京都・河原町の喧騒を一本入った高瀬川沿い。かつて学び舎だった元立誠小学校の面影を残す[amazon_link product=”ザ・ゲートホテル京都高瀬川”]の8階へとエレベーターを昇ると、そこには驚くほど静謐な空間「Anchor Kyoto(アンカー京都)」が広がっています。
「宿泊者じゃないけど、あの絶景テラスでコーヒーを飲めるの?」と不安に思う方も多いはず。結論から言えば、ここは宿泊なしのビジター利用でも温かく迎え入れてくれる、知る人ぞ知る天空の特等席です。
東山の山並みが目の前に。五感を揺さぶる圧倒的な開放感
エレベーターの扉が開いた瞬間、思わず息を呑みました。ロビーからレストランへと続く空間の先に広がるのは、東山連峰のパノラマビュー。南座の屋根や鴨川の流れ、遠くには清水寺方面までを見渡せるロケーションは、まさに圧巻の一言です。
私が訪れたのは平日の午後2時過ぎ。運良く案内されたテラス席では、京都の街を吹き抜ける柔らかな風を感じることができました。テラスのソファに深く腰を下ろすと、先ほどまでの四条通の賑わいが嘘のように遠のいていきます。
心をほどく、ホテルクオリティのカフェメニュー
カフェタイムのお楽しみは、パティシエが手がける繊細なスイーツです。私が注文した「本日のタルト」は、サクサクの生地に季節のフルーツが美しく彩られ、一口ごとに丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。
お供に選んだのは、香り高いホテルオリジナルブレンドのコーヒー。重厚感のあるカップを手に、景色を眺めながら過ごす時間は、何物にも代えがたい贅沢です。また、ここの名物である「生搾りオレンジジュース」も、フレッシュな酸味が体に染み渡る逸品。隣の席の方が注文されていた[amazon_link product=”ビーフカレー”]の芳醇な香りにも、思わず食欲をそそられてしまいました。
「日常」を脱ぎ捨てる、大人のための隠れ家
アンカー京都の魅力は、単なる「景色の良さ」だけではありません。元小学校という歴史的建造物の記憶を大切にしつつ、モダンに昇華させた建築美が、訪れる人の心を落ち着かせてくれるのです。
スタッフの距離感も絶妙で、つかず離れずのホスピタリティが「一人の時間」をより上質なものにしてくれます。読書に没頭するもよし、大切な人と語らうもよし。周囲に気兼ねすることなく、自分だけの「京都時間」に浸ることができます。
訪れる前に知っておきたいこと
カフェタイム(14:00〜17:00頃)は基本的に予約を受け付けていないため、直接足を運ぶ形になります。週末は混み合うこともありますが、平日の午後は比較的ゆったりとした時間が流れていることが多いようです。
もし、あなたが「京都らしい景色を楽しみながら、静かに一息つきたい」と願うなら、迷わず8階へのボタンを押してください。そこには、地上数メートルでは決して味わえない、特別な景色と安らぎが待っています。


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