格安スマホのスペック表で最近よく見かけるようになったチップセット「Helio G36」。
「Antutuスコアはどれくらい?」「このスコアで普段使いはストレスなくできるの?」と疑問に思っている方も多いはずです。
結論から言うと、Helio G36のAntutuベンチマーク(Ver.10)の総合スコアは約15万点〜16万点前後。
数値だけ見ればエントリークラスですが、実際に使ってみると「意外と割り切ればいける」部分と「明確な限界」が見えてきました。
今回は、[amazon_link product=”Redmi A3″]などの搭載モデルを実際に触れて感じた、リアルな使用感をお伝えします。
■「15万点」の壁:日常動作の体感レベル
まず、多くの人が毎日行うブラウジングやSNSの操作感についてです。
[amazon_link product=”Redmi A3″]でブラウザを開くと、ニュースサイトのテキストはすぐに表示されますが、高解像度の画像が多いサイトではワンテンポ遅れて表示される感覚があります。
X(旧Twitter)のタイムラインを高速でスクロールすると、わずかにカクつき(引っ掛かり)が発生します。
とはいえ、一昔前のエントリー機のような「フリーズして動かない」という絶望感はありません。
「おっ、頑張って読み込んでるな」と、スマホの鼓動を感じながらゆったり待てる人なら、日常使いは十分に可能です。
■動画視聴とマルチタスクの落とし穴
YouTubeやNetflixでの動画視聴は、一度再生が始まってしまえば非常にスムーズです。
フルHD画質でも途切れることなく視聴できるため、動画専用のサブ機としては非常に優秀だと感じました。
ただし、注意が必要なのが「アプリの切り替え」です。
例えば、Googleマップで経路を調べながらLINEでメッセージを返すようなマルチタスクをしようとすると、メモリ消費の影響も相まって、元のアプリに戻った際に「再読み込み」が発生しがちです。
サクサクと複数の作業をこなしたい方には、正直なところ厳しいスペックと言わざるを得ません。
■ゲーミング性能:動くゲームと無理なゲーム
ゲーム性能に関しては、明確に「向き不向き」が分かれます。
[amazon_link product=”モンスターストライク”]や[amazon_link product=”パズル&ドラゴンズ”]といった、2Dメインの軽量なパズルゲームであれば、驚くほど普通に遊べます。
一方で、[amazon_link product=”原神”]のような3Dグラフィックを駆使する超重量級ゲームは、最低画質に設定してもカクつきが激しく、快適な冒険は困難です。
また、リズムゲーム(音ゲー)も判定がズレることがあるため、スコアを競うようなプレイには向きません。
「ゲームは暇つぶしのパズル程度」という方なら、Helio G36でも不満は出ないでしょう。
■Helio G36搭載スマホを選んでも後悔しない人
今回、様々なシーンでテストしてみて分かった「Helio G36」が最適なユーザー像は以下の通りです。
・スマホの用途が「電話・LINE・YouTube・ニュース」に限定されている。
・とにかく価格を抑えて、予備のサブ端末を手に入れたい。
・お子さんの初めてのスマホとして、使いすぎない程度の性能を求めている。
一方で、メイン端末として「少しでも快適に、少しでもゲームを」と考えているなら、もう一万円出して[amazon_link product=”Snapdragon 4 Gen 1″]や[amazon_link product=”Dimensity 6080″]搭載のミドルレンジ機を検討することをおすすめします。
Helio G36は、その限界を理解した上で選べば、非常にコストパフォーマンスに優れた「賢い選択」になるはずです。


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