144Hzや165Hz対応のモニターを買ったのに、なぜか60Hz固定。これは故障よりも「設定」と「接続の組み合わせ」で起きることが多い。理由は単純で、PCやゲーム機が送れる信号(解像度・端子・帯域)が足りないと、いちばん安全な60Hzに落ちるから。ここからは、迷子になりにくい順番で潰していく。
まず3分で切り分ける:60Hz固定の正体を見る
結論、最初にやるのは「本当に60Hzの信号が来ているか」を二重で確認すること。理由は、Windows表示が144Hzでも、モニター側は60Hz入力というズレが普通に起きるため。補足として、モニターのOSD(本体メニュー)に入力信号のHzが出る機種は、そこを見るのがいちばん早い。
次に、ケーブルを抜き差しする前に“端子”を変える。HDMIが2口あるモニターだと、片方だけ高リフレッシュ対応という地味な罠がある。ここで一度、DisplayPort入力があるならそちらへ寄せると話が速い。
いちばん多い原因:Windows側が60Hzのまま
断定すると、Windowsのリフレッシュレート設定が60Hzになっているケースが最頻出。理由は、外部モニターを増やした時やドック経由の接続で、OSが無難な値へ戻しがちだから。補足として、複数ディスプレイ環境は「どの画面を操作しているか」を間違えやすいので、対象モニターを切り替えながら確認する。
ここで直るなら話は簡単。直らないなら次へ進む。
盲点:GPU側(NVIDIA/AMD)が別設定になっている
結論、Windowsで144Hzを選んでも、GPU制御パネル側が60Hzだと戻されることがある。理由は、解像度とリフレッシュの組み合わせをGPUが別枠で管理している場合があるため。補足として、「PCは強いのに選択肢が増えない」ときはこのパターンが濃い。
帯域不足で落ちる:4KやWQHDで60Hzになる理由
断定すると、解像度を上げた途端に60Hzしか選べないのは“帯域”が足りていない。理由は、映像信号は解像度×リフレッシュレートで必要なデータ量が跳ね上がるから。補足として、4Kで120Hzを狙うなら、端子とケーブルの規格が揃っていないと成立しにくい。
この帯域問題で頼りになるのが、いわゆる「ちゃんとしたケーブル」。たとえばPS5や4K120Hz前提なら、ウルトラハイスピード HDMIケーブル HDMI2.1 認証のように“認証”で探すとハズしにくい。メーカー指定で探すなら、Anker Ultra High Speed HDMI Cable 2.1やUGREEN HDMI 2.1 ケーブル 8K 60Hz 4K 120Hzのように検索して、長さは必要最低限にするのが無難。国内メーカーで揃えたい人は、エレコム HDMI2.1 ケーブル ウルトラハイスピードやサンワサプライ HDMI2.1 ケーブル 4K 120Hzも候補に入る。少し高めでも安心寄りなら、Belkin Ultra High Speed HDMI Cableで探すのも手。
PCならDPが強い:144Hz以上が出ない人の定番ルート
結論、PCで144Hz/165Hzを安定させたいならDisplayPortが近道。理由は、ゲーミングモニターの高リフレッシュはDP前提の設計がまだ多いから。補足として、「HDMIだと60Hzしか出ないのに、DPにしたら選択肢が増えた」という流れは珍しくない。
ケーブル選びは、曖昧な“DP1.4対応”より、DisplayPort 1.4 ケーブル VESA 認証 DP8Kのように認証キーワードを絡めて探すと迷いが減る。具体的には、LINKUP DisplayPort 1.4 ケーブル VESAやStarTech DisplayPort 1.4 ケーブル VESA 認証、コスパ重視ならCable Matters DisplayPort 1.4 ケーブル 8Kで検索して比較すると決めやすい。
ノートPC勢の落とし穴:USB-C経由で60Hzに落ちる
断定すると、USB-C接続で60Hz固定は“出力仕様の勘違い”が原因になりやすい。理由は、USB-C端子が全部同じ能力ではなく、映像出力(Alt Mode)や帯域が機種・ポートで違うから。補足として、同じPCでも左側ポートはOKで右側はダメ、みたいなことが普通にある。
USB-CからDPへ逃がすなら、USB-C DisplayPort 変換ケーブル 1.4 4K 144Hzのように“狙う解像度とHz”をそのまま検索に入れると、目的に合ったものへ寄せやすい。メーカーで探すなら、Anker USB-C DisplayPort 変換やCable Matters USB-C to DisplayPort 1.4が候補になる。
ドックが犯人のとき:2画面で片方だけ60Hzになる
結論、ドッキングステーション経由で60Hzになるのは珍しくない。理由は、ドック内部の映像出力方式(DisplayLink等)や、出力ポートの上限で詰まることがあるため。補足として、2画面にした瞬間に片方が60Hzへ落ちるなら、ドックの仕様上限を疑うのが自然。
仕事用でガチっと固めるなら、CalDigit TS4 Thunderbolt DockのようにThunderbolt系で探すと設計が強めなことが多い。もう少し手前なら、Anker Thunderbolt ドッキングステーションで条件を絞って探すのも現実的。価格を抑えつつ2画面運用を見たいなら、UGREEN USB-C ドッキングステーション 4K 60Hz 2画面あたりで“できること/できないこと”を先に掴むと無駄が減る。
どうしても直らない時の最短チェック順
ここまでの話をまとめると、60Hz固定を抜けるコツは「設定→端子→ケーブル→変換/ドック」の順番を守ること。理由は、ケーブルを疑う前に、そもそも高Hzが出る経路を作らないといくら替えても変わらないから。補足として、最後にやるのはドライバー更新と再起動で、意外とそれだけで表示候補が増えることもある。
モニターが60Hzしか出ない問題は、原因が一つじゃなくても、順番さえ間違えなければちゃんと終わる。まずは「DPに変えたら選択肢が増えるか」「4Kにしていないか」「USB-Cやドックで詰まっていないか」を一つずつ潰していこう。


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