スマホの性能を数値化するベンチマークアプリの王道といえば、言わずと知れた「AnTuTu Benchmark」です。しかし、今Google Playストアで検索しても、本物のアプリは見つかりません。
「昔は普通に使えたのに、なぜ消えたの?」「もしかしてウイルスが入っているからBanされた?」と不安に思う方も多いでしょう。
今回は、AnTuTuがGoogleから排除された裏事情から、実際にAPKファイル(野良アプリ)として導入した筆者の実体験、そして現在の安全な使い方まで、忖度なしで詳しく解説します。
なぜ消えた?AnTuTuがPlayストアから「Ban」された真相
2020年、GoogleはPlayストアからAnTuTu関連のアプリを一斉に削除しました。この直接的な原因は、開発元のバックグラウンドにあります。
当時、不正広告や規約違反を繰り返していた「Cheetah Mobile(チーターモバイル)」という企業に対し、Googleは厳しい制裁を下しました。AnTuTuは「私たちは独立した企業だ」と主張しましたが、Google側は資本関係や役員の重複を理由に、同社の関連アプリとみなして一斉排除したのです。
つまり、アプリ自体のベンチマーク機能に脆弱性があったというより、**「運営元の信頼性にNGが出た」**というのがBanの真相です。
【実体験】今、AnTuTuをスマホに入れるリスクと挙動
筆者は検証のため、実際に [amazon_link product=”Pixel 9 Pro”] や [amazon_link product=”Galaxy S24 Ultra”] に公式サイト経由でAnTuTuをインストールしてみました。
1. Playプロテクトによる猛烈なブロック
ブラウザからAPKファイルをダウンロードし、インストールしようとすると、Google Playプロテクトから「有害なアプリです」という真っ赤な警告が表示されます。これを無視して進めるには「詳細を表示」から「インストールする」をタップする必要がありますが、初心者ならこの時点で手が止まるはずです。
2. 実際に使ってみて感じた「怖さ」と「利便性」
インストール後、[amazon_link product=”Xperia 1 VI”] でスコア計測を行いましたが、目に見える不具合や不審な通信が発生している感覚はありません。しかし、ベンチマーク計測には「位置情報の許可」や「ファイルへのアクセス」を求められることが多く、これを不気味に感じる人もいるでしょう。
筆者の場合、計測が終わればすぐにアプリを削除するようにしています。常にバックグラウンドで動かしておくのは、やはり精神衛生上よくありません。
【図解】公式サイトから安全にインストールする手順
どうしてもスコアを測りたい方は、以下の手順で進めてください。※あくまで自己責任となります。
- 公式サイトにアクセス: ブラウザで「antutu.com」と検索し、公式HPへ飛びます。偽サイトも多いので注意してください。
- APKをダウンロード: 「Download AnTuTu Benchmark」をタップ。
- ブラウザの権限許可: 「このソースからのアプリを許可」をONにします。
- 3Dベンチマークの追加: 本体アプリを入れた後、3Dグラフィック用のリソースファイル(別途APK)もインストールしないと、正しい計測ができません。
AnTuTuが使えない時の「代替ベンチマークアプリ」
「APKを入れるのはやっぱり怖い」という方は、Playストアに現存する以下のアプリを使いましょう。
- [amazon_link product=”Geekbench 6″]: CPU性能を測るなら世界標準です。
- [amazon_link product=”3DMark”]: ゲーム性能を比較したいなら、これが最も信頼できます。
- [amazon_link product=”PCMark for Android”]: Web閲覧や写真編集など、日常動作の快適さを測るのに適しています。
まとめ:結局、AnTuTuは使うべきか?
結論として、AnTuTuは今でも「スマホの総合力を知るための最強ツール」であることに変わりありません。しかし、GoogleからBanされている以上、万人におすすめできるアプリではなくなりました。
最新の [amazon_link product=”iPhone 16 Pro”] とAndroidフラッグシップ機の性能差をガチで比較したい「ガジェット好き」以外は、レビューサイトのスコアを眺める程度にとどめておくのが賢明です。
どうしても自分自身で計測したい場合は、「計測時だけ入れ、終わったら即アンインストール」。これが、2026年現在の賢いAnTuTuとの付き合い方です。


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