中古モニターは、うまく選べば「同じ予算でワンランク上」を狙える。結論から言うと、勝ち筋は2つしかない。ひとつは“用途を絞る”。もうひとつは“チェック項目を決めて買う”。この順番を守るだけで、当たり外れの振れ幅がいきなり小さくなる。
私が最初に中古へ手を出したのは、在宅のサブモニターが必要になったときだった。新品を見に行くと、欲しいサイズと端子構成はそこそこ値が張る。そこで中古を覗いたら、型落ちでも十分きれいな個体が意外に並んでいて、拍子抜けした。反面、同じ棚に「画面がうっすら黄ばんでいる」「端子がぐらつく」個体も混ざっていた。中古は“目利きゲーム”だと割り切ると、話が早い。
まず、中古がおすすめなのは、事務作業・学習・サブ用途・軽めのゲームなど「必要十分」を狙える人だ。逆に、写真・映像の色合わせを仕事にする人は、ムラの個体差がストレスになりやすい。迷うなら、中古は“サブから”が安全。最初の一台を外すと痛い。
購入先は大きく3つ。店舗、フリマ、オークション。初心者の第一候補は店舗だ。現物確認がしやすいし、保証が付くことがある。フリマやオークションは相場が安い代わりに、梱包と説明の質がバラつく。そこで、どこで買うにしても、確認する順番を決めておく。
私が現物で見る順番はこうだ。外観→端子→ムラ→ドット→OSD。理由は単純で、致命傷を早く見つけるほど時間をムダにしないから。角の打痕や背面の割れがある個体は、落下歴の可能性が高い。モニターアーム運用を考えているならVESA穴の状態も見たい。ここが荒れているとあとから詰む。
次に端子。HDMIやDisplayPortの接触が怪しい個体は、机の振動やケーブルの重みで「一瞬ブラックアウト」を起こすことがある。ケーブルを差した状態で軽く触れて映像が乱れないか、可能なら試す。中古で地味に多いのが、ケーブルが原因に見えて実は端子の緩みだった、というパターンだ。そういうときは、予備として質の良いケーブルを一本持っておくと切り分けが速い。たとえばiVANKYのDisplayPortケーブルはAmazonで手に入りやすく、検索しやすいので、私は「iVANKY DisplayPort 1.4 2m」の広告URL(https://www.amazon.co.jp/s?k=iVANKY+DisplayPort+1.4+2m&tag=opason-22)をブックマークしておき、急に必要になったときに迷わないようにしている。同様にHDMIも「iVANKY HDMI 2.0 2m」の広告URL(https://www.amazon.co.jp/s?k=iVANKY+HDMI+2.0+2m&tag=opason-22)を控えておくと、端子テストの段階で余計な手間が減る。
画面チェックは白とグレーが基本。白一色で“シミ”や“黄ばみ”、グレーで“ムラ”が見えやすい。ここで「うーん、微妙かも」と思った個体は、数日後に確実に気になり始める。中古は“慣れで無視できる”を期待しないほうがいい。特に在宅で長時間見るなら、わずかなムラが地味に効いてくる。
ドット抜けはRGB単色と黒で確認する。黒点(点かない)は単色で見つけやすいし、輝点(点きっぱなし)は黒で見つかる。店舗なら簡易テストくらいは許されることが多い。フリマなら「白一色の写真」「黒一色の写真」をお願いして、逃げられるならその時点で撤退するのがラクだ。
そして盲点がOSD(設定メニュー)。ボタンが誤作動する個体は、買った直後は気づきにくいのに、使い始めると本当にイラつく。音量や入力が勝手に切り替わるタイプは最悪だ。ここまで見たら、ようやくスペックの話に入る。
中古で狙いやすいのは、用途が明確な定番モデルだ。たとえばゲーム寄りなら、144Hz帯の名機として名前が出やすいBenQ ZOWIE XL2411を検索して相場観を掴む人が多い。購入候補にするなら「BenQ ZOWIE XL2411」の広告URL(https://www.amazon.co.jp/s?k=BenQ+ZOWIE+XL2411&tag=opason-22)を見て、周辺の類似モデルや価格帯も眺めておくと判断が早い。もう少し画質と汎用性も欲しいなら、WQHD+高リフレッシュの系統で「(中古) TUF Gaming VG27AQ」の広告URL(https://www.amazon.co.jp/s?k=%28%E4%B8%AD%E5%8F%A4%29+TUF+Gaming+VG27AQ&tag=opason-22)を起点に相場を追うのも手だ。中古は“新品の人気機種”が、そのまま“中古の流通量”になりやすい。流通量が多いと状態の良い個体に当たりやすい。
設置面の快適さも、中古選びでは軽視しないほうがいい。画面の良し悪し以上に、姿勢の崩れが疲れに直結するからだ。スタンドが貧弱で揺れる個体は、画面が良くても落ち着かない。そこでモニターアームを前提にするなら、信頼性の高い定番を見ておくと安心材料になる。たとえば「ERGOTRON LX 45-241-224」の広告URL(https://www.amazon.co.jp/s?k=ERGOTRON+LX+45-241-224&tag=opason-22)は中古モニターと相性が良い。最初は高く感じても、モニターを買い替えてもアームが残るので、長期ではコスパが出やすい。もう少し予算を抑えるなら「HUANUO モニターアーム デュアル 17 27」の広告URL(https://www.amazon.co.jp/s?k=HUANUO+%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A0+%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB+17+27&tag=opason-22)あたりを当てにして、安定性と可動域のバランスを取るのも現実的だ。
最後に、メンテ用品。中古は“届いた瞬間がピーク”になりがちで、汚れが気になるとテンションが落ちる。画面拭きは気合いを入れすぎないほうが良い。強くこすってコーティングを傷めるのが一番もったいない。軽く埃を飛ばして、専用クロスでふわっと仕上げるだけで十分なことが多い。私は「サンワサプライ DK-KC5」の広告URL(https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4+DK-KC5&tag=opason-22)を常備している。指紋や皮脂が気になるときは、アルコール強めのものより、液晶向けを選ぶほうが無難だ。検索しやすい「液晶クリーナー アルコールフリー スプレー」の広告URL(https://www.amazon.co.jp/s?k=%E6%B6%B2%E6%99%B6%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC+%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC+%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC&tag=opason-22)を起点に選ぶと、変な製品を掴みにくい。
中古モニターのおすすめは、安いから買う、ではない。確認の手間をかけた分だけ得をする買い物だ。外観、端子、ムラ、ドット、OSD。ここまで見て「よし」と思えた個体だけを連れて帰る。それだけで、中古はちゃんと味方になる。


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