モニターのネック(スタンドの首)を外す作業って、やること自体は単純なのに、最初だけやたら怖い。結論から言うと「固定方式の見極め」と「画面保護」がすべて。ここさえ押さえると、VESA化してモニターアームに載せ替えるのも、引っ越し前の梱包もスムーズに進む。
まず確認:あなたのスタンドはどっちタイプ?
ネックの外し方はだいたい2種類に分かれる。
- リリースボタン(ロック)式:ボタンを押しながら引き抜く
- ネジ固定式:カバー内のネジを外してからツメを解除する
背面をのぞくと、付け根に小さい穴や「押せそうな場所」があることが多い。何もなければ、ネジ隠しカバーが怪しい。ここを見ずに力で引っ張ると、嫌な音がして心臓に悪い。
作業前の準備:壊さない人はここが丁寧
僕が一番ヒヤッとしたのは、うつ伏せにした瞬間に画面が滑ったとき。以来、まず床や机の環境を整えるようにしてる。
画面側は必ず柔らかい布で守る。手元にあるなら、マイクロファイバークロス 大判を一枚敷くだけで安心感が段違い。さらに机がツルツルなら、下に作業用 すべり止めマットを敷くと、モニターが動かず作業が落ち着く。
工具は「合うものを一発で」揃えるのがコツ。ドライバーが合ってないと、ネジ山がなめて詰む。最低限あると助かるのは、プラスドライバー 2番 マグネットと、サイズ違いが出ても逃げられるベッセル(VESSEL) 精密ドライバーセット 566PSみたいなセット。細かい作業が多い人ならアイネックス(AINEX) 精密ドライバーセット TL-026も相性がいい。
六角が必要な機種もあるから、手元にないなら六角レンチセット ミリサイズがあると詰まらない。準備が整ったら、電源を切ってケーブルを全部抜く。端子にテンションがかかったまま作業すると、思わぬ方向に力が入る。
外し方①:リリースボタン式(押しながら外す)
このタイプは、解除できた瞬間に「スッ」と動く。逆に言うと、解除できてない状態で引っ張っても、永遠に外れない。
- 画面をマイクロファイバークロス 大判の上にうつ伏せで置く
- 付け根の穴に工具を差し込み、ロックをしっかり押す
- 押したまま、ネックを「真っすぐ」引き抜く(斜めにすると噛む)
ここでのコツは、押す力をケチらないこと。僕は最初、遠慮して半押しになってて、ずっと外れない側の世界にいた。ちゃんと解除できると、拍子抜けするくらい軽い。
外し方②:ネジ固定式(カバー→ネジ→ツメ)
ネジ固定式は、見えないネジを探すのが最初の山。背面の樹脂カバーがパカっと外れるタイプもある。
- カバーがあれば外す(爪を折らないようにゆっくり)
- 見つけたネジを外す(合う工具で一気に)
- 残ったツメを解除して、ネックを外す
ネジが硬いときは、プラスドライバー 2番 マグネットでしっかり押し付けながら回すと、なめにくい。精密側のネジが混ざってたら、ベッセル(VESSEL) 精密ドライバーセット 566PSみたいなセットが効いてくる。
外れない時のチェック(力技に行く前に)
外れない原因はだいたいこれ。
- ロックボタンが最後まで押せてない(半押し)
- 引く方向が違う(上にスライド型もある)
- カバー内のネジを見落としてる
- 斜めに引いて噛んでる(真っすぐが正義)
焦るとモニターを持ち上げたまま作業しがちなので、作業用 すべり止めマットの上に置き直して、一回深呼吸するのがおすすめ。こういうときほど、手元が落ち着く。
外した後:VESA化してモニターアームに付け替える
ネックが外れたら、次はVESA穴でモニターアームに載せ替える。ここもミスが出やすいのはネジ。
まず、ネジの規格と長さを合わせる。迷ったらVESA ネジ セット M4 M5 M6 M8 スペーサー付があると話が早い。スペーサーが必要な背面形状もあるから、セット品は保険になる。
モニターアーム本体は用途で選ぶ。定番のしっかり系ならERGOTRON エルゴトロン LX モニターアーム 45-241-224が安心感強め。コスパ寄りで試したいならNbモニターアーム シングルアーム モデル F80-G、軽めの画面中心ならHUANUO PCモニターアーム 13~32インチが選びやすい。
もし「穴位置が合わない」「背面の段差で浮く」みたいな相性問題が出たら、変換プレートで解決できることがある。具体的には長尾製作所 モニター側VESA規格変換プレート NB-MOVS102020やイーサプライ VESA変換プレート EEX-VESATF02みたいな選択肢が効く。無理に締め込むより、正攻法のほうが結果的に安全だったりする。
最後に、ケーブルを戻すときは絡まりやすいので、面ファスナー ケーブルタイで軽くまとめておくと、見た目もトラブル率も下がる。
まとめ:ネック外しは「見極め」と「保護」で勝てる
モニターのネックを外す作業は、ロック式かネジ式かを見極め、画面を守れる状態にしてから進めれば怖くない。外れないときほど、いったん置き直して確認する。そこを丁寧にやるだけで、VESA化やモニターアーム運用が一気に快適になる。


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