一眼レフやミラーレスカメラを手にした時、真っ先に目に飛び込んでくるのが「P・S・A・M」と書かれた丸いダイヤルです。最初は「オート(AUTO)」で十分だと思っていても、次第に「もっと背景をボケさせたい」「夜景を綺麗に撮りたい」という欲が出てくるもの。
Nikonのカメラは、このモードダイヤルひとつで写真の表情が劇的に変わります。今回は、私が実際に[amazon_link product=”Nikon Z5″]や[amazon_link product=”Nikon Z fc”]を使い倒す中で感じた、各モードのリアルな使い心地と設定のコツをお伝えします。
迷ったらここから!「Aモード(絞り優先)」で感動のボケ体験
私がNikonのカメラを使い始めて、最初に「一眼レフを買ってよかった!」と心から思えたのが**Aモード(絞り優先オート)**でした。
使い方は驚くほど簡単です。レンズの開放値(一番小さい数字)に合わせてシャッターを切るだけ。これだけで、スマートフォンのポートレートモードとは一線を画す、自然でとろけるような背景ボケが手に入ります。
- 私の体験談: 友人の結婚式で、[amazon_link product=”Nikon Z 50mm f/1.8 S”]を装着し、AモードでF1.8に固定して撮影しました。薄暗い会場でも、主役だけが浮き上がるような立体感のある写真が撮れ、新婦から「プロにお願いしたみたい!」と喜ばれたのは今でも忘れられない思い出です。
決定的瞬間を逃さない「Sモード(シャッター優先)」の万能さ
「せっかくの運動会なのに、子供の走る姿がブレてしまった」という失敗は誰もが通る道。そんな時に救世主となるのが**Sモード(シャッター優先オート)**です。
ここでは、自分が「止めたい速度」をダイヤルで指定します。例えば、1/1000秒以上に設定すれば、激しく動く被写体もピタッと止まります。
- 私の体験談: ドッグランで走り回る愛犬を撮る際、最初はオートで失敗ばかり。しかし、Sモードにして数値を1/2000秒まで上げると、宙に浮いた一瞬の肉球まで鮮明に写し出すことができました。Nikonの[amazon_link product=”Nikon Z6III”]のような高速AF機と組み合わせると、もはや最強の布陣です。
スナップの相棒「Pモード(プログラムオート)」
「設定に頭を使うより、目の前の景色に集中したい」という旅先でのスナップ撮影には、Pモードが最適です。
オートとの違いは、露出補正やホワイトバランスを自分でいじれる自由度があること。カメラが弾き出した露出をベースに、コマンドダイヤルを回して「プログラムシフト」を使えば、シャッタースピードと絞りの組み合わせを瞬時に変更できます。
- 私の体験談: 京都の路地裏を[amazon_link product=”Nikon Z f”]を持って歩いた時、Pモードのおかげで、光の差し込み具合に合わせた露出補正だけに集中できました。設定に迷う時間が減る分、シャッターチャンスに敏感になれるのがこのモードの魅力です。
世界観を作り込む「Mモード(マニュアル)」の悦び
「カメラを操っている」という感覚を最も味わえるのがMモード。全ての数値を自分で決めるため、難しく思われがちですが、三脚を立てた夜景撮影や星景写真では、これが正解になります。
- 私の体験談: キャンプ場での星空撮影。Aモードでは真っ暗になってしまう場面でも、Mモードでシャッタースピードを20秒に設定し、ISO感度を調整していく作業。液晶画面に無数の星が映し出された瞬間の高揚感は、マニュアル操作ならではのご褒美です。
Nikonユーザーだけの特権「U1/U2」設定の魔法
中級機以上の[amazon_link product=”Nikon Z6II”]や[amazon_link product=”Nikon D7500″]などには、ダイヤルに「U1」「U2」という項目があります。これは自分の「お気に入り設定」を保存できる場所。
私は以下のように使い分けています。
- U1:動体撮影用(Sモード・高速連写・AF-C設定)
- U2:室内ポートレート用(Aモード・瞳AF・低速限界設定)
散歩中に急に鳥が飛び立っても、ダイヤルをカチッとU1に回すだけで、一瞬で戦闘態勢に入れる。このスピード感こそがNikonの操作系の素晴らしさです。
まずは「Aモード」でボケを楽しみ、次に「Sモード」で動きを止める。そうやってダイヤルと仲良くなるうちに、あなたの写真はもっと自由で、もっと楽しくなるはずです。
次は、あなたのカメラの「U1」にどんな物語を登録しますか?


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