Helio G90TのAntutuスコアは?2026年も現役で使えるかゲーム動作と発熱を実機レビューで検証

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スマホの性能を測る指標として欠かせないAntutuベンチマーク。かつて「ゲーム特化型ミドルレンジ」として一世を風靡したHelio G90Tですが、最新アプリが重量化した2026年現在、果たしてどこまで通用するのか気になっている方も多いはずです。

中古市場でRedmi Note 8 Proなどの搭載機を検討している方や、手元の端末を使い続けようか迷っている方に向けて、リアルな「体感性能」を深掘りします。

Helio G90TのAntutuスコアと現在の立ち位置

Helio G90TのAntutuベンチマーク(v10)スコアは、おおよそ33万点〜35万点前後を推移します。

数字だけ見ると、現在のエントリークラスより少し上、最新ミドルレンジには大きく水をあけられているという印象でしょう。しかし、このチップの真価は数値以上に「GPU性能」にあります。当時のゲーミングスマホ向けとして設計されただけあり、描画の粘り強さは同スコア帯の他チップよりも頭一つ抜けている感覚があります。

【体験レビュー】2026年の日常使いとマルチタスク

実際にHelio G90T搭載機をメインに近い形で使い込んでみると、意外なほど「普通に動く」ことに驚かされます。

ブラウザでの検索やSNSのスクロールに関しては、指の動きに吸い付くようなヌルヌル感こそないものの、実用上のストレスはほぼありません。ただ、最近の多機能化したLINEや広告の多いWEBサイトを開くと、ワンテンポ遅れて画像が表示されるような場面が見受けられました。

また、YouTubeNetflixでの動画視聴はフルHD環境でも非常にスムーズです。ただし、12nmプロセスという設計の古さゆえか、連続視聴しているとカメラ付近がじんわりと熱を帯びてくるのがわかります。

重量級ゲームは動く?原神やPUBGでの実測

ゲーマーにとって最も気になるのはここでしょう。

まず原神ですが、設定を「最低」に落とした状態であれば、デイリー任務や秘境周回はこなせます。しかし、エフェクトが重なる戦闘シーンではフレームレートが露骨に落ち、カクつきが発生します。また、15分もプレイすれば端末はかなりの熱を持ち、サーマルスロットリング(熱による性能制限)で動作がさらに重くなるため、ガッツリ攻略するには厳しいのが本音です。

一方で、PUBG Mobile荒野行動といったバトルロイヤル系は、画質設定を欲張らなければ今でも十分に「戦える」レベルを維持しています。また、ウマ娘 プリティーダービーのような育成シミュレーションであれば、ライブシーンを含めて目立った遅延なく楽しむことができました。

結論:今から選ぶのは「アリ」か「ナシ」か

2026年において、Helio G90Tは「ライトユーザーなら現役、ゲーマーならサブ機」という評価に落ち着きます。

サブ機として安価にAndroid端末を確保したい場合や、お子様の初めてのスマホとして選ぶ分には、そのコストパフォーマンスは依然として魅力的です。しかし、電池持ちや最新ゲームの快適性を最優先するなら、DimensitySnapdragonの最新世代を検討すべきでしょう。

枯れた技術ゆえの安定感と、かつての王者の意地を感じさせるグラフィックス性能。自分の用途を見極めて選ぶなら、まだこのチップは期待に応えてくれます。

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