モニターの台座は、だいたい「解除ボタンで外すタイプ」か「ネジで固定されてるタイプ」のどちらかだ。まず背面の付け根を見て、ロック構造を見分ければ勝ちが見える。いきなり力で引っ張ると、パネルに変な荷重がかかってヒヤッとするので、順番だけ守ろう。
外す前の安全準備だけで9割決まる
結論、準備をサボると失敗する。理由は単純で、外す瞬間にモニターがズレたり落ちたりしやすいから。補足すると、27インチ以上や湾曲モデルは「片手で支えながら解除」がかなりきつい。
作業はこうする。電源を切ってコンセントも抜く。ケーブル類(HDMI/DisplayPort/USB/電源)を全部外す。画面を下にして置けるように、机か床に厚手のタオルを敷く。ネジ式っぽいなら、先に工具を揃えておくと途中で詰まらない。ビットが揃う精密ドライバーセット(+/−・ビット多数)があると、ネジなめも減る。
あなたの台座はどっち?背面のここを見る
外し方は「ロック解除」か「ネジ外し」だ。理由は、メーカーが台座を工具レスで外せるようにしているか、コストと強度でネジ固定にしているかの違い。補足として、VESA穴がカバーの下に隠れている機種もあり、そこで迷子になる人が多い。
- 付け根に小さなボタン・レバー・細い穴がある → 解除ボタン式の可能性が高い
- 付け根や背面カバー周辺にネジが見える → ネジ固定式の可能性が高い
- 背面中央に四角いカバーがある → VESA穴が隠れていることが多い
手順:解除ボタン(レバー)式の外し方
結論から。押しながら「上に持ち上げる/引き抜く」で外れることが多い。理由は、爪が噛んでいるだけで、ボタンはその爪を逃がす役割だから。補足すると、押し込みが甘いと永遠に外れない。ここがいちばんハマる。
- 画面を下にして、タオルの上に置く(フレームに圧がかからない位置で)
- 付け根の解除ボタンやレバーを探す
- 解除しながら、台座を「上方向」へ。引っ張るより“持ち上げる”意識の方が外れやすい
- どうしても外れないなら、いったん台座側に軽く押し込んでから解除を試す。爪のテンションが抜けてスッといくことがある
作業中、手元が不安なら工具でこじらない方がいい。どうしてもボタン位置が深い・押しにくい時は、ビットやピンが一式のiFixit Pro Tech Toolkit(精密工具セット)があると安心感がある。
手順:ネジ固定式(カバーあり)の外し方
ネジ式は、結論として「カバー→ネジ→支柱」の順が基本だ。理由は、ネジを隠して見た目をスッキリさせている機種が多いから。補足として、カバーの爪を折る事故が多いので、金属ドライバー直当ては避けたい。
背面カバーを外す必要がある場合、まず樹脂のヘラで隙間を作る。無理にこじらない。ここで役立つのが分解ヘラ(オープナー)プラスチック工具セットだ。薄い箇所に差し込んで、爪を一つずつ外していくとカバーが浮いてくる。
カバーが外れたらネジを確認し、サイズの合うビットでまっすぐ押し付けて回す。硬い時ほど“押し付ける”が大事。もし樹脂ヘラが入りにくい形状なら、先端形状が違う道具も混ぜたケースオープナー(こじ開け工具)が意外と効く。
「外れない」時の原因はだいたいこれ
外れない=壊れてる、とは限らない。理由は、ロック機構が“負荷がかかると余計に固くなる”作りになっていることがあるから。補足すると、解除の瞬間にモニターが傾いていると爪が噛み直してしまう。
- 解除ボタンが押し切れてない:穴が細いタイプは、先の細い工具で押し込む必要がある
- 片手で支えられてない:台座側に荷重がかかって爪が抜けない
- ネジが隠れている:カバーの下にネジがいて、解除ボタンだと思い込んでいる
- ネジ山をなめかけている:合わないドライバーで回している(精密ドライバーセット(+/−・ビット多数)に替えると復帰することがある)
外したあと:VESAでアーム・壁掛けにするなら
台座を外したら、次はVESA取り付けが現実的になる。理由は、机の奥行きが稼げたり、姿勢が楽になったり、レイアウトの自由度が一気に上がるから。補足として、VESAは「穴の間隔(75×75/100×100が多い)」と「ネジの長さ」で事故が起きやすい。
アームなら定番の一つがERGOTRON(エルゴトロン)LX モニターアーム。しっかり固定したい人に向く。もう少し予算を抑えてガススプリングの快適さを狙うならHUANUO(フアヌオ)ガススプリング式 モニターアームが候補になる。
壁掛けを考えるなら、まずは規格対応の VESA 壁掛け金具(75×75 / 100×100対応)を前提にしよう。モニター側のVESA穴が微妙に合わない、または奥まっている場合は変換や逃げが必要になることがある。そういう時に VESA規格 変換プレート(75→100など)や、製品名で探しやすいNBROS モニターアーム用 VESA規格変換プレートが効いてくる。
クランプ固定のアームを使うなら、机が柔らかいと天板がたわむこともある。そういう不安がある時は、保護と荷重分散のためにZepSon モニターアーム補強プレート(デスク保護)を挟むと気持ちがだいぶ楽になる。
まとめ:迷ったら「型番」と「ロック構造」を先に確かめる
台座外しは、構造を当てればあっけない。理由は、メーカーも輸送やVESA対応を想定して、外せる設計にしていることが多いから。補足として、取説に手順がある機種も多いので、型番が分かるならそれが最短ルートだ。
準備→見分け→解除(またはネジ)→VESA取付。この順で進めれば、余計な力を入れずに済む。最後だけもう一つ。作業中に「硬いな」と感じたら、そこで止めて道具と姿勢を整える。結果的に、いちばん早い。


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