「モニター ベンキュー」で迷う人の多くは、性能の良し悪しより“種類が多すぎて決めきれない”で止まる。なので最初に断言すると、BenQはシリーズと用途を合わせるだけで失敗率がぐっと下がる。理由はシンプルで、仕事向け・制作向け・ゲーム向けで優先する機能がまるで違うからだ。ここでは、実際に机の上で使う場面を思い浮かべながら、選び方を一本にまとめる。
まず結論:用途→接続→サイズの順で決める
いきなり型番から入ると沼る。自分の使い方を「仕事・制作」「普段使い」「ゲーム」のどれに寄っているか決めて、次にUSB-Cを使うか、最後にサイズと解像度を落とす。これで候補が勝手に絞れる。
たとえばノートPC中心で机をスッキリさせたいなら、USB-Cで映像も給電もまとめやすいプロ向けが相性いい。逆にゲーム目的ならリフレッシュレートや暗所の見え方が先に来る。
体験ベースでわかる「BenQが合う瞬間」
在宅ワークが続くと、モニターは“画面の綺麗さ”より“疲れにくさ”が効いてくる。僕は最初、明るさを上げて気持ちよく使っていたけど、夕方になると目が乾く感じが出て、結局設定を見直した。そこで効いたのが、明るさを抑えつつ見やすさを残す調整と、ブルーライト軽減系の使い分けだった。
補足すると、これは「目に優しい機能があるから安心」ではなく、最初の1週間で自分の“ちょうどいい”を作れるかが勝負だと思う。
選び方の軸1:仕事・制作ならUSB-CとKVMが主役
仕事用に選ぶなら、画質の前に接続でストレスを消したい。USB-C一本でノートPCがつながって給電もできると、ケーブルが減るだけじゃなく、抜き差しの回数が激減する。地味だけど毎日効く。
この用途で候補に入りやすいのが、27型WQHDのPD2705Q。机の奥行きがそこまで深くない人でも扱いやすいサイズ感で、WQHDは文字も作業領域もバランスがいい。
「4Kが欲しい」なら27型4KのPD2706Uや、32型4KのPD3205Uが候補になる。32型は快適さが跳ねる一方、置いてみると圧があるので、奥行き60cm前後の机だと最初は近く感じやすい。ここは正直に書いたほうが読者の信頼が増える。
写真や色の話をするなら、色管理寄りのSW270Cみたいな系統もある。ただし、色に寄せるほど“周辺環境(照明や置き方)”の影響が増えるので、買って終わりにならない点は先回りで伝えておきたい。
選び方の軸2:ゲームなら「暗い場所の見え方」とHzを先に決める
ゲーム向けはスペック表が強い。だけど、体感でいちばん差が出るのは「暗い場面が見えるか」「視点移動で残像が気にならないか」だったりする。
ここで候補になりやすいのがMOBIUZ系。たとえば27型WQHDで165HzのEX2710Qは、解像度と滑らかさのバランスが取りやすい。WQHDはGPU負荷も4Kほど重くならず、現実的に落としどころになりやすい。
もっとHzに振るなら、27型FHDで240HzのEX270Mや、27型QHDで240HzのEX270QMが視野に入る。実際に240Hzは“戻れなくなる人”がいる一方で、普段60〜120Hzの人は最初「おおっ」となって、数日で慣れることも多い。だから記事では「勝つための投資」なのか「気持ちよさの投資」なのか、目的を分けて書くと刺さる。
競技寄りで割り切るならZOWIEのXL2566Kみたいな選択もある。ここは“映像美”より“勝ちやすさ”を語るほうが自然だ。
選び方の軸3:普段使いは「目の疲れ」と「4Kの文字」を誤解しない
普段使いでBenQを探す人は、コスパと目の楽さを両方取りたいことが多い。24型ならGW2490のようなサイズが扱いやすい。
4Kで動画も楽しみたいなら、28型4KのEW2880Uみたいな方向もある。ただ、4Kは「細かくて綺麗」だけで終わらず、文字が小さく感じて拡大率に頼る場面が出やすい。買う前に“自分は文字を大きくしたい派か”を決めておくと後悔しにくい。
机の完成度を上げるなら、モニターライトが効く
長時間作業だと、画面だけじゃなく周りの明るさが疲れに効いてくる。照明が天井だけだと、キーボード周りが暗くなったり、画面がギラついたりする日がある。そういう時にモニターライトは効く。
定番どころならBenQ ScreenBar Halo。後継を狙うならBenQ ScreenBar Halo 2を見ておくといい。上位系で探す人はBenQ ScreenBar Proで検索して比較すると早い。
補足すると、ライトは「明るければ良い」じゃなく、手元と画面の明暗差が減るのがラクさにつながる。ここを体験談で書くと説得力が出る。
ちょい上級:操作が面倒なら“手元ダイヤル”で化ける
モニターの設定を触る人ほど、OSD操作が面倒になってくる。制作寄りでモードを切り替えるなら、BenQ Hotkey Puck G2みたいな操作系アクセサリは地味に効く。使ってみると、設定を触る心理的ハードルが下がるのが大きい。
よくある失敗を先に潰す
最後に、買ってから「思ってたのと違う」を減らすポイントだけ押さえる。
USB-C運用は、モニター側の性能だけでなくケーブルや給電条件で挙動が変わる。映像が出ない、給電が不安定、こういうトラブルは“相性”として片付けられがちだけど、記事では「確認すべき項目」を明確にしたほうが親切だ。
ゲーム用はHzだけで決めない。暗い場面の見え方や、視点移動の快適さを優先順位に入れると満足度が上がる。
普段使いはサイズと机の距離。置いた瞬間の迫力より、1か月後の疲れで評価が変わる。
「モニター ベンキュー」で悩む時間は、最初の整理で半分減る。仕事ならPD2705Qか4KのPD2706U・PD3205Uへ、ゲームならEX2710QやEX270M・EX270QM、競技寄りはXL2566K。あとは机の快適さをBenQ ScreenBar HaloやBenQ ScreenBar Halo 2で底上げする。
この順番で選べば、少なくとも“買ったのに使いづらい”はかなり避けられるはず。


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