中古モニターで「安い」を成立させるなら、いちばん大事なのは“買ったあとに困らないこと”。安さは正義だけど、初期不良を抱えた瞬間に逆転する。だから結論から言うと、狙うのは「用途に合う最低限のスペック」+「検品しやすい買い方」この2つでいい。
僕が一度やらかしたのは、サブ用に十分だと思って買ったのに、届いた日に画面の端がうっすら黄ばんで見えて気になり始めたケース。作業はできる。でも毎日見るから、じわじわストレスが増える。中古はこういう“性能は足りてるのに、気持ちが削れる”失敗が地味に多い。
どこで買うと失敗しにくいか:安さより「逃げ道」
中古は大きく分けて、保証が明確なショップ系と、最安が出やすい個人間取引に分かれる。前者は値段が少し上がる代わりに、初期不良のときの出口がある。後者は当たりを引けば最高、ハズレると面倒が増える。
迷ったら、まずショップ系で相場観を作ってから、個人間に行くのがラク。最初から個人間で“最安一点狙い”をすると、検品・連絡・梱包トラブルの処理まで含めて全部自分でやることになる。
予算別でハズしにくい中古スペックの決め方
「安い中古」が刺さるのは、事務・学習・サブ用途が多い。ここは割り切りが効く。
- まず鉄板なのは、24インチ前後のフルHD。中古流通が多くて安い
例として、DELL P2419H 23.8インチ モニターやBenQ GW2480 23.8インチ モニターみたいな定番は、探すとだいたいどこかにいる - 文字をもう少しラクにしたいなら、27インチやWQHD寄りも現実的
例はDELL U2719D 27インチ モニター、LG 27QN600-B 27インチ モニターあたり。作業用の満足度が上がりやすい - 色や見やすさ重視で“中古でもちゃんとしたの”が欲しいなら、この辺
EIZO FlexScan EV2450 23.8インチ モニター、EIZO FlexScan EV2460 23.8インチ モニター、EIZO FlexScan EV2480 23.8インチ モニター
ゲーム用は話が変わる。中古で安く揃えること自体はできるけど、当たり外れが出やすい。もし中古で行くなら、候補を絞って割り切る。例えばASUS TUF Gaming VG259QR ゲーミングモニター、BenQ ZOWIE XL2411K ゲーミングモニター、I-O DATA EX-LDGC242HTB ゲーミングモニターみたいに、型番で探しやすいものを選ぶと迷いが減る。
買う前チェック:中古モニターの落とし穴はここ
中古の失敗は、ほぼ「画面」「端子」「付属品」のどれか。
画面で見たいのはドット抜け、ムラ、焼き付き。端子は接触不良。付属品は電源やスタンドの欠品。これだけで、だいたい勝率が上がる。
実際に僕が買うときは「欠品の可能性があるものは、最初から買い足し前提で値段を見る」。VESAネジが無いだけで取り付けが止まることもあるから、VESA マウント ネジ M4は頭の片隅に置いておくと安心。
5分でできる現物チェック手順:これだけやれば大事故は避けられる
店頭でも届いた後でも、やることは同じ。短時間で“違和感”を炙り出す。
- 白背景 → 色ムラや黄ばみが出やすい
- 黒背景 → バックライトムラが出やすい
- 赤・緑・青 → ドット抜けや常時点灯が見えやすい
- 文字を表示 → 目が疲れそうな滲みがないか確認
- 端子の抜き差し → 映像が途切れないかチェック
このとき地味に効くのがケーブル。変換やケーブルの相性で「モニターが悪いのかPCが悪いのか」判断が遅れるから、手元の基準としてDisplayPort ケーブル 1.4かHDMI ケーブル 2.0のどちらかは用意しておくと話が早い。ノートPCがUSB-Cしかないなら、USB-C DisplayPort 変換 アダプターがあると詰まない。
買った直後にやること:返品で困らない人は動きが速い
中古は“届いた日が勝負”。ここを逃すと、たとえ不具合に気づいても説明が難しくなる。
届いたらまず、画面チェックと端子チェックを一気に済ませる。写真も撮っておく。画面を拭くなら、いきなり強くこすらず、エレコム 液晶クリーナーみたいな専用品で軽くから始める。中古はコーティングが弱ってる個体もあるから、ここで傷をつけると本末転倒になる。
スタンドが微妙なら“腕”で解決する:中古の満足度が跳ねる裏技
中古でありがちなのが、スタンドの調整幅が狭い問題。画面が少し低いだけで、肩と首が地味に疲れる。
ここはモニターアームが効く。長く使うならエルゴトロン LX モニターアームみたいな定番は“買い替えが減る”感覚がある。予算を抑えるならAmazonベーシック モニターアームも選択肢。中古モニター自体が安い分、ここに少し投資するとトータルの満足度が上がりやすい。
よくある質問:中古で安く買う前にここだけ確認
Q:ドット抜けが1つでもあったらハズレ?
A:用途次第。文字中心なら気になることもあるし、動画中心なら忘れることもある。だからこそ、買う前に“自分が気になるタイプか”を現物チェックで知っておくのが強い。
Q:作業用のおすすめ例が欲しい
A:迷ったら、縦横のバランスが良いDELL U2415 24.1インチ モニターや、作業用の定番として探しやすいDELL P2422H 23.8インチ モニターみたいに、型番で追える機種がラク。もう少し上を狙うならDELL U2722D 27インチ モニターや、制作寄りならBenQ PD2705Q 27インチ モニターも候補になる。
中古モニターは、ちゃんと選べば本当にコスパがいい。逆に言うと、買い方とチェックを雑にすると損が早い。型番で探しやすい機種を決めて、届いた日に検品まで終わらせる。これだけで「安い中古」がちゃんと武器になる。


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