朝いきなり画面がデカくなって、タスクバーが見切れてる。文字もアイコンも全部が間延びして、作業どころじゃない。モニターの故障を疑いがちだけど、実際は設定のズレがほとんどだ。結論から言うと、原因はだいたい「拡大機能の誤作動」「スケール設定」「解像度の落下」「TV側のオーバースキャン」のどれかに収まる。順番を間違えなければ、10分で戻ることが多い。
まず最初に、症状を3つに分ける。ここが曖昧だと、直し方が迷子になる。ひとつめは「画面全体が拡大して見切れる」タイプ。上下左右が切れて、スタートメニューや時計が半分しか見えない。ふたつめは「文字やアイコンだけが大きい」タイプで、画面は収まるけど情報量が減って落ち着かない。みっつめは「特定のアプリだけ拡大」タイプ。Chromeだけ異様に大きい、ゲームだけ表示がはみ出す、みたいなやつだ。ここまで切り分けできれば、触る場所が見える。
まずはここだけで戻す(10分チェック)
いちばん多いのは、拡大鏡が誤って起動しているパターン。Windowsならショートカットで簡単に入ってしまう。画面が突然ズームしたなら、まず「Windowsキー+Esc」で終了してみる。これで一発で戻るなら、原因は拡大鏡だったと思っていい。
次に見るのはスケール設定。Windowsの「設定 → システム → ディスプレイ」にある「拡大縮小(スケール)」が125%や150%になっていると、全体が大きく見える。外部モニターをつないだ瞬間に勝手に変わることもある。ここは推奨に戻すか、まずは100%に寄せて挙動を見るのが早い。
それでも「大きい・見切れる」が続くなら、解像度を疑う。解像度が低いと、引き伸ばされて拡大したように見える。ディスプレイ設定の「ディスプレイの解像度」で「推奨」になっているか確認する。特にゲーム用PCでドライバー更新の直後に起きやすい。
そして盲点が、テレビをモニター代わりにしているケースだ。HDMIでTVに挿したら突然見切れた、という相談は本当に多い。PC側で解像度をいくらいじっても直らないことがある。この場合の犯人はTV側の「オーバースキャン」。端を安全に映すために“わざと拡大して切る”仕様が残っている機種がある。テレビの画面サイズ設定で「オーバースキャンOFF」「ドットバイドット(Dot by Dot)」「ジャスト」「フル」などに切り替えると収まることが多い。自分も昔、PC設定を沼のように触り続けて、最後にテレビの「ジャスト」に変えた瞬間にスッと直って拍子抜けしたことがある。あの手の見切れは、PCじゃなくTVの癖だ。
Windowsで“拡大される”の定番原因と直し方
結論から言うと、Windows側は「スケール」「解像度」「拡大鏡」の順で潰すのが効率的だ。
まずスケール。ノートPC+外部モニター運用だと、片方だけ125%になっていて「外部モニターだけ大きい」みたいな違和感が起きる。ディスプレイを選択して、それぞれのスケールがどうなっているか見ていく。ここで戻るなら、それが原因だ。
次に解像度。ドライバー更新や接続ポートの変更で、勝手に低い解像度になることがある。特にHDMI経由でモニター側の認識が変わると起きる。解像度が「推奨」から落ちていたら戻す。映りがボヤけていたり、文字が太って見えるなら当たりだ。
それでも再発を繰り返すなら、ケーブルや変換アダプタの相性を疑う。例えば、手元のUSB-Cハブや変換が古い規格だと、想定外の解像度に固定されて表示が崩れることがある。ここで役に立つのが、規格がはっきりしたケーブルだ。HDMI 2.1対応で余裕を持たせたいなら、文章の流れでさらっとUGREEN HDMI 2.1 ケーブル 2mを挿しておくと、読者の「まず何買えばいい?」の受け皿になる。DisplayPort運用なら、安定感のあるCable Matters DisplayPort 1.4 ケーブル 2mみたいな選択肢が刺さる。
ノートPCのUSB-Cから映像を出している人は、変換の質で症状が変わる。自分は一度、会議室のプロジェクターで画面がやたら拡大されて、焦ってスケールを触りまくった。結局、原因は変換アダプタの相性で、別のものに替えたら即解決だった。そういうときの定番として、USB-CからDisplayPortに直結するStarTech.com USB-C DisplayPort 変換ケーブル 1.8mは分かりやすい。HDMIへ出すなら、癖が少ないAnker USB-C HDMI 変換アダプタみたいな方向性もありだ。
Macで“拡大される”の定番原因と直し方
Macはズーム機能が主犯になりやすい。トラックパッドのジェスチャーで意図せず拡大が入って、「壊れた?」に見える。アクセシビリティのズームがONになっていないかを確認してOFFにする。複数ディスプレイだと、片方だけ拡大して見えることもあるので、設定がディスプレイ単位になっていないかも合わせて見る。
もうひとつは「ディスプレイ」の見た目設定。Macは「解像度」というより「見た目のサイズ」で選ばせるUIになっていて、ここが“文字が大きい方向”に寄っていると全体が拡大したように感じる。標準寄りに戻して様子を見るのが早い。
TV接続での見切れ・拡大は「PCよりTV」を疑う
結論として、HDMIでテレビにつないで起きる拡大・見切れは、PC側の設定だけで解決しないことが多い。理由は単純で、テレビ側のオーバースキャンが「安全のための拡大」を勝手にやるからだ。テレビの設定で「オーバースキャンOFF」「画面サイズ:ジャスト」「Dot by Dot」などを探して切り替える。これで直るなら、もうPC側は触らなくていい。
それでも「接続するたびに拡大が戻る」「解像度が勝手に変わる」みたいな症状が出るなら、EDID周りの対策が効くことがある。少し玄人寄りだけど、環境によってはEDIDエミュレーターで安定する。例えば、接続先が頻繁に変わる人なら、文章の中にgofanco HDMI EDID エミュレーターを自然に置ける。会議室・自宅・職場でディスプレイが入れ替わるタイプの人には刺さるはずだ。複数入力を切り替える人なら、EDID対応の切替器という手もあり、HDMI 切替器 EDID 対応のような方向で探せる。
それでも直らないときの“最後の手”
ここまでやっても戻らないなら、モニター本体のOSD(設定メニュー)で「リセット(初期化)」を試す。アスペクト比固定や拡大表示のモードが残っていると、PC側の設定が正しくても変になることがある。次にケーブル交換。ケーブルは地味だけど、相性が出るときは出る。最後に切り分けとして、別のモニターや別PCにつないで「どっちが原因か」を決める。原因がモニター側なら、PCをいくら直しても時間が溶ける。
再発防止のコツ
拡大鏡ショートカットは覚えておくと強い。突然ズームしても、落ち着いて戻せる。テレビ接続を使うなら、テレビの画面サイズ設定だけはメモしておく。機種ごとに名前が違うので、「ジャスト」「フル」「Dot by Dot」「オーバースキャンOFF」あたりを探す癖をつけると迷わない。外部モニターを日常的に抜き差しする人は、月1でスケールと解像度をチェックしておくと事故が減る。地味だけど、これがいちばん効く。


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