スマホ選びの際、誰もが一度は気にする「Antutuベンチマーク」。しかし、スコアが高ければ動画制作や視聴がすべて快適かというと、実はそう単純ではありません。
筆者はこれまで iPhone 17 Pro や Pixel 10、さらには低価格な Redmi シリーズなど、50台以上の端末で動画編集とベンチマークを計測してきました。その実体験から見えた「スコアと動画体験のリアルな関係」を徹底解説します。
Antutuスコア別・動画体験のリアルな挙動
200万点オーバー:プロ級編集も余裕の「怪物」
Galaxy S26 Ultra クラスのハイエンド機になると、動画体験は別次元です。
- 実体験: LumaFusion を使い、4K/60fpsの素材を3レイヤー重ねて編集しましたが、プレビューが一切止まりません。10分の動画書き出しもわずか数分で完了し、PCを開く頻度が劇的に減りました。
100万〜150万点:YouTube・SNS投稿の「最適解」
iPhone 15 や Zenfone シリーズが位置するこのゾーン。
- 実体験: CapCut でのフルHD編集なら、エフェクトを多用しても非常にスムーズです。ただし、真夏の屋外で GoPro のバックアップ機として高画質撮影を続けると、15分ほどで熱を持ち、カクつき始めることもありました。
50万〜80万点:視聴メインなら十分な「実用域」
AQUOS sense9 などのミドルレンジ機が該当します。
30万点以下:編集は「修行」に近いエントリー層
低価格な OPPO A シリーズなどがここに含まれます。
- 実体験: 編集アプリの起動自体が重く、カット割りをするたびに数秒フリーズすることも。動画を見る専用機と割り切るのが吉です。
なぜAntutu動画(GPUテスト)は最新機種でもカクつくのか?
Antutu計測中、特に「テラコッタ(巫女)」や「海岸」のシーンでカクつく動画を見て、「壊れている?」と不安になったことはありませんか?
実は、あれは**「あえてカクつかせるための超高負荷テスト」**です。筆者が最新の Snapdragon 8 Gen 5 搭載機でテストした際も、特定のパーティクル描写ではフレームレートが落ちました。これはチップの限界値を測るための演出であり、実際の動画視聴性能とは別物なので安心してください。
動画重視派がスコアより重視すべき「隠れた指標」
数値だけに騙されないために、以下の実体験に基づいたポイントをチェックしてください。
- MEM(メモリスピード): スコアが良くても、ストレージの読み書きが遅いと、Google フォト からの動画読み込みに時間がかかります。
- 持続性能: 一回だけの計測スコアが高くても、10分後に熱でスコアが急落する端末があります。動画撮影を長時間するなら、冷却性能が命です。
結論:あなたの用途に合ったスコアは?
- 動画編集ガチ勢: 150万点以上( iPad Pro や最新ハイエンドスマホ)
- Vlog・SNS投稿: 100万点前後
- 視聴・日常使い: 50万点あればストレスフリー
自分のスタイルに合った一台を選んで、快適な動画ライフを送りましょう。
次の方策として、特定のスマホ機種(例:iPhone 17や最新のPixelなど)に基づいた具体的な動画書き出し時間の比較データを作成しましょうか?


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