「あの時、もう少し明るく撮れていれば……」と、撮影後にモニターを見て肩を落とした経験はありませんか?私もかつてはそうでした。しかし、ニコンのRAW形式である「NEF」を使い始めてから、その悩みは過去のものになりました。今回は、ニコンユーザーなら絶対に知っておきたいRAW撮影の圧倒的なメリットと、無料の純正ソフト[amazon_link product=”NX Studio”]を活用した現像の極意を、私の実体験を交えて余すことなくお伝えします。
1. ニコンのRAW(NEF)が「魔法の素材」と呼ばれる理由
カメラの設定を「JPEG」にしていると、シャッターを切った瞬間にカメラが勝手に色や明るさを固定し、不要なデータを捨ててしまいます。一方、RAW(生データ)はレンズが捉えた光の情報をすべて保持しています。
私が特に驚いたのは、逆光で顔が真っ暗になってしまった家族写真の救済です。ニコンのセンサーは「暗部の粘り」に定評があり、[amazon_link product=”NX Studio”]で露出を2段ほど上げても、不自然なノイズが乗ることなく、まるで最初から順光で撮ったかのような透明感のある肌色が蘇りました。この「編集耐性の高さ」こそが、ニコンを使い続ける最大の理由です。
2. 進化した純正ソフト「NX Studio」の使い心地
以前のニコンのソフトは動作が重い印象もありましたが、現在の[amazon_link product=”NX Studio”]は別物です。非常に軽快で、何より「カメラ内で設定したピクチャーコントロール」をPC上で完全に再現し、後から自由に変更できるのが強みです。
例えば、撮影時は「スタンダード」で撮ったけれど、後から「やっぱりノスタルジーな雰囲気にしたい」と思えば、ボタン一つで「クリエイティブピクチャーコントロール」の各モードに切り替えられます。これはAdobeの[amazon_link product=”Lightroom”]など他社ソフトでは完全に再現できない、純正ならではの特権です。「カラーコントロールポイント」を使えば、画面内の特定の「青色」だけを選んで鮮やかにするといった直感的な操作も可能で、現像作業が楽しくて時間を忘れてしまうほどです。
3. Z 9 / Z 8世代がもたらした「高効率RAW」の衝撃
RAW撮影の唯一の弱点は「ファイルサイズが大きく、メモリーカードを圧迫する」ことでした。しかし、最新の[amazon_link product=”Nikon Z 9″]や[amazon_link product=”Nikon Z 8″]に搭載された「高効率RAW」は革命的です。
画質はロスレス圧縮と遜色ないレベルを維持しながら、ファイルサイズを約半分から3分の1にまで軽量化。これにより、高速な[amazon_link product=”CFexpress Type B カード”]を使用すれば、バッファ詰まりを気にせず秒間20コマ以上の連写をRAWで叩き込めます。野鳥やスポーツなど、一瞬の表情を逃せない現場での安心感は、他社の追随を許しません。
4. 動画もRAWで撮る時代へ:N-RAWの自由度
最近のニコンは静止画だけでなく、動画のRAW(N-RAW)でも業界をリードしています。私が[amazon_link product=”Nikon Z 6III”]で動画を撮る際、あえてRAWで収録するのは、後からホワイトバランスを自由に変えられるからです。
夕景の撮影中、刻一刻と変わる光の色温度に現場で合わせるのは至難の業。しかしN-RAWなら、編集時にスライダーを動かすだけで、現場の空気感を完璧にコントロールできます。しかも[amazon_link product=”DaVinci Resolve”]などの編集ソフトでの動作が驚くほど軽く、ハイスペックなPCでなくても4K/8KのRAW動画がサクサク動くのは感動的です。
5. RAW撮影を始めるなら揃えておきたいアイテム
RAWのポテンシャルを最大限に引き出すには、機材選びも重要です。膨大なデータを高速で書き込むための[amazon_link product=”ProGrade Digital CFexpress”]や、長期保存のための大容量な[amazon_link product=”外付けSSD”]は、もはや必須と言えるでしょう。
まとめ:RAWで撮ることは、表現の自由を手に入れること
ニコンのRAW撮影は、単なる「失敗の救済策」ではありません。撮影現場では構図や被写体との対話に集中し、色や明るさの追い込みは帰宅後のコーヒータイムにじっくり楽しむ。そんな贅沢な写真体験を可能にしてくれます。
まずは1枚、次の休日の撮影で「RAW+JPEG」設定を試してみてください。きっと、あなたのニコン機が持つ真のポテンシャルに、改めて惚れ直すはずです。


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