スピーカー内蔵モニターの選び方|会議・動画に十分?出力Wの目安と音が出ない時の直し方(省スペース)

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スピーカー内蔵モニターが気になる人って、だいたい理由が同じ。机の上をこれ以上ゴチャつかせたくない、配線も増やしたくない、でも会議やYouTubeくらいは“普通に”鳴ってほしい。結論から言うと、会議と動画中心なら内蔵で間に合う場面が多い。逆に、映画や音楽をちゃんと楽しむ前提なら、内蔵は期待しすぎないほうが気持ちがラク。

なぜそうなるか。内蔵スピーカーは“便利枠”として設計されがちで、音が前に飛ぶ外付けスピーカーと比べると、どうしても迫力や厚みが出にくい。特に低音。ここが物足りないと「失敗したかも」と感じやすい。補足すると、音の善し悪しはW数だけでは決まらないけど、W数は最低限の目安にはなる。小さな2W+2Wだと「鳴るけど薄い」になりやすく、5W+5Wくらいあると会話や動画は安心感が出る、という肌感に近い。

まず、スピーカー内蔵モニターの仕組みをざっくり。モニターに音が来るルートは多くの場合、HDMIやDisplayPort、USB-Cなどの映像ケーブル経由。つまり、PC側から見たら「音の出力先がモニター」になる。ここが最初の落とし穴で、音が出ない原因のかなりの割合は“出力先の切り替えミス”に寄る。モニター本体の音量(OSD)もゼロだったり、ミュートだったり、会議前に地味に焦るやつ。

じゃあ、どんな人に向くのか。いちばん相性がいいのはWeb会議が多い人。机に外付けスピーカーを置くと、場所だけでなく、ちょっとした振動や配線の取り回しも気になってくる。内蔵ならその悩みが消える。会議の“声”が聞こえればOK、という割り切りができるなら、内蔵はかなり快適になる。動画も同じで、ニュースや料理動画のながら視聴なら、音質より「すぐ鳴る」が勝つ。

とはいえ、内蔵にもタイプがある。音に力を入れている代表格として話題にしやすいのが、ゲーミング寄りのBenQ MOBIUZ。たとえばBenQ MOBIUZ EX2710Qは“内蔵でもそれなりに楽しめる方向”の文脈で登場させやすい。音にこだわる人が最終的に外付けへ行くとしても、「内蔵でどこまで粘れるか」の比較に使える存在。

一方で、仕事用の実用ラインとしてはDellの内蔵スピーカー搭載モデルが分かりやすい。たとえばDell 27 モニター S2725Hみたいに“デュアルスピーカー搭載”の系統は、会議・日常使いの現実解になりやすい。理由は単純で、音がちゃんと聞こえる最低ラインを押さえつつ、画面や接続の使いやすさも仕事目線でまとまっていることが多いから。補足すると、Dellは同シリーズでもスピーカー非搭載が普通にあるので、購入前に仕様表で「Speaker」表記を必ず見る癖をつけると事故が減る。

EIZOは“音が良い”というより、“会議や業務で困らない作り”として語りやすい。コンパクト用途ならEIZO FlexScan S1504みたいにサイズ感と内蔵スピーカーの両方がポイントになるし、会議寄りならEIZO FlexScan EV3450XCのように周辺機能込みの“会議のストレスを減らす系”として話が組み立てやすい。音質で勝負というより、業務導線で勝負、そんな立ち位置。

「配線もスピーカーも、もう何も考えたくない」ならスマートモニター系が刺さる。LGならLG MyView Smart Monitor 32SQ730S-HLG Smart Monitor 32SR83U-Wのように、映像ソースがPCだけじゃなくなる。内蔵スピーカーが“必要最低限”でも、そもそもモニター単体で動画アプリを動かせるので、机の周りの機材を減らしやすい。補足すると、スマート機能を使わない人には逆にオーバースペックになりがち。そこは好み。

普段使いの価格帯で「内蔵があると助かる」枠としては、iiyamaやASUSが取り上げやすい。例えばiiyama ProLite XB2474HS-B2は“内蔵2W+2W系の代表”として、期待値調整の説明に向く。ASUSならASUS VY249HEのように、日常のPC用途で内蔵スピーカーがあると何がラクか、という話に持っていきやすい。ここで無理に「高音質」を語らないのがコツで、会議や通知音、ちょい見の動画が主戦場だと割り切る。

そして、スマートモニターの“分かりやすい象徴”としてSamsung Smart Monitor M8 32インチも名前が出しやすい。スマート機能があると、PCの電源を入れる前にニュースを流したり、BGM代わりに動画を流したり、生活の中に溶ける。音に関しては「期待しすぎない」が前提だけど、それでも“鳴る環境が最初からある”のは地味に効く。

ここまで読んで、「じゃあ選ぶとき何を見る?」が本題。チェックは7つだけでいい。

1つ目、スピーカー搭載の有無。同シリーズでも搭載・非搭載が混ざる。型番末尾や仕様表で確認するのがいちばん早い。
2つ目、出力(W数)。目安として2W+2Wは“最低限”、5W+5Wあたりから会議・動画の安心感が出やすい。
3つ目、音の向き。背面や下向きだと、壁や机でこもることがある。置き方で変わるから、設置環境を想像しておく。
4つ目、音声出力端子(3.5mmなど)。後から外付けに逃げる余地があると、買い物が気楽になる。
5つ目、接続端子。ゲーム機ならHDMI、PCならDPやUSB-Cなど、自分の使い方が前提。
6つ目、音量調整のしやすさ。OSDが深いと、地味にストレス。
7つ目、用途の線引き。会議と動画ならOK、映画・音楽は別、ここを先に決める。

最後に「音が出ない」問題。これだけは記事に入れておくと読者が助かる。よくある原因はシンプルで、順番に潰せばだいたい直る。

・モニター本体がミュート/音量ゼロになっていないか(OSDで確認)
・ケーブルが音を運べる接続になっているか(HDMI/DP/USB-C、変換アダプタ経由だと崩れることがある)
・Windows/Macの“出力デバイス”がモニターになっているか(ここが最頻出)
・アプリ側(会議アプリやブラウザ)の音量が絞られていないか

会議直前に無音で焦るのはだいたいこのどれか。原因が分かると、逆に笑えるくらい単純だったりする。

まとめ。スピーカー内蔵モニターは、音質で勝負する道具というより、机と気持ちを軽くする道具。会議・動画をサッと鳴らしたいなら大当たりになりやすいし、音にこだわるなら外付けを前提にしたほうが幸せになれる。あとは、搭載の有無とW数と端子、ここだけ外さなければ、変な後悔はしにくい。デスクがすっきりすると、作業の集中も意外と戻ってくる。これ、地味だけど効く。

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