ニコンのカメラを手にしたとき、意外と多くの人が後回しにするのが「バンド(ストラップ)」のセッティングです。しかし、標準の付属ストラップ一つとっても、その扱い方次第で撮影の機動力や疲労感は劇的に変わります。
私自身、長年ニコンの機材を愛用してきましたが、最初はストラップの端がプラプラと目障りで、撮影に集中できない時期がありました。そんな悩みを解決してくれたのが、プロの現場でも愛用される「ニコン巻き」であり、用途に合わせた最適なバンドの選択でした。今回は、私の実体験を交えながら、ニコンユーザーが知っておくべきバンド活用術を深掘りします。
現場で差がつく「ニコン巻き(報道結び)」の圧倒的な安心感
ニコンユーザーの間で語り継がれる「ニコン巻き」をご存知でしょうか。これはストラップの先端を内側に通す結び方で、もともとは報道カメラマンが機材を素早く、かつ安全に扱うために広まったと言われています。
私が初めてこれに挑戦したきっかけは、混雑したイベント会場での撮影でした。通常の結び方だと、ストラップの余った部分が服のボタンや他の機材に引っかかることがあり、ヒヤッとする場面が多々あったのです。
実際に[amazon_link product=”ニコン ストラップ”]でニコン巻きを実践してみると、見た目が驚くほどスマートになるだけでなく、バッグへの出し入れが驚くほどスムーズになりました。先端が外に飛び出さないため、指に引っかかるストレスもありません。「たかが結び方」と思っていましたが、この小さな工夫が撮影のリズムを崩さないための秘訣だと痛感しました。
重い機材も怖くない!首への負担を逃がすバンドの選び方
フルサイズ一眼レフや、[amazon_link product=”Nikon Z9″]のようなフラッグシップ機、あるいは[amazon_link product=”Nikon Z8″]に大口径レンズを装着した際、最大の敵は「首への荷重」です。
標準の細いストラップで長時間歩き回ると、夕方には首から肩にかけて鉄板が入ったような重だるさを感じることになります。そこで私が導入したのが、幅広タイプの[amazon_link product=”ニコン スーパーワイドストラップIII”]です。
このバンドの良さは、単純なクッション性だけでなく、荷重を分散させる絶妙な「幅」にあります。実際に1日中野鳥撮影で山を歩いた際、細いタイプでは1時間で限界を感じていたのが、ワイドタイプに変えてからは夕方まで集中力が持続しました。
スナップ派におすすめしたい「ハンドストラップ」の軽快さ
一方で、[amazon_link product=”Nikon Zf”]や[amazon_link product=”Nikon Zfc”]といったクラシカルなミラーレス機で街歩きを楽しむなら、首から下げるネックバンドよりも、手首に固定する[amazon_link product=”ハンドストラップ”]の方が圧倒的に軽快です。
私の体験上、スナップ撮影ではカメラをバッグから頻繁に出し入れするよりも、常に右手に巻き付けておく方が「シャッターチャンス」を逃しません。ただし、注意点が一つ。ハンドストラップのみで運用する場合、ふとした拍子に両手を使いたくなった時にカメラを置く場所がなくて困ることがあります。私はこれを解決するために、[amazon_link product=”ピークデザイン アンカーリンクス”]を併用し、シーンに応じてネックバンドとハンドバンドを10秒で付け替えられるようにしています。
意外な盲点?レンズの自重落下を防ぐ「レンズバンド」
「バンド」という言葉で忘れてはならないのが、ズームレンズの自重落下を防ぐ[amazon_link product=”レンズバンド”]の存在です。
特に[amazon_link product=”Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR”]のような重量級ズームレンズを首から下げて歩いていると、振動で勝手にズームが伸びてしまうことがあります。これに気づかず歩いていると、レンズの先端をどこかにぶつけてしまうリスクが高まります。
安価なシリコン製のレンズバンドを一本巻くだけで、この勝手な動きをピタッと止めることができます。私自身、この小さなバンドのおかげで、移動中のヒヤリハットがゼロになりました。
まとめ:自分に最適な「バンド」が撮影を自由にする
カメラバンドは、単に機材を保持するための道具ではありません。自分の撮影スタイルに合った「結び方」と「種類」を選ぶことで、機材の重さは軽減され、操作性は格段に向上します。
まずは今持っている純正ストラップを「ニコン巻き」にしてみることから始めてみてください。それだけで、あなたのニコン機がより身体の一部のように馴染むのを感じられるはずです。
次は、カメラの機動力をさらに高めるために、[amazon_link product=”カメラクリップ”]の導入を検討してみるのはいかがでしょうか?


コメント