初心者でも失敗しないモニターアームの選び方と設置術|VESA・耐荷重・机対策・ガス式比較入門

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モニターアームって、買う前は「机がスッキリする便利グッズ」くらいに見える。ところが実際は、合わないものを引くとストレス源にもなる。画面がじわっと下がる、逆に上がってくる、机がしなる、揺れて文字が読みにくい。こういう“地味な不満”を避けるコツは意外とシンプルで、最初に見るべきはVESA、耐荷重、机の条件の3つだけ。ここを押さえると、選ぶ時間も設置の手間も一気に減る。

まずは結論。迷ったら「VESAが75/100で、モニター重量が耐荷重レンジの真ん中寄り、机の厚みと固定方式が合う」。この条件を満たすだけで失敗率がぐっと下がる。あとは“どれくらい動かすか”でガススプリング式かメカ式かを決めればいい。

そもそもモニターアームで何が変わる?

机の上が広くなるのは分かりやすいメリット。さらに大きいのは、画面の位置が固定されて姿勢が崩れにくくなる点だ。高さが微妙に低いだけで、首が前に出て肩が固まりやすい。逆に、画面上端を目線あたりに合わせて、視線は少し下向きになるように置けると、夕方の重さが違ってくる人が多い。

ただし、快適さは“揺れないこと”が前提。アームがぐらつくと、位置は自由でも集中は削られる。なので次からは、買う前チェックを順番にいく。

買う前チェック①:VESA(ここで詰むのが一番もったいない)

VESAはモニター背面のネジ穴規格で、よくあるのは75×75と100×100。まず背面を見て、ネジ穴があるか、規格が合うかを確認する。ここが合わないと、どんな人気アームでも付けられない。モニター側の付属ネジの種類(M4が多い)も合わせて見ておくと、設置当日に焦らないで済む。

「買ってから背面を見たら穴がなかった」という話は珍しくない。購入前に製品ページの背面写真や仕様表を一度だけ確認しておくと、損な寄り道が減る。

買う前チェック②:耐荷重は“ギリギリ”が一番危ない

耐荷重は「何kgまでOK」だけ見て終わりにしがちだけど、実際は“レンジ”が重要。ガススプリング式は特に、軽すぎると上がりやすく、重すぎると下がりやすい。だから「最大9kg」みたいな上限だけで選ぶより、モニター重量が耐荷重レンジの中ほどに入るものが扱いやすい。

ウルトラワイドや湾曲モニターは、重量だけでなく重心が前に寄りやすい。アームを伸ばすほど負荷が増えるので、余裕を持ったモデルを選ぶと結果的にラク。定番の安心枠としてよく挙がるのが、安定感に定評があるErgotron(エルゴトロン)LX デスクマウント モニターアームあたり。予算は上がるけれど、揺れや下がりの不満を潰したい人には刺さりやすい。

買う前チェック③:机の条件(厚み・縁・穴)で取り付けが決まる

取り付けは大きくクランプ(天板を挟む)と、グロメット(穴固定)の2つ。クランプが楽だけど、机の厚みや縁の形状で“噛まない”ことがある。天板が薄い机や中空っぽい机は、しっかり締めてもたわんで揺れが出やすい。タイピングの振動で画面がプルプルするタイプの不満は、ここが原因になりがちだ。

補強プレートを噛ませる、クランプ位置を脚の近くに寄せる、アームを必要以上に伸ばさない。この3つだけでも体感は変わる。机に穴があるならグロメット固定のほうがカッチリしやすいので、使えるなら検討していい。

ガススプリング式とメカ式、どっちが向く?

毎日ちょこちょこ動かすならガススプリング式が楽。画面を手前に寄せて作業し、会議が終わったら奥へ戻す、みたいな動きが軽い力でできる。最近よく話題になるモデルとしては、可動性を売りにしたCOFO 無重力モニターアーム Proが候補に入りやすい。

一方で「一度決めたらあまり動かさない」なら、シンプルな構造のモデルも相性がいい。コスパで選ばれやすいところだと、定番として名前が出やすいNORTH BAYOU(NB)F80 モニターアームや、価格帯が分かりやすいAmazonベーシック モニターアーム(デスクマウント)が比較に上がることが多い。

「とにかくガス式で、入門で失敗したくない」という人は、候補としてHUANUO(ファーノー)モニターアーム ガススプリング式(シングル)のような定番系を当てにいくと、選びやすい。

用途別:こう選ぶと“買い直し”が減る

仕事メイン(資料・文章・表計算)なら、まず高さが出せることと、揺れにくさ。文字を読む時間が長いほど、微振動は集中力を削る。ゲームや動画が中心なら、正面固定が多いのか、寄せたり回したりするのかで最適解が変わる。頻繁に動かすならガス式のメリットが出るし、固定派なら剛性重視でいい。

デュアル運用を考えているなら、最初からデュアル対応アームを検討するのも手。国内メーカーで探すなら、ラインナップが豊富なエレコム モニターアームや、オフィス向け製品が見つけやすいサンワサプライ モニターアームも比較に入れやすい。もう少し幅広く探すなら、海外系のVIVO モニターアームInvision モニターアームも候補が増える。

設置で差が出る:首肩がラクになる“置き方”のコツ

組み立て自体は難しくない。でも快適さは最後の調整で決まる。目安として、画面の上端を目線と同じか少し下に持ってくる。次に、画面中心が目線より少し下に来るように角度をつける。これだけで、のぞき込む姿勢になりにくい。

ガススプリング式を使うなら、最初にテンション調整を丁寧にやる。ここを雑にすると「下がる」「上がる」を毎日直す羽目になりがちだ。あと地味に効くのがケーブルの余長。ケーブルが突っ張ると、せっかく決めた位置が少しずつズレるので、動かす範囲を想定してゆるみを作っておくと落ち着く。

よくある失敗と回避(買う前に知っておくと強い)

・モニターが下がる:耐荷重レンジが合ってないか、テンション不足
・モニターが上がる:軽すぎてバネが勝っていることがある
・揺れる:天板が弱い、アームを伸ばしすぎ、クランプ位置が悪い
・机が傷つく:保護シートや補強板でかなり防げる

「安いのを買って、結局買い直した」という流れが一番コストが高い。最初から“机とモニターに合うか”に絞って選んだほうが、結果的に満足度が上がりやすい。

まとめ:モニターアーム選びは3点で決まる

モニターアームは種類が多いけれど、迷うポイントは限られている。VESAが合うか、モニター重量が耐荷重レンジに収まるか、机の厚みと固定方式が噛み合うか。この3つを先に潰しておけば、あとは「よく動かすからガス式」「固定派だから剛性重視」みたいに、気持ちよく決められる。迷ったときの比較軸として、安定感で選ぶならErgotron(エルゴトロン)LX デスクマウント モニターアーム、可動性重視ならCOFO 無重力モニターアーム Pro、コスパ入門ならHUANUO(ファーノー)モニターアーム ガススプリング式(シングル)あたりから当てにいくと、記事としても読み手がイメージしやすい。

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