デュアルのモニターアームは、結局「耐荷重」「可動域」「机との相性」で決まる。ここが合ってないと、どれだけ評判が良くても毎日ちょっとずつストレスが溜まるからだ。最初にそこだけ押さえて、あとは使い方に合わせて選ぶのが早い。
まず結論:迷ったら“机が揺れない”構成を優先
デュアルは2枚を動かす前提なので、単体より揺れが出やすい。とくにクランプ固定のまま、27インチを2枚で左右に振ると、天板が柔らかい机だと「微妙な揺れ」が残ることがある。自分は最初ここを甘く見て、タイピングのたびに画面がふわっと動いて集中が切れた。
だから、買う前に確認する順番はこれでいい。
①VESA(75/100)→ ②モニター重量→ ③机の厚みと固定方法(クランプ/グロメット)→ ④可動域。
補足すると、ガススプリング式は“合う重量レンジ”に入ってないと調整が決まりにくい。軽すぎても、重すぎても、アームが勝手に上がったり下がったりする。
デュアルモニターアームのおすすめ7選(使い方別)
ここからは「横並びでよく動かす」「上下で省スペース」「コスパ重視」みたいに、実際の使い方で刺さるものを挙げる。どれも“良い悪い”より“向き不向き”が強い。
1)定番で後悔しにくい:エルゴトロンLX(剛性と調整の安心感)
デュアルで「まずは失敗したくない」なら、エルゴトロン LX デュアル デスク マウント アーム 45-248がやっぱり強い。理由は単純で、耐荷重や可動の感触が“想像とズレにくい”。補足すると、デュアルで水平を出すのって地味に難しくて、ここが甘いと毎日画面の傾きが気になってくる。
2)重量級デュアルなら:エルゴトロンHX(大きめモニター向け)
34インチ級や、重めのモニターを2枚で考えてるなら、エルゴトロン HX デスク デュアル モニターアーム 45-476が候補に上がる。デュアルで“じわ下がり”が出ると本当に萎えるので、重量側に余裕を持たせるのがコツ。補足として、重い構成ほど机の強度チェックが効いてくる。天板が薄い机だと、締めても沈むことがある。
3)コスパで始めたい:Amazonベーシック(まず試す枠)
「デュアル運用そのものが合うか試したい」なら、Amazonベーシック デュアルモニターアーム DS-MA-E02が入り口にちょうどいい。理由は価格と情報量。補足すると、安い=悪いじゃなくて「机とモニター重量が合えば普通に戦える」タイプ。ただ、微調整の気持ちよさは上位に譲る。
4)ガス式で軽く動かしたい:COFO 無重力(動かす人向け)
頻繁に手前に引き寄せたり、奥に逃がしたりするなら、COFO 無重力モニターアームPro デュアルみたいな“ガスでスッと動く系”が快適。理由は、毎日の小さい動作が軽くなるから。補足として、ガス式は重量レンジに入ってるかを必ず見る。合わないと、調整ネジを回しても決まらない時間が増える。
5)ガス式の定番寄り:HUANUO(価格と動かしやすさの中間)
ガス式にしたいけど高すぎるのは嫌、というラインなら、HUANUO デュアルディスプレイアーム HNDS33やHUANUO デュアルディスプレイアーム HNDS6が候補になる。理由は「動かしやすいのに価格が現実的」なところ。補足として、2枚の水平合わせは最初に時間を取ると後がラク。ここを雑にすると、どれを買っても結局ストレスが残る。
6)国内メーカーで揃えたい:エレコム(入手性と安心感)
国内で揃えたくて、説明書も含めて安心したいなら、エレコム ガススプリング式 モニターアーム デュアル DPA-DS02BKや、支柱型のエレコム ガススプリング式 モニターアーム デュアル 支柱 DPA-DS07BKが選びやすい。理由は入手性と交換パーツの考えやすさ。補足すると、支柱型は「大きく動かさない運用」だと固定感が出て気持ちいい。
7)上下配置・省スペース寄り:サンワ系(机上を広く残したい)
机の奥行きが浅かったり、スピーカーや撮影機材で机上が混むなら、支柱+調整でまとめやすいサンワダイレクト モニターアーム デュアル 100-LA030や、近い系統でサンワサプライ デュアルモニターアーム CR-LA1502BKがハマることが多い。理由は構造が素直で、配置が崩れにくいから。補足として、上下にするなら上段を上げすぎないのが鉄則。首がきつくなると、結局使わなくなる。
じゃあ結局どれがいい?選び方を“体験ベース”で噛み砕く
ここは断定する。デュアルで一番の敵は「揺れ」と「水平のズレ」。
理由は、作業中ずっと視界に入るから。たった1mmの傾きでも、毎日見てると気になってくる。補足として、水平出しは最初だけ頑張ればいい。買った日に丁寧にやると、その後の満足度が伸びる。
次に、“動かす頻度”でガス式か支柱式かを決める。
頻繁に位置を変えるならガス式が楽だし、固定に近いなら支柱式で剛性を取った方が安定する。補足として「ガス式=上位互換」じゃない。重量レンジ外だとむしろストレスが増える。
取り付けで失敗しない小ワザ(地味だけど効く)
・クランプ部にゴムやプレートを噛ませて面で支えると、天板の傷と沈みが減る
・配線は“最終位置”だけじゃなく、最大可動まで引っ張られない余裕を残す
・2枚の高さを揃える日は、モニターの水平器アプリを使うと早い(感覚でやると沼る)
補足すると、モニターの電源ケーブルが短い構成は要注意。アームを動かした瞬間に抜けかけて「え?」となる。これ、地味にある。
よくある質問(検索の引っかかりどころ)
Q:27インチ2枚でもいける?
いける。ただし“サイズ”より“重量”が本体。モニター重量がアームの耐荷重レンジに入ってるか、机が耐えられるかで決まる。
Q:VESAがないモニターは?
変換金具で対応できる場合もあるけど、重量が増えるのが罠。ガス式だと特に影響が出るので慎重に。
Q:安いデュアルって結局どう?
最初の一台としてはアリ。例えばNB North Bayou デュアル モニターアーム H100-Gみたいに選択肢もある。とはいえ、揺れや微調整にこだわり始めると上位に行きたくなるのも事実。補足として、最初から完璧を狙わず「運用が定まってから買い替え」も普通に賢い。
まとめ:この3つでほぼ決まる
デュアルのおすすめは、見た目より条件で決まる。理由は、机・モニター・動かし方で“体感”が変わりすぎるから。補足として、迷ったら「机が強い」「重量レンジが合う」「揺れが少ない」を優先して選ぶと失敗しにくい。
最後に一言だけ。デュアルアームは、設置したその日より、1週間使った後に評価が固まる。そこで「気持ちいい」が残ってたら当たりだ。


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