心電図モニターのRUN表示の意味は?ショートラン/NSVTの見分け方と落ち着く手順

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夜勤でモニターが「RUN」と鳴ると、まず胸がざわつく。結論から言うと、RUNは“期外収縮が短く連発した”ことを示す表示として使われることが多い。とくにPVC(心室性期外収縮)が3連発以上つづいたとき、機種や設定によって「RUN」や「short run」と出る。
ただし、同じRUNでも“本物の不整脈”と“ノイズの見間違い”が混ざる。だからこそ、波形だけに引っ張られず「患者→波形→原因つぶし」の順で戻るのが一番安全だ。

RUNって結局なに?まずは言葉をそろえる

RUNは、現場の会話だとショートラン(短い連発)を指して使われがち。医師のカルテ上はNSVT(非持続性心室頻拍)と呼ばれることもある。
断定すると、どっちの言い方でも“連続して出た”事実が重要。理由は、危険度は表示名じゃなくて「持続時間」「頻度」「症状」「背景」で決まるから。補足として、患者が無症状で数拍で止まり、血圧も保たれているなら、まずは落ち着いて情報を集めればいい。

RUNが鳴った瞬間にやること:慌てないための初動

1)最初に患者を見る

RUNが出たとき、モニター画面を凝視しがちだけど、先に患者。
意識、息苦しさ、胸部不快感、冷汗、顔色、会話の反応。ここで「なんか変」があれば、波形の解釈よりも応援要請が先になる。

2)波形が“心電図として成立してるか”を確認

RUNは誤アラームでも出る。体動で基線が暴れる、寒さで筋電図が乗る、リード線が引っ張られて波形が崩れる。こういうときはRUNっぽく見える。
私は一回、体位変換の直後にRUNが連発して冷や汗をかいたけど、よく見ると基線がガタガタで、患者さんは普通に会話していた。電極を貼り直したら静かになった。あれは“心臓が荒れた”より“電極が負けた”パターンだった。

3)電極とリード線を整える(ここが効く)

ノイズ疑いがあるなら、電極の貼り替えと固定が手堅い。汗や皮脂で粘着が弱ると、動いたときに一気に波形が乱れる。
貼り替え用に定番の電極を用意しておくと迷わない。たとえば、モニタリング電極を探している人が多いのが 3M レッドドット ECGモニタリング電極 2670-5https://www.amazon.co.jp/s?k=3M+2670-5+%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%88+ECG+%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0+%E9%9B%BB%E6%A5%B5&tag=opason-22)で、検査用の型番で検索されやすいのが 3M レッドダット 心電図検査用電極 2360https://www.amazon.co.jp/s?k=3M+%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%80%E3%83%83%E3%83%89+2360+%E5%BF%83%E9%9B%BB%E5%9B%B3+%E9%9B%BB%E6%A5%B5&tag=opason-22)。
メーカー指定がある現場だと、たとえば 日本光電 心電図電極(H078Bなど) で検索して揃える人も多い(https://www.amazon.co.jp/s?k=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%89%E9%9B%BB+H078B+%E5%BF%83%E9%9B%BB%E5%9B%B3+%E9%9B%BB%E6%A5%B5&tag=opason-22)。
補足すると、電極だけじゃなく線も盲点。差し込みが甘い、線が断線しかけ、コネクタ部が緩いと、RUNの誤アラームが増える。リード線の交換候補としては M306L10J 心電図電極 リード線https://www.amazon.co.jp/s?k=M306L10J+%E5%BF%83%E9%9B%BB%E5%9B%B3+%E9%9B%BB%E6%A5%B5+%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E7%B7%9A&tag=opason-22)みたいに型番で探す人が多いし、汎用の ECGリード線 DIN 42802 クリップ などで合うものを探す流れもある(https://www.amazon.co.jp/s?k=ECG+%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E7%B7%9A+DIN+42802+%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97&tag=opason-22)。
業務用途の消耗品は種類が多くて迷いやすいので、ざっと眺めたいなら工業・業務用の売れ筋から当たりをつける手もある(https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/industrial/10285351051?tag=opason-22)。

RUNが“本物”っぽいとき、何が怖い?

RUN=短い連発だとして、怖さは「次の危険なリズムへの移行リスク」。ただ、全例が即アウトではない。
断定すると、危ないのは“症状があるRUN”と“長いRUN”。理由は、循環が落ちたり、持続性の頻拍に近づいたりするから。補足として、無症状でも基礎疾患がある人(心筋梗塞後、心不全、電解質異常の疑いなど)だと報告の優先度が上がる。

医師に報告するときに通じる言い方

「RUN出ました」だけだと、結局聞き返される。ここを揃えるとスムーズ。

  • いつ出たか、何回出たか
  • どれくらい続いたか(目安でOK)
  • 波形は整っていたか、ノイズっぽかったか
  • 患者の症状とバイタル
  • 電極貼り替えや体位調整で変化したか
    この5点があると、電話口の空気が変わる。夜勤帯ほど効く。

よくある勘違い:RUNは“機械が動いてる表示”ではない

PCの「RUN」と混同されがちだけど、心電図モニターでのRUNはイベント表示として出ることが多い。もし「RUNがずっと点灯して消えない」みたいな挙動なら、機種仕様や院内設定(表示名の割り当て)を確認したほうが早い。

まとめ:RUNで一番大事なのは“戻る順番”

RUNが鳴ったら、まず患者。次に波形の質。最後に電極と線。
焦りをゼロにはできないけど、手順が体に入ると、RUNは「怖いアラーム」から「情報の合図」に変わってくる。

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