GALLERIAで「ブートメニュー」を探す人が求めているのは、起動先を一時的に切り替えてUSBから立ち上げたい、SSDを認識しないときに別ドライブを選びたい、トラブル復旧の入口を作りたい――そんな切実な場面がほとんどです。BIOS設定を恒久的に触らず“今回だけ”起動デバイスを選べるのがブートメニューの強みで、覚えておくと復旧の成功率が一気に上がります。
ブートメニューの基本:押すのは「電源投入直後」
手順はシンプルですが、タイミングだけはシビアです。電源ボタンを押したら、ロゴが出る前から指定キーを短く連打します。出遅れるとWindowsが先に走り、画面は普通に起動してしまうでしょう。ブートメニューが開けたら、カーソルキーで起動先を選びEnterで確定させます。
デスクトップGALLERIA:マザーボード別の起動キーを押し分ける
デスクトップは搭載マザーボードによりキーが変わります。ASUS系はF8、ASRock系とMSI系はF11が代表例で、該当キーを電源投入直後から叩くイメージです。メーカーが分からない場合は、Windowsが起動できる状態なら「システム情報(msinfo32)」でベースボードの表示を確認しておくと次回から迷いません。
ノートGALLERIA:ノートベアによりF7〜F12で差が出る
ノートは販売時期や設計ベース(ノートベア)で起動キーが分かれやすく、F7、F10、F11、F12のいずれかになるケースが目立ちます。型番が曖昧なら、電源投入直後にF7→F10→F11→F12の順で試すと当たりを引きやすいはずです。
USB起動で復旧したいとき:準備物と選び方のコツ
USBから立ち上げるなら、まず信頼できるメディアが必要になります。容量は用途次第ですが、回復ドライブやインストールメディアを作るなら、余裕を見て「UEFI起動」に対応しやすい高速品を選ぶと失敗しづらい印象です。たとえば作業用の媒体としては、普段使いにも回しやすいUSBフラッシュメモリ 128GB USB3.2(高速タイプ)を用意しておくと安心感が増します。回復メディアだけならUSBフラッシュメモリ 64GB USB3.0(SanDiskなど)でも十分な場面が多いでしょう。
USBの作成が目的なら、検索でそのまま辿れるWindows 11 インストールUSB作成用 16GB以上のUSBメモリのように、用途が明確な選び方で迷いを減らすのも手です。
ブートメニューからUSBを選ぶ:表示名は環境で変わる
USBメディアを挿した状態でブートメニューを開くと、「UEFI:〜」のような項目やUSB製品名が出ます。ここでUEFI付きのUSB項目を選ぶのが定石です。選択後に回復環境が起動すれば、修復や初期化のステップへ進めます。
ブートメニューが出ない原因と、通しやすくする小技
反応しないときは、キーボード入力が起動時に拾われていない可能性が高めです。対策としては、ハブや切替機を外し、PC本体に直結させるのが近道になります。たとえば周辺機器の構成上、USBハブ(セルフパワー推奨)やKVMスイッチ(USB/HDMI)を噛ませている場合、まずはそれらを外して、有線キーボード(USB接続)を背面ポートへ挿し直すだけで状況が変わることがあります。
USB機器の認識が怪しいなら、ストレージ側から救う手も残ります。別PCでデータを退避させる用途なら、2.5インチドライブ向けのSATA-USB変換アダプタ(2.5インチSSD/HDD用)が役立ちますし、NVMeならNVMe M.2 SSDケース(USB 3.2 Gen2)で外付け化して救出できる場面も出てきます。さらに、作業ドライブとして扱いやすい外付けSSD 1TB(USB-C/USB-A両対応)を用意しておくと、バックアップと復旧の流れがスムーズに回り始めます。
また、長期間使っている個体で設定保持が不安定なら、CMOS電池の消耗も視野に入ります。デスクトップであればCR2032 CMOS電池(デスクトップ向け)の交換で挙動が落ち着くこともあるため、起動関連の不調が続く場合は点検候補に入れてください。
最後に、端子の接触不良やホコリ堆積が疑わしいときは、掃除だけで改善するケースもあります。短時間で仕上げるならエアダスター(PC清掃・端子清掃)で埃を飛ばし、接点の汚れが気になる部分は無水エタノール(接点清掃)を少量使って優しく整えると、トラブルの芽を摘みやすくなります。
まとめ:まずは「機種別キー」と「直結」で突破する
GALLERIAのブートメニュー攻略は、機種に合う起動キーを電源投入直後から連打し、入力が通る環境(直結・有線)を作る――この二点で成功率が大きく変わります。USB起動まで辿り着ければ、復旧はもう半分終わったようなものです。焦らず、手順を一つずつ潰していきましょう。


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