中古HDMIモニターで失敗しない買い方:保証・端子・HDCPまで一気に確認する

未分類

中古モニターを「HDMI付き」で選ぶなら、結論からいく。HDMI端子の“世代”と“相性”を見ないと、安く買ったのに時間を溶かす。理由は単純で、同じHDMIでも4K/60Hzまでなのか、4K/120Hzまで狙えるのか、配信サービスが映るのかがズレるからだ。ここを押さえると「映らない」「60Hzしか出ない」「Netflixだけ真っ暗」みたいな事故がだいぶ減る。

まず用途を決める。中古は万能ではなく、用途に合わせて割り切ったほうが勝てる。仕事や学習で1080p/60Hzなら難しくない。一方、4K/60Hzを狙うならケーブルも含めた環境が大事で、僕は新しいケーブルを先に用意してから中古を見に行くことが多い。たとえばHigh Speed HDMIケーブル 2.0 18Gbpsを一本持っていると、店頭テストが楽になる。さらにPS5で4K/120Hzまで視野に入れるなら、最初からUltra High Speed HDMIケーブル 2.1 48Gbpsを使って「ケーブルのせいで出ない」を消しておくと判断がブレない。

次に、中古でいちばん多い“地味な罠”がHDCPだ。HDCPは配信サービスの保護の都合で必要になることがあって、相性が悪いと「音は出るのに映像が真っ黒」みたいな状態になる。これ、最初に遭遇すると本当に時間を吸われる。僕は一度、切替器を挟んだだけで配信だけ映らなくなって、原因が分かるまで延々と設定をいじった。だから配信用途が少しでもあるなら、検証アイテムとしてFire TV Stick 4K Maxみたいなストリーミング端末を持っておくのが強い。店頭で刺して再生できれば、それだけで安心度が跳ね上がる。

端子の状態は「刺さる」じゃ足りない。中古はHDMI端子が緩んでいる個体がある。軽くケーブル根元を触っただけで瞬断するやつ。これは写真では分からないし、買って家で初めて出ると最悪だ。だから店頭で映像を出したまま、HDMIを左右にちょんちょんと動かしてみる。画面が一瞬でも落ちるなら、その個体は避ける。もし机の上の配線が多くてケーブルが動きがちなら、補強の意味でHDMI延長ケーブルや、短い距離で取り回しを変えるHDMI中継アダプタを使って“モニター側の端子に負荷をかけない”のも効く。中古ほど、こういう小ワザが後から効いてくる。

「4K対応」「144Hz対応」みたいな言葉も、うのみにしない。入力端子ごとに上限が違うモデルがあるし、HDMIだと60Hzまでで、DisplayPortだけ高Hzということもある。だから可能ならノートPCを繋いで、その場で解像度とリフレッシュレートが選べるか確認する。ここで役に立つのが変換アダプタ類で、たとえば手持ちPCがUSB-CしかないならUSB-C HDMI 変換アダプタがあると即テストできる。デスクトップ側の都合でDisplayPortしか出せないなら、用途によってはDisplayPort HDMI 変換アダプタ アクティブを準備しておくと話が早い。

画面品質チェックは“明るさMAX”が鉄板だ。中古は暗い店内だとムラが隠れる。僕がよくやるのは、白一色→黒一色→グレー一色の順で表示して、角の明るさ差や筋っぽさを見るやり方。赤・緑・青の単色でドット抜けも探す。完璧を求めるとキリがないけど、致命傷は拾える。迷ったら「普段使う明るさより一段明るい状態」で見ておくと、家でのガッカリが減る。

周辺機器での詰まりも、先に想定しておく。たとえばテレビ・ゲーム機・PCを切り替えるならHDMI切替器 4K 60Hz HDRを使う人が多いけど、切替器はHDCP絡みのトラブルを呼びやすい。配信視聴が重要なら「切替器を挟まない導線」を一度作って、問題がないことを確認してから導入したほうが安全だ。複数人で同じ画面を映すなどで分配が必要ならHDMI分配器 1入力2出力 4Kも候補になるが、これも相性が出る。中古モニター運用は「シンプルな構成が正義」になりがちだ。

ゲーム機を軸にするなら、最初から逆算すると選びやすい。PS5で遊ぶならPlayStation 5は4K/120Hzまで話が出るので、モニター側もそこに寄せたくなる。中古で狙うなら、4K/120に近いクラスの定番としてGIGABYTE M28UやASUS TUF Gaming VG28UQL1A、もう少し大きめならDell G3223Qあたりが候補に上がりやすい。仕事も兼ねるなら発色や見やすさ重視でBenQ EW2880Uや、コスパ系の4KでLG 27UL500-Wを探す人も多い。1080pで十分なら、中古で玉数が多く扱いやすいBenQ GW2480や、ビジネス定番のDell P2422Hみたいなモデルが見つかりやすい。

最後に、買い方の結論。中古は「本体価格」より「事故った時の回収」が支配する。保証のある店なら、多少高くても結果的に安いことが多い。個人間取引で攻めるなら、型番が読める写真、背面端子の写真、映像が映っている証拠の3点は最低ラインで揃える。ここが揃わない出品は、安くても見送ったほうがメンタルが守られる。

中古HDMIモニターは“相性の買い物”だ。でも、用途を決めて、HDCPと端子の安定性と実際の出力(4K/60や120Hz)を順に潰すだけで、当たり個体を引く確率は上がる。次に中古売り場へ行くなら、ケーブル一本と配信端末ひとつ、これだけ持っていくと世界が変わる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました