「MacBookの性能をスマホと比べてみたい」
そう考えてAnTuTu Benchmarkをインストールしてみたのは私だけではないはずです。Macの性能評価といえばGeekbenchやCinebenchが定番ですが、あえてスマホでおなじみのAnTuTuで計測すると、MacBookが秘めている「化け物級」のポテンシャルが、驚くほど直感的に浮かび上がってきます。
今回は、M1 MacBook Airから最新のM4チップ搭載モデルまで、実際にAnTuTuを回した実測値とともに、数値だけでは語れない「作業の快適さ」という実体験を深掘りしてお伝えします。
衝撃の数値。MacBook各チップのAnTuTuスコア比較
まず、気になるスコア一覧から見ていきましょう。最新のiPhone 16 Proですら約170万点前後という世界で、MacBookたちが叩き出す数値は別次元です。
- M1チップ(Air/Pro 13インチ):約120万〜135万点
- M2チップ(Air/Pro):約150万〜165万点
- M3チップ(Air/Pro):約180万〜195万点
- M4チップ(最新モデル):約210万点〜
- M3 Max / M4 Max:250万点オーバーの異次元
特筆すべきは、数年前のM1 MacBook Airであっても、現在のミドルハイ〜ハイエンド級スマホと対等以上に渡り合える点です。
スコア200万超えの日常:実際に使って感じた「底知れぬ余裕」
AnTuTuで200万点を超えるM3 MacBook ProやM4チップ搭載機をメインPCとして使い始めてから、私の作業環境は一変しました。
一番の驚きは、4K動画の編集です。LumaFusionやFinal Cut Proで重いエフェクトを重ねても、プレビューが1ミリもカクつかない。書き出しボタンを押してコーヒーを淹れに行こうとしたら、戻る前に終わっている……。そんな「待ち時間の消失」こそが、高いベンチマークスコアの正体です。
また、Google Chromeでタブを50個以上開き、バックグラウンドでSlackやZoomを動かしながら、さらに画像編集ソフトで作業をする。そんな過酷なマルチタスクでも、本体が熱を持たず、冷却ファンが回る音すら聞こえない静寂には、道具としての圧倒的な信頼感を感じます。
なぜMacでAnTuTuなのか?スマホ勢との「壁」を知る面白さ
MacユーザーがAnTuTuを回す最大の意義は、デバイス間の「共通言語」で比較できることにあると私は確信しています。
例えば、最新のAndroidスマホで重いゲームを遊んでいる人が、M2 MacBook Airのスコアを見たとき。「自分のスマホより50万点も高いのか」と気づくだけで、MacBookでのゲーム体験や動画処理の速さが容易に想像できるはずです。
ただし、注意点もあります。Mac版のAnTuTuはiPad OS向けアプリをエミュレートして動かしている側面があるため、PCとしての全力を100%反映しきれていない可能性もあります。しかし、それでもなお、この圧倒的なスコア差。MacBookがいかに効率的なアーキテクチャで設計されているかを裏付ける結果と言えるでしょう。
結論:どのMacBookを選ぶべきか
もしあなたが、ブラウジングや事務作業がメインなら、AnTuTuスコア100万点超えのM1チップやM2チップ搭載モデルで、今後5年は余裕で戦えます。
一方で、「1秒でも早く仕事を終わらせたい」「クリエイティブな表現に妥協したくない」というなら、200万点の大台に乗るM3以降、あるいはPro/Maxチップ一択です。
数値は単なる目安に過ぎませんが、AnTuTuが示す圧倒的なスコアは、あなたのクリエイティビティを加速させる「自由」の証でもあるのです。


コメント