GALLERIAの電源ユニット交換で検索する人が抱えるのは、「突然落ちる」「電源が入らない」「高負荷で再起動する」「異音や焦げ臭さがする」といった切実な症状だろう。電源(PSU)は消耗品なので、使用年数や稼働時間が重なるほど不調は増えやすい。とはいえ、勢いで交換すると配線ミスや相性問題で二重にハマる。ここでは“自分で安全にやり切る”ことを前提に、必要な準備から交換手順、交換後の確認までを一気にまとめる。
まず、交換前に一段だけ冷静になりたい。壁コンセントや電源タップ、電源ケーブルの緩み、タップの寿命でも似た症状が出るからだ。雷サージや瞬断が心配なら、いったん電源周りを整えるのも有効で、例えば雷ガード付き電源タップ 10個口のような保護機能付きに替えるだけで落ち着くケースもある。逆に、焦げた匂い・溶け・変色が見えたら、その時点で通電は止めて原因究明を優先してほしい。
自分で交換する前に決めるべき「電源の選び方」
GALLERIAの電源ユニット交換で失敗が多いのは、W数の見誤りよりも“規格と配線”だと感じている。最近のGPUを使うなら、ATX3.0/3.1対応を選んでおくと電源側の余裕が出やすい。定番の850W枠ならCorsair RM850e 2025は候補に入りやすいし、品質重視で選ぶならSeasonic Focus GX-850 ATX3も視野に入る。価格を抑えつつ750Wを狙うなら玄人志向 KRPW-GA750W/90+が現実的だ。
ケースが小さめでSFX電源が必要な構成もある。GALLERIAでもモデルによっては小型ケースを採用するので、現物の電源サイズ(ATXかSFXか)を必ず確認しよう。SFX枠でATX3.1を意識するならCooler Master V SFX Gold 750 ATX3.1のような選択が刺さることもある。ほかにも、同じ850W帯で検討するならSilverStone SST-DA850-Gや、ATX3.0世代でSFP DAGGER PRO ATX3.0 850Wといった候補を並べると比較がしやすい。
そして最重要注意点を強めに書く。フルモジュラー電源は配線が楽な反面、「電源に付属していたケーブル以外を挿す」行為が最悪の事故を呼ぶ。見た目が同じでも内部配列はメーカーや型番で異なることがあるため、ケーブル流用は基本NGだと覚えておきたい。
交換前にそろえる工具と“安全の段取り”
作業自体は難しくないが、段取りが甘いと一気に詰む。プラスドライバー、ライト、スマホ(撮影用)、結束バンドがあると進行が滑らかになる。配線整理にはケーブルタイ(結束バンド)が地味に効く。静電気が不安なら静電防止リストバンドを使うと安心感が増すし、通電前の簡易チェック用途でATX電源テスター 24ピン対応があると切り分けが早い。ここまで揃えれば、作業が“怖い”から“淡々と進める”に変わるはずだ。
GALLERIAの電源ユニット交換手順(写真を撮りながら進める)
- Windowsをシャットダウンし、電源スイッチをOFFにしてから電源ケーブルを抜く。
- サイドパネルを開け、現状の配線をスマホで多角的に撮影する。ここが後半の保険になる。
- 24ピン(マザーボード)、CPU補助(4+4/8ピン)、GPU補助(PCIeまたは16ピン)、SATA/ペリフェラルの順に抜いていく。固いときは“揺らして抜く”より“爪を確認してまっすぐ”が正解だ。
- ケース背面の固定ネジを外し、電源ユニットを引き出す。ファンの向き(吸気/排気)もこのタイミングで把握しておきたい。
- 新しい電源を装着し、付属ケーブルだけで配線を組み直す。ここで他機種のケーブルを混ぜないことが大前提になる。
- 余ったケーブルはケーブルタイ(結束バンド)で束ね、ファンの風道を塞がない位置に逃がす。見栄えより冷却優先でまとめると安定しやすい。
- 起動してBIOS→OSの順に確認し、軽い作業から段階的に負荷を上げていく。いきなりゲームを起動して落ちると原因の見当がつきにくいから、焦らず行こう。
16ピン(12VHPWR/12V-2×6)を使う人の注意点
最新GPUで16ピンを使うなら、挿し込み不足と急な曲げがトラブルを誘発しやすい。取り回しが苦しいケースでは12VHPWR/16ピン延長ケーブルを使って無理なテンションを避ける考え方もある。ただし、延長を入れるなら接点が増えるので、抜け止めや挿し込み確認はいつも以上に丁寧にやりたい。
交換後に起きがちな不具合と対処のコツ
電源が入らないときは、まず24ピンとCPU補助の刺さりを疑うのが近道だ。次にフロントパネル側の電源スイッチ配線、電源本体のスイッチ位置も点検すると解決が早い。高負荷でだけ落ちるなら、GPU補助電源の刺し直しや、W数不足・劣化ケーブルを疑っていく流れになる。原因が混ざることもあるので、焦るより“ひとつずつ潰す”ほうが結局速い。
GALLERIAの電源ユニット交換は、手順そのものより「選び方」と「配線のルール」で結果が決まる。迷ったら、まずは規格(ATX3.0/3.1)とW数を抑え、次に信頼できる候補から選ぶのが堅実だ。たとえば、バランス重視ならCorsair RM850e 2025、品質志向ならSeasonic Focus GX-850 ATX3、価格を重視するなら玄人志向 KRPW-GA750W/90+が話を早める。安全を最優先に、写真を撮り、ケーブルは混ぜず、丁寧に組み上げていこう。


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