GALLERIAを使っていて「動作が重い」「ユーティリティが起動しない」「キー操作が効かない」と感じたら、ソフトウェアの整理と再インストールで一気に快適になる。ここでは、Windowsの入れ直しからGALLERIAの専用機能復旧まで、つまずきやすい点を潰しながら進める流れをまとめた。
まず準備として、データ退避の置き場所を用意したい。容量に余裕があるなら、持ち運びにも向く外付けSSD 2TBが安心で、必要最低限なら外付けSSD 1TBでも回る。写真や制作データが散らかりがちな人ほど、退避先を先に決めておくと作業が荒れにくい。
次に、インストールメディアを作成する。USBで進めるなら、安定重視でUSBメモリ 128GBを選ぶと容量不足で慌てずに済むし、軽めにいくならUSBメモリ 64GBでも構成次第でいける。USB-Cしか刺さらない環境があるなら、最初からUSBメモリ Type-Cを用意しておくと手戻りが減るだろう。
Windowsを入れ直すときは、ネット接続の安定が結果を左右する。Wi-Fiが不安定な部屋なら、素直にLANケーブル Cat6Aで有線にして、更新とドライバ取得を一気に終わらせたい。万一の停電や瞬断が気になるなら、環境側の守りとしてUPS(無停電電源装置)を噛ませると精神的にも楽になるし、普段使いでもサージ対応 電源タップは地味に効く。
OSのエディションは用途で選ぶのが正解だ。個人用途中心ならWindows 11 Home パッケージ版で十分な場面が多い一方、リモートや管理系の機能が必要ならWindows 11 Pro パッケージ版を選ぶと後悔しにくい。ここでケチって結局入れ替えるのが一番もったいない。
Windowsが入ったら、真っ先に更新と基本ドライバを整えてから、GALLERIA系ユーティリティへ進む。キーボードの特殊キーや画面表示が不安定なときは、いわゆるOSD周りの復旧が効きやすく、Fn hotkey and OSDのようなキーワードで探す人が多いのも納得だ。見た目は些細でも、音量や輝度の操作が戻ると日常のストレスが一段落する。
そのうえで、ファン制御や電力設定など、GALLERIAらしさを取り戻す要になるのがユーティリティ群だ。まずは GALLERIA Control Centerを軸に、パフォーマンスモードの切り替えや挙動の安定を狙うのが手堅い。ゲーム用途に寄せたいなら、GALLERIA Gaming Centerの導入で、プロファイル管理や切り替えがぐっとやりやすくなるはずだ。
周辺機器の接続で詰まる人も意外と多い。ポートが足りないなら、給電が安定するUSBハブ(セルフパワー)を挟むと、外付けストレージが不意に切れる事故を減らせる。充電兼データ転送の品質を上げたいなら、無難にUSB-C ケーブルも見直しておくと、原因不明の不調が消えることがある。
もし手元にUSBが用意できない、あるいは古い資材しかないなら、光学メディアに逃げる選択肢も残しておきたい。緊急時に役立つのが外付けDVDドライブで、復旧ルートがひとつ増えるだけでも心の余裕が変わる。
仕上げはセキュリティとメンテナンスだ。必要に応じてウイルス対策ソフトを入れ、常駐を増やしすぎないバランスで整えると体感が軽くなる。ハード側は、埃が溜まると冷却が落ちて性能が伸びないので、定期的にPCクリーナー エアダスターで軽く吹いておくと長持ちしやすい。
再インストールは「面倒な儀式」に見えて、実は環境を最短で整え直す近道でもある。データ退避→OS導入→更新→GALLERIAユーティリティ復旧→周辺機器最適化、という順で攻めれば、迷いが減って成功率が上がる。気づいたら快適さが戻っていて、「あの重さは何だったのか」と拍子抜けするかもしれない。


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