地震のとき、モニターって「倒れる」より先に「机の上をスーッと移動」しがちです。画面が無事でも、位置ズレでケーブルが突っ張って入力が抜けたり、最悪だと端で落ちそうになったりする。ここを止められると安心感が一段上がります。結論から言うと、モニター対策は“本体だけ”じゃなくて、机と配線までセットで守るのが近道です。
0. まず確認:あなたの設置はどっち?
モニターが純正スタンドの直置きなら「滑り→転倒」の順に起きやすい。モニターアームなら「クランプの緩み+揺れで可動域が暴れる」パターンが増えます。どちらでも共通なのは、揺れた瞬間に“配線が引っ張る力”が加わること。ここを軽く見ないほうがいいです。
1) 配線に“遊び”を作る(最初にやる)
最初にやるのは買い物じゃなくて配線の整形。机の上でモニターが数センチ動いたとき、ケーブルが突っ張ると一気に不利になります。長さに余裕がないなら、抜けにくいロック付きに寄せるのも手で、たとえばHDMI ケーブル 抜け防止 ロックやDisplayPort ケーブル 抜け防止 ロックに変えるだけでも、揺れた後の復旧がラクになります。固定は粘着式より調整しやすい結束バンド 面ファスナー 配線固定が扱いやすいです。
2) 机の上で“滑らない”状態を作る(倒れる前に止める)
地震対策でいちばん効きやすいのが「滑り対策」。貼る系なら、定番のエレコム 耐震ゲル TG-010みたいなゲルを、スタンドの接地面積に合わせて使うと効きが出ます。透明タイプで見た目を崩したくないなら、まずは耐震マット 透明 家電用を試すのもアリ。
ただ、ゲル系は「貼って終わり」になりがちで、ホコリや皮脂で粘着が落ちることがあります。半年に一回、貼り替え前提で考えると失敗しません。似た用途ならエレコム 耐震ジェル TS-F006みたいにサイズ違いを用意しておくと、周辺機器にも回せます。
3) “倒れ”はVESAで止める(賃貸でも現実的)
滑りを止めたら次は転倒防止。壁に固定できないなら、モニター背面のVESA穴を使って机側へ逃がす方法がやりやすいです。クランプ式で机に噛ませるタイプなら、サンワダイレクト 転倒防止ベルト 100-PL023 VESA クランプ式みたいな方向性が刺さります。似たカテゴリで探すならサンワダイレクト 転倒防止パーツ 200-QL021 VESA クランプ式で条件が合うか確認するとスムーズです。
ここで大事なのは「机の厚み」と「クランプが噛める位置」。天板が薄い、縁が丸い、補強板がない、こういうときは効きが落ちるので要注意。
4) 机そのものが動くなら“机側”から止める
意外と多いのが、モニター対策を完璧にしても「机がズルッ」と動いて全部持っていかれるパターン。キャスター付きや軽量デスクだと特に起きます。簡単にやるなら、机の天板と壁・棚の隙間に突っ張りを入れて“机の移動”を抑える。家具向けですが、考え方は同じで、たとえば家具転倒防止耐震バー アイリスオーヤマ KTTB-Sみたいなカテゴリでサイズを合わせる人もいます。置き場所の都合で難しいなら、まずは机脚の滑り止めを見直すだけでも変わります。
5) アーム利用者は「増し締め」と「動きを絞る」
モニターアームは便利だけど、地震のときは可動域がそのまま弱点になります。クランプと関節ネジは、ゆっくり緩む前提で月1くらいで増し締め。さらに、普段の位置から大きく動かないように“可動域を絞る”だけで、揺れたときの暴れ方が減ります。ここ、やると体感がはっきり出るポイントです。
6) 電源まわりも固定して“二次被害”を減らす
揺れたあとに足元で電源タップが暴れて、ケーブルが引っ掛かるのが地味に怖い。金属脚の机なら電源タップ マグネット 固定の方向で探すと固定しやすいです。机裏を整えるなら、クランプ式で穴あけ不要のケーブルトレー クランプ固定 サンワサプライみたいなタイプが相性いい。足元のゴチャつきが減ると、揺れた直後の避難動線も確保できます。
7) 最後にチェック:揺れた後、ここだけ見れば復旧が早い
揺れたら、まずモニターが“ズレてないか”を見る。次にクランプやネジの緩みを軽く確認。最後に入力が抜けてないか、ケーブルが突っ張ってないかをチェック。これだけで「原因探しで時間が溶ける」事故が減ります。
まとめ:順番を間違えなければ、賃貸でも勝てる
いきなり転倒防止ベルトに走るより、先に滑りを止めて、配線の遊びを作る。そこへVESA固定を足すと強い流れになります。全部を完璧にしなくても、“机の上で移動しない”状態ができた時点で安心感が変わります。ここまで整えたら、次の揺れでパニックになりにくいはずです。


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