で出力したい。
- 小売店・飲食店: 店内POPやメニュー表を、外注せずに内製化したい。
- 塾・教育関係: 大量のプリントやテスト用紙を、スピード重視で刷り上げたい。
LP-S7160は、ただの事務機器ではなく、業務の「待ち時間」を減らしてくれる頼もしい相棒になります。
次は、このプリンターをネットワーク設定して、PCだけでなくスマホからも直接印刷する方法を解説しましょうか?


コメント