まず準備。電源は切って、できればコンセントも抜きます。画面が熱いと拭き跡が残りやすいので、数分置いて冷ましてから。黒い画面のほうが汚れが見えるので、入力切替で真っ黒にして確認すると捗ります。ここで手元に置いておくと安心なのが、マイクロファイバー系のクロスです。私は机に1枚、引き出しに予備1枚の運用に落ち着きました。1枚目で汚れ取り、2枚目で仕上げ拭き。筋が残りにくいんですよね。
ホコリ取りは「触る前に飛ばす」が正解です。いきなり布で擦ると、ホコリが砂みたいに働いて細かい傷の原因になります。ここで活躍するのがブロアー。撮影用で定番のGiottos AA1900みたいな大きめは、モニター周りの隙間に溜まったホコリも気持ちよく飛びます。国産ならハクバ KMC-84LBKを検索して出てくる「ハイパワーブロアー」系も定番。私は最初「ブロアーって必要?」と思っていた派ですが、使い始めると戻れません。布で拭く回数が減るので、結果的に画面に優しいです。
ホコリを飛ばしたら、クロスで軽く乾拭きします。強く押さない。方向はできれば揃える。円を描くより、上から下、左から右のほうが拭き跡が整って見えます。ここで使うクロスは、家にある適当な布ではなく、繊維が細かいものがラクです。検索で探すなら3M 高機能ワイピングクロスや、もう少し幅広く探すなら3M クリーニングクロス 多用途あたりが候補になります。私は「糸くずが残らない」ことを最優先にして選びました。これだけで見た目のストレスがだいぶ減ります。
次に指紋や皮脂。ここは乾拭きだけだと、油膜が伸びて余計に目立つことがあります。そんなときは“布を少しだけ湿らせる”が効きます。ポイントは、画面に直接スプレーしないこと。液体がベゼルの隙間に入るのが一番怖い。液晶用のスプレーを使うなら、画面ではなくクロスに吹き付けてから当てます。例えばサンワサプライ CD-SP4みたいな液晶向けクリーニングスプレーを探して、使い方どおりに「布に付けて」拭く。湿り気が強すぎるとムラが増えるので、布が“しっとり”ではなく“少し冷たい”くらいで止めるのがコツです。拭いたあとは、乾いた面(もしくは別クロス)で仕上げると筋が残りにくいです。
こびりついた汚れ、たとえば飲み物の飛沫が乾いて固まったもの。ここでやりがちなのが、力任せに擦ること。結論、これは逆効果です。湿らせたクロスを数秒当てて、汚れをふやかしてから、軽く拭き取る。私の体感だと「待つ」が一番の近道でした。急いで擦った時ほど、跡が残ります。
ウェットティッシュを使いたい人も多いと思います。サッと使えて便利なんですが、成分が強いタイプも混ざるので、液晶向けを選ぶのが無難です。検索で出てきやすいのはエレコム WC-DP150N4のような液晶用のクリーニングティッシュ系。ただ、ここでも「力を入れない」「仕上げに乾拭き」をセットで考えると失敗が減ります。ティッシュで拭いた直後はきれいに見えても、乾く過程でうっすら筋が浮くことがあるので、最後にクロスで一回なでるだけで仕上がりが変わります。
ホコリを“払う”用途なら、ブラシが便利な場面もあります。モニター背面の通気孔やスタンド周り、配線の上に溜まったホコリには、クロスより先にブラシを当てたほうが速いです。例えばサンワサプライ CD-KBR1のようなクリーニングブラシを探しておくと、画面以外の掃除がラクになります。画面は繊細なので、ブラシは“周辺用”と割り切ると安心です。
そして、意外と見落とすのが「やらない工夫」。清掃の頻度を下げるだけで、画面は長持ちします。触らない。指で指さない。ちょっとした確認は画面に近づいて見る。私はこれを意識するようになって、指紋掃除の回数が露骨に減りました。どうしても触るなら、拭くより先にホコリを飛ばしてから。手順を変えるだけで、掃除が“作業”から“軽いメンテ”になります。
最後に、こだわる人向けの話。Apple製品のように専用クロスが話題になることもありますよね。好みは分かれますが、探すならApple ポリッシングクロスで検索して、手触りやサイズ感を見て選ぶのもアリです。とはいえ、清掃の結論は結局同じで「優しく、少ない水分で、最後に乾拭き」。ここを守るのが一番効きます。
モニター清掃は、気合いを入れるほど失敗しやすいです。ホコリは飛ばす、指紋は軽い湿り気、こびりつきは待ってから。これだけで画面の透明感が戻ります。私のおすすめは、まずブロアー1本とクロス2枚の体制を作ること。掃除が面倒な日でも、これなら1分で終わります。


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