Lenovoのモニターを探している人って、だいたい二択で迷う。仕事用に落ち着いた画面がほしいのか、ゲームで気持ちよく動く画面がほしいのか。Lenovoはそこをシリーズで分けていて、仕事寄りがThinkVision、ゲーム寄りがLegion。ここを外さないだけで、買ってからの「なんか違った」がかなり減る。
僕が最初にLenovoを候補に入れたのは、ノートPC環境を一気に整えたかったから。毎回HDMIと電源とUSBハブを挿し直すのが地味にストレスで、「USB-C一本で映像も給電も周辺機器もいけたら最高じゃん」と思ったのがきっかけだった。そこから調べて分かったのは、Lenovoは“机の配線を片付けたい人”にも“FPSで勝ちたい人”にも、それぞれ刺さるモデルがあるってこと。
まず、仕事・在宅ワークが中心なら、ThinkVisionの方が話が早い。例えばThinkVision P27h-30みたいなタイプは、モニターが“机の司令塔”になる発想。USB-Cで繋いで、ついでに給電、さらにUSB機器もまとめる。あれこれ挿していたケーブルが1本に寄ると、朝の準備のテンポが変わる。会議の5分前に「あ、ハブどこだっけ」みたいな時間が消えるのは、派手じゃないけど効く。
一方で「もう少し価格を抑えつつ、でもUSB-Cドックっぽく使いたい」という人にはThinkVision T24m-20みたいな候補も出てくる。こういうモデルを選ぶときに大事なのは、USB-C“対応”という言葉だけで決めないこと。給電のワット数、USBハブの有無、接続端子の数。この3つで快適さがまるで違う。ノートPC側が65W欲しいのにモニターが30Wしか出ないと、結局充電器も挿すことになる。一本化の夢が半分終わる。
逆にゲーム目的なら、ThinkVisionを無理に選ばず、Legionに寄せた方が満足度は上がりやすい。例えばLegion R27q-30みたいに、解像度やリフレッシュレートを「遊ぶ前提」で組んでいるモデルは、動きの気持ちよさがちゃんと出る。FPSをやると、60Hzと高リフレッシュの差は想像以上に体感できる。最初は「そんなに変わる?」と思っても、慣れたあとに戻るとカクつきが気になってしまう。これ、あるある。
さらに「とにかく滑らかさに振りたい」ならLegion R25f-30みたいな高リフレッシュ系も選択肢になる。ここは好みが出るポイントで、画質を取りにいくなら27インチQHD寄り、勝ちにいくなら24〜25インチ高Hz寄り、みたいに分かれる。どっちが正解というより、プレイスタイルの話。
じゃあ「まず一台、無難にLenovoを買ってみたい」人はどうするか。結論、机と用途で決める。例えば23.8インチのFHDって、作業も動画も困りにくい“ちょうどいい”枠で、ここにThinkVision S24i-30みたいな選び方がある。机が狭い人ほど、でかい画面を置いたときの圧迫感を甘く見ない方がいい。最初の3日はテンションが上がるけど、首が疲れるとだんだん嫌になる。奥行きの浅い机で27インチを近距離で使うと、視線移動が増えて地味にしんどいんだよね。
サイズの話をもう一段だけ。モニターは「大きいほど正義」じゃない。距離に合わない大画面は、視界の端が常に動いて落ち着かない。だから、机の奥行きがそこまでないなら、24〜27インチの範囲で選ぶのが安定。逆に奥行きが取れて、資料を並べたいなら27インチQHDはかなり快適になる。
そして、見落としがちだけど毎日効くのがスタンド。高さ調整や縦回転ができると、疲れ方が変わる。ほんの数センチ上げるだけで、首の角度がラクになる。これ、長時間になるほど差が出る。もし調整機構が弱いモデルを選ぶなら、モニターアームを前提にするのもありだし、最初から調整がしっかりしたモデルに寄せるのもあり。
「目が疲れやすい」人は、ここで妥協しない方がいい。ブルーライト軽減やフリッカー対策は、カタログだと似た言葉が並ぶけど、実際は設定のしやすさや、明るさを下げたときの見え方で印象が変わる。僕は最初、明るさを出しすぎて夕方に目が重くなった。そこから輝度を落として、色温度を少し暖かめにして、文字サイズを整えたら落ち着いた。買った瞬間より、買ってからの一週間で“自分の目に合わせる”のが大事だった。
持ち運びやサブ用途なら、モバイルモニターという手もある。例えばThinkVision M14やThinkVision M15みたいに、外出先で画面がもう一枚あるだけで作業効率が跳ねるタイプ。カフェで資料を開きながらメモを取るとか、ノートPCだけだと窮屈な作業が一気にラクになる。ここは生活が変わる系の快適さ。
最後に、買う前のチェック項目を短くまとめる。まず用途を決める。仕事中心ならThinkVision、ゲーム中心ならLegion。次に机の奥行きからサイズを決める。迷ったら24〜27インチ。USB-C一本化を狙うなら、給電W数とUSBハブの有無を必ず見る。滑らかさが欲しいならリフレッシュレートを優先。目が疲れやすいなら輝度と設定のしやすさを重視。ここまで押さえれば、Lenovoのモニター選びはだいぶ簡単になる。
「で、結局どれ?」と聞かれたら、僕の感覚ではこう。配線をまとめて快適に働きたいならThinkVision P27h-30を軸に考える。まず一台の安定枠ならThinkVision S24i-30みたいなサイズ感から入る。ゲームで満足度を取りにいくならLegion R27q-30か、より勝ちに寄せるならLegion R25f-30。迷ったら“机と用途”に戻る。それだけで、選び方はかなりブレなくなる。


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