7インチモニターって、見た目のかわいさで買うとだいたい詰む。小さすぎて文字が読めないとかじゃなくて、端子と給電と相性の話で詰む。逆にそこさえ外さなければ、机の上が狭い人にも、持ち運びたい人にも、組み込みたい人にも刺さる。今日は「モニター 7インチ」で迷っている人が、一発で方向性を決められるようにまとめる。
7インチモニターが活躍するのはこの3パターン
まず用途を決める。ここを曖昧にすると、安いのを買って「映らない」「暗い」「ケーブル地獄」になりがち。
1) PC・ゲーム機のサブ画面にする
Discordや攻略サイト、音量ミキサー、温度監視みたいな“常時出し”に向く。個人的には、メイン画面にウィンドウを散らかさないだけで集中力が上がった。
この用途は「HDMI入力」と「給電方法」が命。USB-Cで給電できるのか、別で電源が要るのかで机の快適さが変わる。商品名が乱立するジャンルなので、探すときは最初から検索条件を寄せて、たとえば7インチ モバイルモニターみたいに「HDMI」「USB-C」まで入れて当たりを引きにいくのが現実的。
2) 組み込み・自作UI(タッチ操作)にする
ここは“相性重視”で選んだほうが楽。配線をスッキリさせたいなら、DSI接続の Raspberry Pi Touch Display 2 みたいな方向が強い。
自分は以前、HDMI+USBタッチのパネルで「画面は出るのにタッチが効かない」にハマったことがある。原因は単純で、タッチ信号は別のUSBで入れる必要があった。買う前に“タッチの接続が何で来るか”を確認しておくと、余計な夜更かしが減る。
3) カメラ撮影や現場の確認モニターにする
この世界は「明るさ」と「表示補助機能」で価値が決まる。屋外や窓際で見えないと終わるから、スペック表のnitsが効いてくる。
撮影系ならFEELWORLD F7やFEELWORLD F7 PLUS、もう少しこだわるならPortkeys LS7Pみたいな“フィールドモニター”として売られているものが分かりやすい。価格は上がるけど、用途がハッキリしてるなら結果的に安くつくパターンもある。
7インチ選びで失敗しやすいポイント
7インチは「小さいからこそ誤差が許されない」。特にここ。
端子の落とし穴:HDMIでも安心しない
HDMIなら何でも映る、と思いがちだけど、解像度や信号の相性で黒画面になることがある。経験的には、設定をいじって別解像度にしたら映る、みたいな“気づきにくい復活”が多い。
この手の汎用パネルだと、たとえばWaveshare 7inch HDMI LCD (H)やWaveshare 7inch HDMI LCD (C)のようにバリエーションが多い。似た名前でも仕様が違うので、購入前に「入力」「対応解像度」「タッチの接続」を同じ画面で確認するのがコツ。
給電の罠:USB-Cっぽいのに別電源が要る
写真を見るとUSB-Cが刺さりそうでも、実際は12V前提だったりする。机上運用だと一気に邪魔になるから、電源周りは最優先でチェックしたい。
逆に、モバイルバッテリーで回したいなら「5V給電で動くか」を先に押さえると失敗が減る。
明るさ不足:家の中でも意外と見えない
7インチは画面が小さいぶん、明るさが足りないと文字が溶ける。昼間の窓際で使うなら、数値として明るさを見たほうがいい。撮影用途はここで差が出やすい。
迷ったらこの結論で決める
用途が決まっている人ほど、選択はシンプルになる。
- 組み込み・相性優先でいく → Raspberry Pi Touch Display 2みたいな“目的が明確なモデル”に寄せる
- HDMIで汎用的に使いたい(タッチも視野) → Waveshare 7inch HDMI LCD (H)やWaveshare 7inch HDMI LCD (C)系で仕様を読み込む
- 撮影・現場確認で“見えること”が最優先 → FEELWORLD F7、FEELWORLD F7 PLUS、Portkeys LS7Pのようなフィールドモニター系を検討
- とにかく机のサブ画面が欲しい → まずは7インチ モバイルモニターで「HDMI+USB-C給電」条件から入る
買う前チェックリスト(ここだけ見ればOK)
最後に、購入直前の確認ポイントを置いておく。これを潰しておくと“届いてからの絶望”が減る。
- 入力は何が必要?(HDMI/特殊端子)
- 給電は何で来る?(USB-C/USB/12V)
- タッチは必要?必要なら接続は何?(HDMIだけで完結しないことが多い)
- 使う場所は明るい?暗い?(窓際や屋外なら明るさを優先)
- 固定方法は決まってる?(スタンドで足りるか、アームやケース前提か)
7インチモニターは、用途さえ決めれば満足度が高い。小さい画面が「邪魔にならない強さ」になる瞬間がある。逆に、なんとなくで選ぶとケーブルと相性に振り回される。ここまで読んだら、次は用途を1つに絞って、条件に合うモデルを探しにいこう。


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