モニターで「全画面にしたいのに、ならない」「全画面にしたら変になった」。この手のトラブルは、原因がだいたい決まっています。先に結論を書くと、ショートカットで切り替え→表示の設定を正す→ケーブルや変換まわりを疑う、の順に潰すと早いです。
まず一番よくあるのが「全画面」じゃなく「最大化」になっているケース。見た目はほぼ同じでも、挙動が別物です。ブラウザならウィンドウ右上の最大化じゃなく、F11で本当の全画面に切り替えます。YouTubeなどの動画はプレイヤー側の全画面ボタンが基本で、戻れないときはEscが効くことが多い。ゲームや一部アプリはAlt+Enterで切り替わるタイプがあり、これで直るならかなりラッキーです。Macはアプリ対応が前提ですが、control+command+Fでフルスクリーンに入れます。
次に「全画面にしたら端が切れる」「はみ出す」。これはテレビやチューナー付きのディスプレイに繋いだときに出やすく、オーバースキャンが原因のことが多いです。PC側で解像度を変えても直らないなら、モニター(またはテレビ)側の設定メニューで表示モードを探し、オーバースキャンをOFF、あるいは「ドットバイドット」「Just Scan」「画面サイズ:フル/フィット」系を試します。体感ですが、ここを直すだけで「なんか変」が一気に収まります。
黒帯が出る、横に伸びる、縦長になる場合は、解像度と拡大縮小(スケーリング)の組み合わせが崩れています。Windowsならディスプレイ設定で解像度を「推奨」に戻し、拡大縮小もいったん100%〜125%の範囲で確認。加えて、GPUのスケーリング設定で「縦横比を維持」「フルスクリーン」などが選べる場合があるので、黒帯が気になる人は「縦横比を維持」を優先すると落ち着きやすいです。ゲーム内にも「フルスクリーン」「ボーダーレス」「ウィンドウ」があり、ボーダーレスは安定する一方で、アプリによっては“全画面っぽいだけ”になって入力遅延や解像度がズレることもあります。
「タスクバーが消えない」「タスクバーが上にかぶさる」も定番。ブラウザならF11の全画面に入れているかを確認し、入っているのにタスクバーが居座る場合は、一度Escで抜けてから入り直すと直ることがあります。それでもダメなら、タスクバーの自動非表示を一時的にONにして回避する手もあります。根本はアプリ側の不具合が多いので、ここで粘りすぎないのがコツです。
2画面(ノートPC+外部モニター)で「全画面が別モニターに飛ぶ」「全画面にすると崩れる」なら、順番が重要です。全画面にしたいウィンドウを先に目的のモニターへ移動してから、全画面操作をします。逆順だと、アプリが“元の画面に固定”して暴れることがある。これ、地味だけど効きます。
ここまでやっても直らないときは、接続まわりを疑います。安物ケーブルや古い規格だと、4Kや高リフレッシュ環境で表示が不安定になり、全画面切り替え時だけ症状が出ることがあるからです。例えばHDMI 2.1が必要な環境なら、Anker Ultra High Speed HDMI ケーブル(HDMI 2.1)https://www.amazon.co.jp/s?k=Anker+Ultra+High+Speed+HDMI+%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB+HDMI+2.1&tag=opason-22 に変えるだけで、切り替え時のブラックアウトや表示崩れが減ることがあります。4K/60Hz程度なら、エレコム HDMIケーブル 2.0(4K/60Hz対応)https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%A0+HDMI%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB+2.0+4K+60Hz&tag=opason-22 でも十分なケースが多いです。
DisplayPortで繋いでいるなら、まずはケーブルの質。Cable Matters DisplayPort 1.4 ケーブル https://www.amazon.co.jp/s?k=Cable+Matters+DisplayPort+1.4+%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB&tag=opason-22 や、エレコム DisplayPort ケーブル(1.4/8K対応)https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%A0+DisplayPort+%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB+1.4&tag=opason-22 のような定番どころに寄せると、切り分けがラクになります。
USB-Cから映像を出している人は、変換アダプタがボトルネックになりがち。Anker USB-C to HDMI 変換アダプタ https://www.amazon.co.jp/s?k=Anker+USB-C+to+HDMI+%E5%A4%89%E6%8F%9B+%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF&tag=opason-22 を挟んでいるなら、熱や相性で全画面切替時に信号が一瞬途切れることもあります。DisplayPort変換なら、Cable Matters USB-C to DisplayPort 変換アダプタ https://www.amazon.co.jp/s?k=Cable+Matters+USB-C+to+DisplayPort+%E5%A4%89%E6%8F%9B+%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF&tag=opason-22 のような製品で安定するケースがある。さらに周辺機器が増えているなら、USB-C ドッキングステーション(デュアルHDMI/DP)https://www.amazon.co.jp/s?k=USB-C+%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3+%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB+HDMI+DP&tag=opason-22 にまとめてしまうと、配線のガチャガチャが減って不具合の再発も抑えやすいです。
入力を複数機器で切り替えている人は、切替器が犯人のこともあります。HDMI 切替器(4K/60Hz対応・自動切替)https://www.amazon.co.jp/s?k=HDMI+%E5%88%87%E6%9B%BF%E5%99%A8+4K+60Hz+%E8%87%AA%E5%8B%95&tag=opason-22 を使っていて、全画面にした瞬間だけブラックアウトが長いなら、手動切替に変えるか直結で検証した方がいい。DisplayPortなら DisplayPort 切替器(DP 1.4対応)https://www.amazon.co.jp/s?k=DisplayPort+%E5%88%87%E6%9B%BF%E5%99%A8+DP+1.4&tag=opason-22 が絡むと症状が分かりづらいので、一度外して確認するのが近道です。配線の取り回しがきつい場合は、HDMI 延長ケーブル(L字/取り回し改善)https://www.amazon.co.jp/s?k=HDMI+%E5%BB%B6%E9%95%B7+%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB+L%E5%AD%97&tag=opason-22 を挟むと端子の負担が減って、接触不良由来の瞬断が治まることもあります。
最後に、迷ったときの切り分けだけ置いておきます。
全画面が効かない→ショートカット(F11/Esc/Alt+Enter)→解像度とスケーリング→モニター側の表示モード(オーバースキャン)→ケーブル/変換/切替器の順。ここまでやれば、だいたいどこで詰まっているか見えてきます。直し方が分かると、次に同じ症状が出ても焦らなくなります。


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