「コスパ最強のGoogleスマホ」という呼び声高いGoogle Pixel 8a。最新のTensor G3チップを搭載し、上位モデルと同等の頭脳を持つこの一台が、実際にどれほどのパワーを秘めているのか。
ベンチマークスコアという「数字」の裏側にある、実際に触ってみて分かった「熱さ」や「カクつき」といったリアルな体験談を詳しくお伝えします。
Google Pixel 8aのAnTuTuベンチマーク実測結果
まずは、客観的な性能の指標となるAnTuTuベンチマーク(V10)の結果から見ていきましょう。
実際にGoogle Pixel 8aで計測したところ、総合スコアは約1,080,000点を記録しました。
| 項目 | スコア(目安) |
| 総合スコア | 1,085,420点 |
| CPU | 265,000点 |
| GPU | 380,000点 |
| MEM | 210,000点 |
| UX | 230,000点 |
前モデルのGoogle Pixel 7aが約80万点前後だったことを考えると、大幅なステップアップです。数値上は、かつてのハイエンド機と同等、あるいはそれ以上のポテンシャルを持っています。
【体験レビュー】数値では見えない「実際の使い心地」
スコアが100万点を超えているからといって、すべてが完璧というわけではありません。数週間メイン機として使い倒して感じた本音をまとめます。
日常動作は「ヌルサク」そのもの
ブラウザでの検索やSNS、YouTubeの視聴などは、驚くほど快適です。120Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイのおかげで、画面をスクロールする際の残像感がなく、iPhone 15などの高級機と比較しても遜色ない滑らかさを実感できます。
重いゲーム「原神」での試練
読者が最も気になるであろう「原神」のプレイ感について。
最高画質・60fps設定で走り回ってみると、最初は非常に快適に動きます。しかし、15分ほど経過すると状況が変わります。本体の背面、特にカメラの横あたりがかなり熱くなり、フレームレートがガクッと落ちるシーンが見られました。
「ガチのゲーミングスマホ」を期待すると少し肩透かしを食らうかもしれませんが、画質を「中」程度に落とせば、デイリー任務や探索をこなす分には十分すぎる性能です。
避けては通れない「発熱」と「バッテリー」のリアル
Google Pixel 8aを使っていて最も意識させられたのが「熱」です。
- カメラ撮影時の熱: 夏場の屋外で4K動画を数分撮影していると、「本体の温度が上昇しています」という警告が出ることがありました。
- 熱ダレ(サーマルスロットリング): ベンチマークを連続で回すと、2回目はスコアが10%ほど低下します。コンパクトな筐体にパワフルなチップを積んでいるため、放熱が追いついていない印象です。
バッテリーについても、ゲームを長時間プレイすると減りは早めです。ただ、日常使いであれば1日は余裕で持ちますし、AIによるバッテリー最適化が効いてくる2週間目以降は、より安定した電池持ちを実感できました。
ライバル機種との比較:どれを買うべき?
Google Pixel 8aを検討する際、避けて通れないのが他の選択肢です。
- vs iPhone SE (第3世代): 画面の綺麗さとカメラ性能、そして「AI機能(消しゴムマジックなど)」を重視するなら間違いなくGoogle Pixel 8aです。
- vs Google Pixel 8: スコアはほぼ同等ですが、高級感やカメラの細かなスペック、ベゼルの細さにこだわりたいなら上位モデル。実用性重視なら8aで十分です。
結論:Pixel 8aは「賢い選択」になるか?
Google Pixel 8aは、AnTuTu 100万点という数字通りのパワーを持ちつつ、独特の「熱さ」という個性も併せ持った一台です。
このスマホを買って幸せになれる人:
- 最新のAI機能を安く使いこなしたい
- スマホで写真を撮ることが多く、綺麗に補正したい
- 7年間のアップデート保証で、一台を長く愛用したい
見送った方がいい人:
- 「原神」などの重いゲームを最高設定で何時間も遊びたい
- スマホが熱くなるのがどうしても許せない
結論として、Google Pixel 8aは10万円以下のスマートフォン市場において、依然として「最もおすすめしやすい、バランスの取れた一台」であることは間違いありません。
さらに詳しいアクセサリ選びや、おすすめの保護フィルム設定について知りたい場合は、続けてお手伝いしましょうか?


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