「母性」という言葉を英語にしようとして、辞書を引くと motherhood や maternity、maternal instinct など複数の単語が出てきて手が止まってしまったことはありませんか?日本語では一言で「母性」と言えますが、英語ではその「母性」が生物学的な本能なのか、社会的な役割なのか、あるいは温かい性質なのかによって、選ぶべき言葉が全く異なります。
この記事では、海外での子育て経験やネイティブとの会話から学んだ、リアルなニュアンスの使い分けを、具体的な体験談とともに分かりやすく解説します。
1. そもそも英語に「母性」という万能な一言はない?
日本語の「母性」は非常に便利な言葉です。「母性本能」「母性に目覚める」「母性あふれる人」など、あらゆるシーンで使えます。しかし、英語では「その母性が何を指しているのか」を明確にする必要があります。
まず、基本となる3つのキーワードを押さえましょう。
- Motherhood:母親であること、母親としての身分や経験(社会的・状態的)
- Maternity:母性、産休、妊産婦の(事務的・医学的)
- Maternal instinct:母性本能(生物学的・直感的)
これらを混同すると、せっかくの深い感情も相手にうまく伝わらないことがあります。
2. 【体験談】「母性本能」が目覚めた瞬間を語るなら
私が初めて「母性」を英語で表現したいと思ったのは、友人の赤ちゃんを抱かせてもらった時でした。それまで子供にあまり興味がなかった自分が、不思議と「守らなきゃ」と感じたあの感覚。これを英語でどう伝えるべきか悩みました。
湧き上がる情動には “Maternal instinct”
ネイティブの友人にその感覚を話したところ、“My maternal instincts kicked in.” という表現を教えてくれました。
体験エピソード:
「実は昔、子供が苦手だったんだ」と話す私に、イギリス人の友人が言いました。”Don’t worry. Once you hold your own baby, your maternal instincts will just take over.”(心配ないよ。自分の子を抱けば、母性本能が勝手に働きだすから)。この「勝手にスイッチが入る」感じが、まさに instinct(本能)なのです。
もし、あなたが [amazon_link product=”育児本”] を読んで「自分にはまだ母性がないかも」と不安になっているなら、それはまだスイッチ(instinct)が入る場面に出会っていないだけかもしれません。
3. 「母親としての人生」を語る “Motherhood”
「母性」という言葉を「母親としての生き方や経験」という意味で使うなら、Motherhood が最適です。これは抽象的な「本能」ではなく、日々のドタバタや喜び、苦悩を含めた「母親業そのもの」を指します。
リアルな日常での使い方
海外のSNSを見ていると、ハッシュタグで #Motherhood がよく使われています。そこにはキラキラした面だけでなく、寝不足の顔や散らかった部屋の写真も投稿されています。
体験エピソード:
現地のママ友とコーヒーを飲んでいた時、彼女が溜息をつきながら言いました。”Motherhood is a rollercoaster, isn’t it?”(母親でいることって、まるでジェットコースターよね)。ここで maternity と言うと、どこか「産休期間」のような事務的な響きになってしまいますが、motherhood を使うことで「母としての人生の浮き沈み」という深い共感に繋がったのです。
日々の忙しさを記録するなら [amazon_link product=”システム手帳”] に「My Motherhood Journey」とタイトルをつけてみるのも素敵ですね。
4. 事務的・公的な「母性」は “Maternity”
ビジネスシーンや病院で「母性」に関連する言葉を聞くなら、間違いなく Maternity です。
- Maternity leave(産休)
- Maternity ward(産科病棟)
これは非常に客観的な言葉です。例えば、仕事中に [amazon_link product=”ノートパソコン”] でスケジュールを調整しながら「産休(母性保護のための休暇)について相談したい」という時は、感情的な motherhood ではなく maternity を使います。
5. 「あの人は母性があふれている」を自然に表現する
「あの人は母性が豊かだよね」と人を褒める時に、直訳して She has a lot of maternity. と言うと、ネイティブは「え?今妊娠してるの?」と勘違いしてしまいます。
温かさを伝える “Motherly”
性格や雰囲気を表すなら、形容詞の Motherly が一番しっくりきます。
例文:
“She is such a motherly person. I feel so safe around her.”
(彼女は本当に母性あふれる(お母さんのような)人だ。一緒にいると安心するよ。)
誰かを包み込むような優しさを表現したい時は、この単語を選びましょう。[amazon_link product=”アロマキャンドル”] のような、穏やかで温かいイメージです。
6. まとめ:あなたの伝えたい「母性」はどれ?
英語で「母性」を表現するコツは、その時の自分の「立ち位置」を確認することです。
- 自分の内側から湧き出る衝動なら ➡ Maternal instinct
- 母親としての経験やアイデンティティなら ➡ Motherhood
- 制度や生物学的な分類なら ➡ Maternity
- 性格的な温かさを褒めるなら ➡ Motherly
単語一つで、相手に伝わる「心の温度」が変わります。次に [amazon_link product=”英語辞書”] を開くときは、ぜひこの記事の体験談を思い出して、あなたの感情に一番近い言葉を選んでみてください。


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