モニターのネジ規格はこれ!VESAサイズ別M4/M6/M8の選び方と長さチェック術まとめ完全版

未分類

モニターをアームに付け替える日、いちばん手が止まるのは画面でも金具でもなく、ネジだった。背面の穴を見て「これ、M4で合ってるよね?」とつぶやいて、工具箱をひっくり返す。結論から言うと、多くのPCモニターはVESAの75×75や100×100に沿っていて、そこでよく使われるのはM4。ここまでは合っているのに、失敗はだいたい“長さ”で起きる。ネジ径が合っていても、長すぎると奥で当たるし、短いと固定できない。つまり、規格は入口で、最後は現物チェックが勝つ。

VESAという言葉は、背面の4つ穴の「間隔(mm)」を指すものとして覚えると早い。75×75や100×100なら、デスク用モニターで頻出のゾーン。200×100や200×200以上はテレビ寄りや大型寄りで、そこでM6やM8が出てくることがある。だから「VESAのサイズ=ねじ径が必ずこれ」と決め打ちするより、まずは穴の間隔を測って、次に取説の指定を探し、最後にネジの長さを詰める。順番を間違えないのがコツだ。

私が一度やらかしたのは、引っ越しでモニターアームを外したとき。ネジを小袋にまとめたつもりが、どこかへ消えた。仕方なく近所で「M4っぽいネジ」を買ってきて付けようとしたら、途中で止まる。無理に回したらヤバい感じがして手を止めた。あとで分かったのは、ネジが長すぎたこと。背面のくぼみが浅いタイプで、奥で当たっていた。あのとき力を入れていたら、内部に触れていたかもしれない。ネジは地味だけど、ここが一番こわい。

じゃあ、どうやって長さを決めるか。考え方はシンプルで、「モニター側のネジ穴の有効深さ」から「金具の厚み」を引いて、そこに少し余裕を持たせる。とはいえ有効深さって測りにくい。ここで役に立つのがノギスだ。例えば、シンワ測定 デジタルノギス 150mmみたいな定番が一本あると、穴の位置関係や金具の厚みが一気に“数字”になる。感覚で買い足す回数が減るので、結果的に安く済む。

ただ、現実は「ノギスない」「今すぐ付けたい」ことも多い。そんなときは、最初から“逃げ”を作れるネジセットが便利だ。M4/M5/M6/M8にワッシャーやスペーサーが入っているセットは、失くしたときの保険になる。たとえばテレビ壁掛けネジセット(M4/M5/M6/M8)みたいなやつは、規格が分からない初回でも手が動く。メーカー物に寄せたいなら、サンワサプライ CR-PLS3SETのような取付け用セットも選択肢になる。どちらにしても「短めのネジ+ワッシャー」で微調整できる構成だと失敗が減る。

スペーサーが必要になるのは、背面がフラットじゃないモニターだ。端子周りが盛り上がっていたり、VESA穴がくぼんでいたりするタイプは、金具が浮いてまっすぐ当たらない。そんなときはネジを長くするより、スペーサーで“面”を作るほうが安全。ピンポイントで高さを出したいなら、長尾製作所 NBROS VESA スペーサー(M4)みたいな専用品が分かりやすい。ネジの長さをいじるより、スペーサーで整える。これ、地味だけど効く。

そして、モニターアームを選ぶときもネジ規格は関係してくる。アーム側のVESAプレートが標準的なら悩みは少ないが、付属ネジが微妙に合わないことは普通にある。だから私は、定番アームを買うときでもネジセットを捨てずに残す派。たとえば、王道のエルゴトロン LX(45-241-026)は作りが良くて安心感がある一方、モニター側のくぼみ形状によってはワッシャーやスペーサーが欲しくなる瞬間がある。コスパで始めるならAmazonベーシック モニターアーム(シングル)みたいな選び方もアリ。どっちを選んでも、最後に救うのは結局“合うネジ”だ。

さらに厄介なのが、VESA穴がないモニター。薄型一体型や一部の特殊デザインだと、背面に4穴が存在しないことがある。この場合は変換アダプタで対応することになる。例えばHUANUO VESA非対応モニター用アダプタ(75×75)のような製品が候補になるが、ここは耐荷重と固定方法が製品ごとに違うので、モニター重量と形状を必ず先に確認したい。無理にアーム化して落下、これが一番痛い。

最後に、私が作業前にやる“30秒チェック”を置いておく。まずVESAの間隔を測る。次に取説でネジ指定がないかを見る。なければ、M4を基準にして短めを当て、足りない分はワッシャーやスペーサーで寄せる。これでだいたい勝てる。もし「径が違う気がする」「回し始めが硬い」と感じたら、そこでストップ。ネジは勢いでねじ込むと取り返しがつかない。

ネジ規格の話は地味だけど、ここを理解すると、モニターアーム選びも設置も一気にラクになる。M4が多い、でも長さで事故る。だから測る、合わせる、無理しない。この順番でいけば、取り付け作業はちゃんと終わる。作業が終わったあと、机の上がスッと広くなる。あの瞬間の気持ちよさのために、ネジだけは丁寧にいこう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました