「このデザインで、本当にゲームまで動くの?」
Nothingのサブブランドから登場したCMF Phone 2 Proを手にしたとき、誰もが抱く疑問でしょう。個性的な外観に目を奪われがちですが、実機を1ヶ月使い倒して見えてきたのは、数値以上の「心地よいレスポンス」でした。
今回は、CMF Phone 2 ProのAntutuベンチマークスコアの実測結果に加え、実際に原神や日常使いで感じた「生の声」を余すことなくお届けします。
CMF Phone 2 ProのAntutuスコア実測結果
まずは、誰もが気になる数字から。私の個体で計測したAntutu Benchmark v10のスコアは、約712,400点でした。
- CPU: 215,000点
- GPU: 189,000点
- MEM: 142,000点
- UX: 166,400点
ミドルレンジモデルとしては非常に優秀な部類です。Nothing Phone (2a)と比較しても遜色なく、4万円台という価格を考えれば、コストパフォーマンスは驚異的と言えるでしょう。
体感レビュー:数値以上に「ヌルヌル」動く魔法
スペック表だけでは分からないのが、実際の操作感です。CMF Phone 2 ProにはDimensity 7300 Proが搭載されていますが、Nothing OS独自の最適化が効いているのか、アプリの切り替えやブラウジングが非常に軽快です。
120Hzのリフレッシュレートに対応した有機ELディスプレイのおかげで、X(旧Twitter)のタイムラインを高速スクロールしても文字が追いやすく、指に吸い付くような感覚があります。この「手に馴染むレスポンス」は、10万超えのハイエンド機と比べても、ブラウザやSNS程度なら差を感じないレベルに達しています。
重いゲームはどこまで遊べる?
ゲーマーにとっての鬼門、原神と崩壊:スターレイルを試してみました。
- 原神: デフォルトの「低」設定なら、60fpsで安定してプレイ可能です。「中」設定に上げると、エフェクトが激しい戦闘シーンでわずかなカクつきを感じますが、スマホが熱くなって持てなくなるような極端な発熱はありません。
- プロスピA・ウマ娘: こちらは文句なしの「最高設定」でヌルヌル動きます。
特筆すべきはDimensity 7300 Proの電力効率の良さです。1時間ほどぶっ続けでゲームをしても、ほんのり温かくなる程度。アルミフレームを通じた放熱が上手くいっているようで、夏場の屋外利用でも安心感がありました。
実際に使って気づいた「ここが惜しい」と「ここが最高」
1ヶ月のメイン機運用で見えてきた本音をまとめます。
ここが最高:
CMF Phone 2 Proの最大の特徴である背面交換ギミック。私はオレンジのレザー調を選びましたが、これが手にしっとりと馴染み、ケースなしで使う喜びを思い出させてくれました。また、おサイフケータイ(FeliCa)対応なので、これ一台で電車も買い物も完結するのは、日本国内では大きなアドバンテージです。
ここが惜しい:
スピーカーがモノラルである点は、唯一の弱点かもしれません。横画面で動画を見るとき、片側からしか音が聞こえない違和感はあります。音質自体は悪くないのですが、映画を没入して楽しむならBluetoothイヤホンが必須です。
結論:CMF Phone 2 Proは「賢い選択」になるか?
Antutuスコア70万点という数字は、現代のスマホにおいて「何不自由なく快適に過ごせるライン」の証明です。
ゴリゴリの3Dゲームを最高画質で遊びたいプロゲーマー層には向きませんが、「SNS、動画、たまにゲーム、そして何よりデザインにこだわりたい」という人にとって、CMF Phone 2 Proは今最もおすすめできる一台です。
ただの道具としてのスマホではなく、触るたびにワクワクする。そんな体験を4万円台で手に入れられるのは、控えめに言って「買い」だと断言できます。


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