画面がチカチカした瞬間、まず疑うのは故障。でも実際は「設定」「ケーブル」「電源まわり」のどれかで止まることが多い。理由はシンプルで、モニターは映像信号と電源が少しでも不安定だと、真っ先に“ちらつき”で反応するから。焦って買い替える前に、切り分けだけやってみよう。
まず症状を一言で分類する
ちらつきにもクセがある。常にチカチカするなら接触不良や設定が濃い。ゲーム中だけならVRR(G-SYNC/FreeSync)絡みが多い。暗い画面、輝度を下げた時だけなら調光方式や電源ノイズの線が出てくる。ここを外すと、永遠に設定をいじって沼る。
自分は以前、「動画は平気なのにデスクトップだけ微妙に揺れる」状態にハマったことがある。あれ、体感だと“目が疲れる系”で、原因にたどり着くまでが長い。けど結局、切り分けを順にやったらあっさり片付いた。
10分でやる切り分け(順番が肝)
結論から言うと、やる順番で時短になる。
1) 電源を完全にリセットする
PCとモニターを落として、コンセントを抜く。数十秒待ってから戻す。理由は内部の一時的な状態が残っていると、再起動だけでは直らないことがあるから。拍子抜けするほど、これで落ち着くケースがある。
2) ケーブルは「刺さってる」だけじゃ信用しない
次に、ケーブルを抜き差し。できれば端子も変える。ここで直るなら勝ち。もし微妙に怪しいなら、品質の良いものに交換して様子を見るのが早い。たとえばDisplayPort接続なら、まずは一本だけでも確実な線にするイメージで、VESA認証 DisplayPort 1.4 ケーブル 2mを使って切り分けすると判断が速い。
HDMI接続で4Kや高リフレッシュレートを使っているなら、信号がギリギリになりやすいので、Ultra High Speed HDMI 2.1 認証 ケーブル 2mに変えてみるとスッと安定することがある。
自分の失敗あるあるは「抜き差しした“つもり”」。差し込みが甘いまま、設定だけ延々いじってた。いったん抜いて、奥まで差す。これだけで直って、ちょっと恥ずかしいやつ。
3) 変換系を挟んでいる人は、ここが本命
ノートPCでUSB-C出力だったり、モニター側がHDMIしかなかったりすると、変換で相性が出る。たとえばUSB-CからDPに出すなら、安いアダプタを転々とするより、USB-C to DisplayPort 変換ケーブル 8Kみたいに“ケーブル一体型”でまず安定を見るのが手堅い。
逆に、DPからHDMIへ変換しているなら、受け側によってはアクティブ変換が必要になることもあるので、DisplayPort to HDMI 変換アダプタ アクティブで切り分けすると話が早い。
Windows設定で直るパターン(触る場所だけ)
「原因は設定でした」が一番多い。ここは迷わず確認。
リフレッシュレート(Hz)を合わせる
モニターの対応Hzと、Windows側の設定がズレていると、妙なちらつき方をする。理由はフレームの吐き出しと描画が噛み合わない瞬間が出るから。
高Hzにした途端に出るなら、一度60Hzに落として安定するか確認してみる。安定するなら“信号が厳しい”か“設定の相性”のどちらかに寄る。
VRR(G-SYNC/FreeSync)を疑う
ゲーム中だけ、暗所だけ、シーン切り替えでピクっとする。こういう症状はVRRが絡むことがある。便利な機能だけど、環境によってはフリッカーとして出る。いったん切って挙動が変わるか見るのが一番手っ取り早い。
自分は「ゲームだけチカチカする」症状でVRRを切った瞬間、画面が静かになって笑った。逆に切っても出るなら、ケーブルか電源側へ戻すのが正解だった。
電源ノイズの線も、意外とある
最後に、地味だけど効くやつ。電源タップがへたってたり、同じタップに家電が刺さっていたり、コンセント周りが騒がしいと、ちらつきに見えることがある。理由はモニターのバックライトと信号処理が電源の揺れを拾いやすいから。
まず簡単なのはノイズ対策。ケーブルにフェライトコア ノイズ対策 クランプを追加して様子を見るだけでも、症状が軽くなることがある。
雷や瞬停が心当たりにあるなら、雷ガード 電源タップ ノイズフィルターに替えて安定するか確認したい。どうしても環境が不安定なら、作業中の保険として無停電電源装置 UPS 550VAを挟むと、症状の再発が減ることがある。
ついでに「切り分け道具」を一つだけ
複数機器を繋いでいる人は、入力の切替や接触の切り分けが面倒になりがち。そこでHDMI切替器 4K 60Hzを挟んで、同じモニターで入力を切り替えながら症状が出る/出ないを確認すると、原因が一気に絞れる。これは“便利だから”というより、“迷走しないため”に効く。
ここまでやっても直らないなら、故障の可能性が上がる
別PCでも同じ、別ケーブルでも同じ、設定を戻しても同じ。ここまで揃うとモニター側の不具合が濃くなる。断定は早いけど、切り分けが揃っているなら判断材料として十分だ。
ちらつきは、目にくる。だからこそ、最短で原因に当てたい。電源→ケーブル→変換→Windows設定→VRR→電源ノイズ、この順で進めると、ムダな遠回りが減っていく。


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