【はじめに】
モニターの裏やVESA取り付け部に小さなネジが「スッ」と入ってしまった経験は意外と多い。まずは慌てず電源を切り、プラグを抜くこと。内部でショートしたり、感電の危険を高めたりするため、通電したまま触らないのが鉄則だ。ここでは自分で試せる順に方法を並べ、失敗談と注意点も正直に書くので、読んでから動いてほしい。
【応急処置 — まずやること】
- 電源を落とし、電源ケーブルと周辺機器を外す。
- モニターを水平な場所に裏返すか、角度をつけてネジが動きやすい向きにする。
- ゆっくり軽く振る・角度を変える。ネジが単に隙間に落ちただけなら、これで出てくることがある。
この段階で無理にドライバーを突っ込んだり、強い衝撃を与えたりしないこと。画面の割れや内部ケーブルの損傷につながる。
【簡易工具での取り出し方法】
・磁石で引き寄せる:小型のネオジム磁石(https://www.amazon.co.jp/s?k=ネオジム+磁石&tag=opason-22)を布で包み、ベゼルに直接当てないようにして引き寄せる。私もVESAの隙間に落ちたネジを、この方法で取り出した。ただし強力な磁石はスピーカーやセンサーに影響する恐れがあるため、画面付近は避ける。
・伸縮マグネットピックアップ:細い隙間に差し込みやすいペン型の磁石ツール(https://www.amazon.co.jp/s?k=マグネット+ピックアップ+ツール&tag=opason-22)は扱いやすく、狙った部分を吸着できる。先が伸びるので奥にあるネジにも届きやすい。
・フレキシブルタイプ:曲がる先端のピックアップ(https://www.amazon.co.jp/s?k=フレキシブル+ピックアップ+ツール&tag=opason-22)は角度がつけられる分、VESAの奥や狭い溝に有効だ。
【つまんで取り出す手順】
精密ピンセット(ESD対応)(https://www.amazon.co.jp/s?k=精密+ピンセット+ESD&tag=opason-22)でネジをつまめる場合は、焦らず角度を調整して少しずつ掴む。ここで力を入れすぎるとネジがさらに奥に入るか、内部の薄いケーブルを傷つけるので注意。私は一度、慌てて力を入れたらネジが下に滑り、結局分解する羽目になった。力任せは禁物だ。
【分解は最終手段 — だけど必要な場合】
どうしても取れない、内部で挟まっている可能性がある、もしくは通電時に異音や焦げ臭さがあれば分解を検討する。ここでの基本ルールは以下。
- 事前に写真でネジ位置やケーブルの配置を記録する。
- 精密ドライバーセット(https://www.amazon.co.jp/s?k=電子機器+修理+ドライバー+セット&tag=opason-22)を使い、ネジは皿や仕切りに分けて管理する。
- 作業時は静電気防止リストストラップ(https://www.amazon.co.jp/s?k=静電気+防止+リストストラップ&tag=opason-22)を装着する。
- メーカー保証がある場合、分解で保証が無効になる可能性を必ず確認する。私自身、無理に裏蓋を外して保証対象外になった経験があり、そのときは後悔した。もし保証内で修理可能なら、まずはメーカーサポートへ連絡するのが賢明だ。
【修理に出すタイミングと費用感】
自分でどうしても取り出せない場合、メーカー修理か民間の修理業者へ依頼する。メーカーだと保証範囲なら無償、保証外なら見積もり提示後の有償対応が一般的だ。業者によっては分解で内部清掃やチェックも行ってくれるため、ショートリスクを下げられる。修理前に取り出しだけの可否と費用を必ず確認すること。
【予防策 — 次に同じ失敗をしないために】
作業時はネジを小皿に入れる、マットを敷いて落下を防ぐ、VESA取り付けはネジを先に軽くかけてから本締めする。ネジを扱うときのちょっとした習慣で、大半の事故は防げる。
【よくある質問(短答)】
Q:磁石で画面は壊れない?
A:一般的な液晶モニターは磁石で直接壊れる可能性は低いが、スピーカーやセンサーへの影響、強磁場での問題がゼロではない。画面近傍は避け、控えめに使うのが安全。
Q:分解したら保証はどうなる?
A:保証書の条件を確認。多くのメーカーはユーザー分解で保証無効になるため、保証を残したいならメーカー窓口へ相談する。
【まとめ】
最初は「電源オフ・プラグ抜き・裏返す」。次に磁石やピックアップツール、精密ピンセットで慎重に試す。吸引やブロワーも手段の一つだが、いずれも無理は禁物。手に負えないと判断したら、保証や修理費用を踏まえてプロに任せるのが結果的に安全で安上がりになることも多い。私が実際にやって失敗したからこそ言えるのは、落ち着いて順序を守ること。焦らず試し、必要なら専門家に相談してほしい。


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