モニターの音って、期待よりしょぼい。そもそもスピーカーなしの機種も多いし、付いていても「とりあえず鳴る」程度だったりする。結論はシンプルで、端子を確認して、最短ルートで繋いで、出力先の設定を合わせればいい。ここが噛み合うと一気に快適になる。
まずは端子を見る。ここで迷子が減る
外付けスピーカーを足すとき、最初に見るのはモニター背面の端子。だいたいはイヤホン端子(3.5mm)があるかどうかで分かれ道になる。次に「音を出したいのはPCだけ?ゲーム機も?」を決める。ここを曖昧にすると、配線が増えて失敗しやすい。
自分は以前、モニターに3.5mmがあるのを見て安心して買ったのに、実際は音が小さめで、深夜に小音量で聞くとサーッというノイズが気になった。鳴るだけで満足しない人ほど、最初にルートを決めたほうがラク。
接続パターン1:モニターの3.5mmから出す(いちばん手軽)
モニターに3.5mmがあるなら、まずはこれが最短。スピーカー側が3.5mm入力ならそのままいけるし、RCA入力なら変換ケーブルでつながる。たとえば机上の定番なら、まずは扱いやすいCreative Pebble Proみたいな小型で試すと、配線も場所も破綻しにくい。
ただ、このルートは「モニターのヘッドホン出力品質」に引っ張られる。音量が取りにくい、ノイズが乗る、低音が薄い。そうなったら無理に粘らず次のルートへ切り替えるのが正解だった。
接続パターン2:PCのUSBで鳴らす(作業メインなら安定)
PC中心ならUSB接続が強い。モニターを経由しないぶん、出力が安定しやすいし、音量操作もOSで素直に動く。USBスピーカーでもいいし、「音の土台を上げたい」ならUSB DACを挟む手もある。
自分がノイズで悩んだときは、スピーカーを買い替える前にUSB DACへ逃げた。結果、空調の音が目立つ静かな夜でも耳につきにくくなって、ストレスがかなり減った。候補としては、ゲーム寄りで使いやすいCreative Sound BlasterX G6みたいな定番が分かりやすい。
接続パターン3:ゲーム機やPCをスピーカーへ直結(モニターを信用しない)
「モニターの音声周りが弱い」「設定を触っても安定しない」なら、音はモニターから出さないほうが早い。ゲーム機→スピーカー、PC→スピーカーにして、モニターは映像だけ担当にする感じ。
このとき活躍するのが入力端子が多いスピーカー。机置きで満足度を狙うなら、入力も備えたアクティブ系のEdifier R1280DBみたいなタイプが話が早い。音量も余裕があるので「小さい音が聞こえない」問題が起きにくい。
HDMIでサウンドバーを鳴らしたい人へ。ここだけ罠が多い
「サウンドバーをHDMIでモニターに繋げば鳴るでしょ」と思いがちだけど、ARC/eARCが絡むと前提条件が出てくる。モニター側にARC対応表記がないと、HDMI一本で音が戻らないケースが普通にある。
じゃあサウンドバーは無理かというとそうでもなくて、光デジタルが使えるならTOSLINK 光デジタルケーブルで迂回できることがある。置き場優先なら、小さめで机前に置きやすいヤマハ SR-C20A サウンドバーのようなコンパクト路線が現実的だったりする。
Bluetoothで飛ばすのは“条件付きでアリ”
配線を減らしたいならBluetooth送信機でワイヤレス化できる。動画や作業BGMなら問題になりにくい一方、ゲームは遅延が気になる。自分は足音ゲーで「あれ、ワンテンポ遅い?」が気持ち悪くなって、有線に戻した。
それでもやりたいなら、遅延を抑えた送信機を選ぶとマシになりやすい。たとえばAvantree Oasis Bluetooth トランスミッター aptX LLみたいな方向性。ただ、最終的に「ゲームも快適に」は有線が強いままだった。
音が出ないときの現場手順(焦らず潰す)
無音トラブルは、壊れているより設定のすれ違いが多い。順番を決めると復旧が早い。
まず「どこから音を出すルートなのか」を固定する。モニター3.5mmで出すなら、モニター側の音量が0になっていないか、ミュートになっていないかを見る。次にPCなら出力デバイスの選択を確認する。HDMI接続だと、音の出力先が別デバイス(HDMI/ディスプレイ名)になっていることがある。
それでもダメなら、配線を疑う。3.5mmはケーブル不良も地味に多いので、まず一本替えるのが手堅い。3.5mm ステレオミニプラグ オーディオケーブルを挟むだけで直ることも普通にある。RCA入力のスピーカーならRCA to 3.5mm 変換ケーブルが必要になるので、ここも見落としやすいポイント。
迷ったらこの結論:ゲームは有線、作業はUSBが勝ち
最短で満足するなら、ゲーム用途は有線を軸にする。作業中心ならUSBで安定させる。モニターの3.5mmは手軽だけど、音質やノイズの当たり外れがあるので「まず試す入口」と割り切ると気が楽だった。
机が狭いなら小型のCreative Pebble SP-PBLあたりで始めて、物足りなければ入力が豊富な方向へ、という順番が失敗しにくい。音が出るだけの環境から、ちゃんと聞ける環境へ。外付けスピーカーはそこを一段上げてくれる。


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