「FAXの設定が終わったけれど、本当に相手に届くのか不安…」「仕事の大事な書類を送る前に、一度動作を確認したい」と思ったことはありませんか?
新しいエプソン プリンターを購入してFAX設定を済ませた際、誰もが直面するのが「自分宛てにテスト送信ができない」というもどかしさです。スマホのように自分にメールを送る感覚では確認できないのがFAXの難点。
そこで役立つのが、エプソンが公式に提供している「ファクス送受信テスト」です。この記事では、私が実際にEW-M674FTなどの複合機を設置した際の体験を交え、失敗しないテスト手順と、返信が来ない時の「裏技的」解決策を分かりやすくお伝えします。
一人で完結!エプソン公式のテスト番号とは?
エプソンには、送ったFAXに対して自動で返信をくれる便利なテスト専用番号が用意されています。これを使えば、友人や取引先に「今からテストで送るから確認して!」と電話する手間も省けます。
テスト専用番号
042-585-8501
(※2026年現在も稼働中。通話料はユーザー負担です)
送信の手順
- 適当な紙(「テスト送信」と大きく書いたもの)を原稿台にセットします。
- 上記の番号をダイヤルして送信ボタンを押すだけです。
- 送信が成功すれば、通常2〜5分以内にエプソンから「受信完了」を知らせるテスト画像が自動で返信されてきます。
【体験談】「送ったのに返ってこない!」時のチェックリスト
実は、私も最初にテストした時はいくら待っても返信が来ませんでした。ビジネスプリンターの画面には「送信完了」と出るのに、受信用紙が出てこないのです。同じ状況に陥ったら、以下の3点を確認してみてください。
1. ナンバーディスプレイと「186」の罠
エプソンのテストシステムは、送信元の電話番号を読み取って返信してきます。もし電話回線が「非通知設定」になっていると、エプソン側はどこに返せばいいか分からず、返信が途絶えてしまいます。
- 対策: 番号の頭に「186」をつけて、186-042-585-8501 へダイヤルしてみてください。これで解決することが非常に多いです。
2. 回線種別の自動判別ミス
電話線(モジュラーケーブル)を挿しただけで安心していませんか?
「プッシュ回線」か「ダイヤル回線」かの設定が間違っていると、ダイヤル自体が空振りします。本体設定メニューから「ファクス設定ウィザード」を再度実行し、回線種別を正しく自動判別させましょう。
3. ひかり電話特有の「通信エラー」
最近主流の光回線(ひかり電話)を使っている場合、FAXの通信速度が速すぎるとデータの欠落が起きてエラーになります。
- 設定変更: 設定メニューから「通信速度」を探し、初期値の「V.34(33.6kbps)」から**「V.17(14.4kbps)」に下げて**みてください。これだけで驚くほど通信が安定します。
物理的な接続ミスも意外と多い
「まさか自分に限って」と思うかもしれませんが、複合機の裏側を見てください。
- LINEポート: 壁の電話線差込口から繋ぐ場所
- EXT.ポート: 外付け電話機を繋ぐ場所
ここが逆になっていると、送信はできても受信ができない、あるいはその逆の状態になります。差し込む位置が正しいか、今一度指差し確認することをおすすめします。
最終手段は「ファクス機能診断」
どうしても上手くいかない時は、プリンター自体の健康診断を行いましょう。
エプソンの多くの機種には「設定」→「本体設定」→「ファクス設定」の中に**「ファクス機能診断」**という項目があります。これを実行すると、回線が正しく接続されているか、壁側から信号が来ているかをチェックし、診断レポートを印刷してくれます。
「NG」と出た場所をピンポイントで修正すれば、迷路から抜け出せるはずです。
まとめ:テストが成功すれば安心が手に入る
インクジェット複合機のFAX設定は、一度成功してしまえば後はメンテナンスフリーで長く使えます。
まずは 042-585-8501 へ、頭に「186」をつけて送ってみること。もし返信がなければ「通信速度を落とす」こと。この2点を押さえるだけで、大抵のトラブルは解決します。
無事にテスト結果が印字されてきた時の安心感は格別です。ぜひ今すぐ試して、快適なFAXライフをスタートさせてください。
もし設定中に操作画面が見づらいと感じたら、液晶保護フィルムを貼って反射を抑えるのも、長く使い続けるためのちょっとしたコツですよ。


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