「セールだから安い」は半分当たりで、半分ハズレ。モニターは値動きが激しく、昨日までの“通常価格”がそもそも高く盛られていることがある。だから最初にやるべきは、セール名を追いかけることじゃなくて「今の価格が、その型番にとって本当に安いのか」を確かめることだ。
自分は過去に、深夜テンションでポチって翌週もっと下がり、箱を見ながらため息をついたことがある。あれ以降、買い方を固定した。結論から言うと、①年間のセール波を知る、②価格推移で“底”っぽい日を当てる、③用途に必要なスペックだけ残して型番を絞る。この順番だと外しにくい。
まずセールの波。大きく分けると、ECモールの大型セール、メーカー直販のキャンペーン、家電量販店の決算・在庫処分の3つが混ざってくる。ECモールは台数が動くから値下げ幅が派手になりやすい一方、ポイント還元やクーポンで見え方が変わる。メーカー直販は「型落ち処分」や「まとめ買い施策」で急に刺さる日がある。量販店は実質価格(ポイント込み)が強くて、現物確認もできるのが救い。
ここで大事なのが価格推移。セール画面で「○%OFF」と出ても、過去数カ月で何度も同じ価格に落ちているなら“通常運転”の可能性が高い。逆に、最安圏に近いラインまで来ているなら、その日のうちに決めていい。迷う時間が長いほど、在庫切れか値戻りで終わることも多い。
買う前のチェックは、案外シンプル。
・接続端子:HDMIの数、DisplayPortの有無、USB-C一本で映像+給電ができるか
・スタンド:高さ調整とチルトが足りるか(足りないならVESA対応があるか)
・表示:用途に対して解像度が過剰になってないか(文字が小さすぎる問題)
・保証:ドット抜けや初期不良の扱い、返品の条件
この4つで、セール買いの事故はかなり減る。
用途別に“セールで買いやすい型番”の話もしておく。ノートPCと机1枚で仕事を回したいなら、USB-C周りが強いモデルが気持ちいい。例えば在宅でケーブル地獄になりがちな人は、ハブ機能まで含めて検索されることが多い Dell U2724DE みたいな方向が候補に上がる。理由は単純で、給電と接続が整理できるほど机が広く感じるから。補足すると、USB-C一本運用は相性もあるので、レビューで「自分のPC名+型番」で当たりをつけると安全。
ゲーム目的なら「Hzだけ見て買う」のが一番危ない。端子の世代や可変同期、応答のクセで体感が変わるからだ。WQHDで軽快に遊ぶなら ASUS TUF Gaming VG27AQ3A や、国内で情報が集まりやすい IODATA GigaCrysta EX-GD271UAX みたいな“定番枠”はセール記事でも触れられやすい。もう少し尖った選択肢としては、価格が落ちるタイミングが読めることがある Pixio PX278WAVE もチェック対象になる。映像の派手さと遊びやすさのバランスなら BenQ MOBIUZ EX2710S-JP が候補に残りやすい印象だ。
「安くてそこそこ」を狙うなら、セールで一気に値が崩れるクラスがある。例えばフルHDで十分、サイズはまずは手堅く、という人には MSI PRO MP2412 や PHILIPS 271E1D/11 みたいな検索のされ方をする型番が出てくる。とにかく安さ優先で“セールの日に勢いで”なら、名前がそのまま検索される Amazonベーシック 24インチ モニター 100Hz も話題に上がりがち。ただし補足すると、安いモデルほどスタンド調整が弱いことがあるので、姿勢が固まりやすい人は注意してほしい。
4Kや高解像度のゲーミングは、セール待ちの旨味が大きいカテゴリ。4Kで遊びたい、でも普段は作業にも使う、みたいな人は LG UltraGear 27GR93U-B や LG UltraGear 27GP95R-B のような“検索で型番指定されやすい”ところを起点に、価格推移で落ちた日を狙うと納得しやすい。フルHD高Hzで入門するなら LG UltraGear 24GS60F-B のような分かりやすい路線もある。
そして意外に侮れないのが“セールで買い替え”されるジャパンネクスト枠。条件にハマる人は一気に決まる。WQHDで高リフレッシュ、価格が刺さる日がある JAPANNEXT JN-27IPSG165WQHDR みたいな型番は、比較記事に差し込みやすい。理由は、スペックに対して値段が動く日があるから。補足として、個体差やサポート体験の評価も混ざるので、レビューは良い悪い両方を読んでからでいい。
最後にモバイルモニター。セールの時期は「出先用に一枚」みたいな買い方が増える。国内メーカーで安心寄りにいくなら I-O DATA LCD-CF161XDB-M 、コスパ優先なら INNOCN 15A1F 、ゲーム用途も混ぜたいなら ARZOPA Z1FC が候補に残りやすい。ここは補足が重要で、薄型ほどケーブル品質で挙動が変わる。付属品の相性も含めて見ておくと、到着初日に焦らない。
まとめる。モニターセールで勝つコツは、セール名を追うより「型番を決めて、価格推移で待ち伏せ」すること。理由は、同じ商品でも安い日が“点”で来るから。補足として、迷ったらチェックリスト(端子・スタンド・解像度・保証)に戻る。これだけで、セールの沼からだいぶ抜けられるはずだ。


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